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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2020年9月7日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(9月4日)

    9月4日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「百年忌祖師の墓前に菊香る」
    「暑にかまえ潔きかな菊の花」
    「いぶかつて聴く炎天の虫の音を」
    「骨壷を抱き納骨す虫も鳴く」

    妙音新聞からは
    「空蝉や恐る恐るの孫の指」(奈良市 廣瀬洋子さん)
    「お互いの亡夫を語りて菊を分け」(宇治市 古川正子さん)
    「一つずつ菊の名をみてふためぐり」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「心願を託し供へる白い菊」(福岡市 永野久美子さん)
    「精霊とんぼあっと言う間に隠れけり」(練馬区 北星関子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「あやからなとて菊の賀へ濡れて来し」
    「夕蝉の中の一つがいつまでも」
    「銓叩きたたき納めて雨となる」
    「蟲をりをり離室は女客らしき」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「書い手無く野菊の揺れる分譲地」
    「虫の音もコロコロコロナと聞こえけり」

    あっきんの句は、
    「菊の香を酒に浮かべて浸る夜」
    「虫の声共に響くよティショット」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「虫だけは よく寄ってくる赤阪さん」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「まいどでね必ず鳴くよ腹の虫」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「行列が絶えることなし菊花展」(垂水区 垂水の玄さん)
    「鉢植えの出品目指す菊花展」(垂水区 ますきさん)
    「久しぶり母とお散歩 菊日和」(泉南郡 フーちゃんさん)
    「菊供え母の遺した宝もの」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「石仏に寄り添うがごと咲く野菊」(草津市 グリーゼ581さん)
    「フェンス越しうすピンク菊誰のもの」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「一輪を探し求めて空にきく」(茨木市 蒼龍さん)
    「墓参り誰が参った菊の花」(垂水区 ちょい丸親父さん)
    「菊人形 人形までもマスク付け」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「盃に菊を浮かべて飲むお酒」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「白菊を備え肩の荷卸来る」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「散歩道ふんわり香る野辺の菊」(池田市 うさこさん)
    「感嘆の色と香りの菊花展」(川西市 心はいつも青春さん)
    「納棺の菊に埋もれし夫思い」(姫路市 みよこさん)
    「菊一輪受付嬢の笑み映やす」(三田市 インコ・ママさん)
    「しとやかな菊人形の匂い立つ」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「亡き父にお酒と菊を供えけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「蝉の夏いつまで続く菊も訊く」(豊中市 無理は禁物さん)

    「夕闇に紛れて競う虫の声」(垂水区 垂水の玄さん)
    「裏通り夜通し鳴くや虫の声」(垂水区 ますきさん)
    「せせらぎはバックコーラス虫時雨」(三田市 キロマルさん)
    「虫の音に耳を澄ませて夕涼み」(堺市 レモンスカッシュさん)
    「みどり色葉っぱと思いカメムシだ」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「黄昏に いにしえ偲ぶ虫の声」(守口市 守口のタヌキさん)
    「虫達の大合唱がきけぬ夜」(茨木市 蒼龍さん)
    「虫の音に秋が来たなと帰宅中」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「虫たちの声を聴くのもユーチューブ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「コオロギがゴーヤの蔓で歌い出す」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「湯船にて癒されている虫の声」(池田市 うさこさん)
    「風そよぎねむりに誘う虫の声」(神戸市北区 マーブルさん)
    「百年後一緒に奏でよう虫たちよ」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「星探す夜の虫の音ひとつ聞こゆ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「猛暑日も麦茶が癒す虫の声」(川西市 心はいつも青春さん)
    「秋の虫モーツワァルトかハイドンか」(淡路市 お散歩おじさん)
    「真夜中にささやくように虫の声」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「草むらで虫鳴き競う秋の夜半」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「仏間にて虫のあげたるお経かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「鳴く虫の声に癒され見目に泣く」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)

    「熟れゴーヤ赤き歯をむき笑ってる」(豊岡市 へのへのもへじじいさん)
    「赤とんぼ絵筆持つ手にとまりけり」(泉南郡 くまちゃんさん)
    「秋暑しいまだ厳めし雲のあり」(三田市 キロマルさん)
    「すすきの穂夜風にゆれて手招きす」(草津市 グリーゼ581さん)
    「突堤を砕く潮の波頭」(守口市 守口のタヌキさん)
    「おいしそうもみじのラベルでビール買う」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「なめくじも出会う事無く懐かしい」(大阪市淀川区 くまもんさん)
    「手が出ない高値となりし秋刀魚かな」(池田市 うさこさん)
    「刈り終えて田で居眠りする案山子かな」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「打水に店の暖簾もそっと揺れ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「秋空を画布のごとくに飛行雲」(三田市 インコ・ママさん)
    「焼肉も鰻も要らぬ茶漬けくれ」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「長月や遺作のTシャツとどきけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「大菊の千輪仕立てに磨き上ぐ」(三田市 キロマルさん)
    「落日の広野に鹿と野路の菊」(守口市 守口のタヌキさん)
    「初菊の綻びを待ち墓参る」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「名人が手塩に掛けた菊並ぶ」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「お墓行こ小菊咲いたらお供えに」(神戸市北区 マーブルさん)
    「すき きらい菊の花びらちぎる夜」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「鈴虫の声みちづれに帰り道」(草津市 グリーゼ581さん)
    「子守唄今宵は虫のコンチェルト」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「乗り過ごし星のシャワーと虫時雨」(三田市 インコ・ママさん)
    「虫の音を目を閉じ聞くや仕舞風呂」(姫路市 みよこさん)
    「案山子までマスクを付けて見張りする」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「低くとぶ赤蜻蛉追う杜の朝」(姫路市 みよこさん)

    今週は、選ばれた方全員を特選句とさせて頂きました。

    次回のお題は」「彼岸」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。