これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。
熱中症とは「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害」
のことを言います。
その結果、
・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。
・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。
・時には意識障害など重症になる
といった症状が現れます。
今年はさらに新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用など制約も多いので、さらに注意が必要です。
そこで、コロナ禍での新たな生活様式を踏まえた熱中症の予防方法をご紹介します。
屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!
2021年5月から9月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は、住居で発生しています。屋内にいるからと、油断してはいけません。
扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!
特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。
周りの人も気を配ってあげましょう。
日頃から健康管理をしましょう!
感染症予防も兼ねて、日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。
また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。
マスクの着用は適切に!
マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。
屋内では、距離が確保出来て会話をしない場合、屋外では距離が確保出来る、または会話をしない場合は、適宜マスクを外しましょう。
もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。
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