1月は寒波の影響で、日本各地で大雪に見舞われましたが、その影響で、車の事故が多発しました。
そこで今回は「事故を防げる雪道運転の心得」をご紹介しましょう。
◎タイヤにチェーンを巻いたり、スタッドレスタイヤに代える
これは、雪道運転をする上で、大前提ですね。
ニュース映像でご覧になったかと思いますが、普通のタイヤで雪道を走るなど、
無謀以外のなにものでもありません。
◎ブレーキを踏まない
ちょっと極端な言い方ですが、実は雪道であまりブレーキを踏み続けていると、
かえってスリップしやすくなるんです。
そこで、フットブレーキとエンジンブレーキを併用することが大事です。
例えばオートマ車なら、「D」ではなく「L」や「4」に、マニュアル車なら、通常より一段
下げるようにします。
◎ゆっくりと走る
スピードが出ているのを急にブレーキで落とすと、それこそスリップの原因。
特に下り坂やカーブでのスリップは、どんな運転の上手な人手も修正するのは
困難です。
雪道では、できるだけスピードを落として通過しましょう。
◎落ち着いて運転する
雪道を走っていると、渋滞することがありますが、イライラしてはいけません。
ただでさえ、事故が起きやすい環境です。無理な追い越しなどは事故の元。
イライラせずに、安全運転を心がけましょう。
◎何事も過信をしない
「4WDの車で、スタッドレスタイヤも履いてるから大丈夫」といった過信は、かえって事故の元です。
実際、雪山で事故を起こしている車のほとんどは、4WD車という調査結果もあります。
また、雪がなく道も凍結していないようでも、氷が溶けたことでたまった水がスリップを引き起こす「ブラックアイスバーン」という現象も起こります。
目の前に見えていることだけを信じて、こうした現象を考慮せずに走ることは、とても危険なことです。しっかり注意してまいりましょう。
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