2月16日のゲストは、一般財団法人 お寺と教会の親なきあと相談室 代表理事の小野木康雄さんをお迎えして、最近注目を浴びている「8050問題」についてお話を伺いました。
「8050問題」とは、80代の親が50代の子どもの生活を支えるために経済的にも精神的にも強い負担を請け負うという社会問題のことです。
具体的には、子どもが引きこもり状態になっている、または障がいがあって親のサポート無しでは生活が困難な人たちをどのように支援していくかということです。
小野木さんは、宗教関係の情報を取り扱う「文化時報」の社長を務めておられますが、この問題を知って「宗教に何が出来るか」を考えた時に、一般財団法人 お寺と教会の親なきあと相談室を立ち上げたそうです。
団体では折にふれて宗教と福祉の連携、お寺や教会が提供する「語らいカフェ」の開催など、具体的な支援活動に取り組んでいるそうで、そのネットワークは全国に広がって、対象者やその家族の支えになっているそうです。
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- 知っていますか?「8050問題」
- 日本らしい朝!