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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年9月15日(土) 11時30分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    障がい者が社会と関わっていくために

    14日のゲストは、株式会社アイムスタイル代表取締役の原田芳洋さんにお越しいただきました。

    大阪を拠点に、医療や健康分野の情報を発信するwebサイトの制作業務をしているのが原田さん。

    実は、30歳の時に、生まれた時からの肝臓の持病が原因で「余命1年」を宣告されるほどの大病を患いました。

    しかし幸いにも、お母さまからの生体肝移植を受けることで、今日元気に過ごせるようになったそうです。

    そんな経験をされた原田さんは、自身の様々な経験を踏まえて、障がい者の皆さんの社会参加を支援する活動にも取り組んでおられるそうです。

    今月は「障がい者雇用月間」となっている中で、最近話題となったのが官公庁による障がい者雇用の水増し問題。

    この問題について原田さんは、現行の制度がペナルティ主義になっているという問題点、そして障がい者自身が「自分には普通に仕事はできない」という意識をあらためて、社会とポジティブに関わっていこうという意識が必要だと訴えます。

    社会の制度、みんなの気持ち、あらゆるもので総合的にカバーしていくことが大事なんですね。

    株式会社アイムスタイル 公式サイト

     

  • 2018年9月14日(金) 10時00分 メッセージテーマ

    気になる人、いますか?

    本日のメッセージテーマは憧れの人です。

    今週は、あっきんとアルミカンの三人で第1回番組インスタグラム選手権を開催中!

    最後に栄冠に輝くのは誰だ?

    インスタグラムのアカウントをお持ちでない方も、メールやFAXで投票を受け付けています。

    締め切りは本日の番組エンディングまで!(お一人一票でお願いします)

    メッセージをお待ちしています!

    メール:maido@jocr.jp

    FAX:078-361-0005

    番組 Instagramは、こちらです!

    寺谷一紀のまいど!まいど! 公式Instagram

  • 2018年9月12日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車が冠水・浸水した時の対応策

    先日の台風21号では、高潮などによる車の冠水が多数発生しましたので、あらためて、このテーマについて考えてみたいと思います。

    車はある程度の冠水や浸水に耐えられるように設計されています。

    豪雨などで発生した深い水たまりでも、ある程度走行できるのはそのためです。

    しかし、一般的に走行可能とされる水深は、一部のオフロードタイプの4輪駆動車を除けば、ドアの下端、つまり車の床面が浸からない程度となります。

    ですから、集中豪雨などで発生する冠水した道路の走行には注意が必要です。

    アンダーパス(立体交差道路のひとつ)や、道路がえぐられている電車ガード下の道路といった、スリバチ状の道路に水たまりが発生している場合は、絶対に入らず引き返しましょう。

    水たまりは、見た目だけでは水深を測ることができないので、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。

    ところが車の床面以上の水深であっても、ただちに浸水はしません。

    そのため、危険を察知するころには、車が浮いて前後に動かなくなり、エンジンの吸気口が水を吸ってしまったり、排気管が水圧で塞がれてエンジンが停止してしまいそのまま立ち往生という最悪の結果にもつながりかねません。

    万が一、車が冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐに車を止めて、慌てずにエンジンを停止させましょう。

    その上で、いきなり車の外に出て水たまりに入るのではなく、水深を測りながら、ゆっくりと足をついて、進んできた方向とは逆の、元来た道に歩いて避難しましょう。

    水たまりが濁っている場合は道路の状況がわからないため、マンホールのふたが外れていたりすることもありますので、一歩一歩、確かめながら歩くことが大切です。

    車両は水が引くまで放置するしかありませんので、その旨をJAFなどに連絡してください。

    また水が引いたからといって、車に乗り込んでエンジンを掛けると破損や感電・火災の危険がありますので、絶対にやめてください。

    孤立、車炎上、船舶座礁… 兵庫で台風21号猛威

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  • 2018年9月11日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    先日5日に近畿地方を直撃した台風21号は、第二室戸台風以来という強い勢力のまま上陸して、各地に大きな被害を残しました。

