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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2020年2月5日(水) 15時08分 防災マッカセナサイ!

    ノロウイルス対策のおしらせ

    ノロウイルスとは、感染性胃腸炎や食中毒を起こすウイルスで、1年を通して発生していますが、特に冬場に流行します。

    人の手や食品などを介して口から感染し、24~48時間の潜伏期間の間に、人の腸で増殖して、おう吐・下痢・腹痛などの症状を引き起こします。

    健康な方であれば、1~2日これらの症状が続いた後、快方に向かいますが、子どもや高齢者、体力の落ちている人の場合、重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせて死亡することもあります。

    ノロウイルスについてはワクチンが無いため、治療は水分補給や点滴などの対症療法に限られます。

    また、下痢止めを服用するのは、病気の回復を遅らせる場合もあるので、早めに医師に相談しましょう。

    ノロウイルスへの感染を予防するために、普段から次の事に注意しましょう。

    • 食事の前やトイレの後は、必ず手を洗いましょう。
    • 下痢やおう吐などの症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
    • 症状を発症した患者に接する場合は、患者の便や吐いたものを適切に処理して、感染を広げないようにしましょう。
    • 加熱が必要な食材は、しっかり中まで加熱して食べましょう。
    • 調理器具などは、使用後にしっかりと洗浄・殺菌しましょう。

    日頃の生活のちょっとした注意で、ノロウイルスを予防し、感染の拡大を抑えることが出来ます。

    自分自身や周りの人たちを守るために、普段から予防対策を心がけましょう。