10月27日のゲストは、関西国際大学副学長の芦沢真五さんと准教授の山本晃輔さんにお越しいただきました。
山本さんは大学で教育社会学という分野を研究されています。これは教育と社会の在り方について研究する分野だそうで、現在一番注目しているのが大阪の公立高校での外国籍生徒への待遇だそうです。
近年は全国的に外国籍のまま日本に住む子供たちも増えていますが、そんな中で大阪の公立高校は外国籍の生徒でも一緒に勉強できる環境づくりに積極的に取り組んでいるそうです。
例えば、無理に日本語を覚えなくても、日本人の生徒が逆に相手の言葉を覚えて分からないことを教えてあげるなど、互いを尊重するような授業の進め方などに取り組んでいるんだとか。
こうした教育の在り方は、少子高齢化で人口減少が進んでいくこれからの日本を考えるうえで、海外の人材を受け入れていくために非常に重要なことだと芦沢さんは訴えます。
関西国際大学でも、こうした機運を先取りすべく様々な取り組みをしているそうですよ。
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