    台風とは、東経180度より西の、北太平洋や南シナ海で発生します。

    例年、7月から9月にもっとも多く発生しますが、今年は7月末までに平年を上回る12個が発生し、20号に達するのは、1971年に次ぐ、過去2番目の早さとなりました。

    ちなみに1年間でもっとも多くの台風が発生したのは1967年で、なんと台風39号まで発生しました。

    今年、台風の発生数が多い理由としては、

    ・台風が主に発生するフィリピン沖の海面水温が平年より高く、台風が発生するのに適した温度になっている。

    ・本来ならインドなどに雨季をもたらす「アジア・モンスーン」が、平年より強く西から吹いていて、太平洋高気圧の縁を流れる東風と合流して、台風発生のきっかけになっている。

    など、様々な条件がそろっていることが指摘されています。

    これからは、本格的な台風シーズンに突入します。再び、21号のような台風が発生しないとも限りません。予断を持たず、気象情報などの確認をしっかりとしておきましょう。

    また、台風による被害で結構多いのが、

    「田畑や河川へ様子を見に行って、川や用水路に落ちる」

    雨で増水した川や用水路は、境界が見えにくくなるので、誤って転落する危険が高くなります。

    台風接近時には、こうした行動は、絶対にやめましょう。

    またベランダや庭に置いてあるもの(バケツや物干し竿など)は、飛んでいくと凶器になります。

    事前に屋内へ収納しておきましょう。

    そして、自治体から避難情報などが発表された時は、速やかに状況に応じた避難行動を始めてください。

  • 2018年9月10日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(9月7日)

    9月7日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「人の縁ふかきに甘え月今宵」
    「回復の兆しの安堵夕月に」
    「初月や文は姉とも想ふ人」

    「颱風の被害甚大なる電話」
    「颱風のすさまじきまで雷も」

    妙音新聞からは
    「月の庭 仕舞い忘れの花鋏」(伊勢市 岩本彩さん)
    「満月に負けじと火星耀きて」(日高郡 伊藤秀一さん)
    「月仰ぐ息災願う南無の声」(柏原市 永味啓子さん)
    「あちこちの道路工事に月照らす」(堺市 河内紀雄さん)

    今週の上田秋成の句は
    「見あぐれば月に声あり嶺の松」(無腸)
    「月は入ぬ彼朝霧のあかしがた」(無腸)

    今回は、米山梅吉さんの句と短歌もご紹介します。
    「いさかひもなく水漫々の青田かな」
    「その中を富める貧しきへだてつつ流るる溝の浅かれとこそ」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「台湾の友の笑顔や大月餅」
    「信号も首をかしげたる台風禍」

    アッキンの句は、
    「ほろ酔いの友と見上げる秋の月」
    「鯛まぶし食す倉敷 秋の宵」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「名月や菊をさかなに独り酒」大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「月眺む その瞳精悍少年に」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「月明かり ゆっくり歩む二人連れ」大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「上弦の月に乾杯一人酒」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「見上げれば月のウサギにいやされる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「満月の照らす明かりや恋の道」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「親父より怖い台風 天然か?」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「曽爾高原 私が行くまで待っててね」高槻市 ひろりんさん)
    「松茸や値段覗いて立ち眩む」大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「秋祭いつまで出来る過疎の村」赤穂市 風ちゃんさん)
    「ロウソクを灯してすごす長い夜」(守口市 守口のタヌキさん)
    「風雨止み台風の目を実感し」淡路市 お散歩おじさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの村田さんが選んだ句は、
    「ジュウジュウと焼けた秋刀魚で食進む」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)

    ゲストのペイマンさんが選んだ句は、
    「にこにこと三日月めざしウォーキング」(赤穂市 アンちゃんさん)

    大森さんが選んだ句は
    「満月に今日の不出来も受け入れる」(交野市 星のブランコさん)
    「影二つ昼間の喧嘩 月笑う」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「朝8時 白く薄くに月浮かぶ」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「三日月が私の心 映してる」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「行平と月見の宴に思い馳せ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ああかなし被災地照らす月夜かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「地の面風にたわむれ月ゆれる」(姫路市 みよこさん)

    「雲の峰 崩れて天地鳴動す」(交野市 星のブランコさん)
    「秋遍路 言葉少なに宿をとる」(松原市 ただのおやじさん)
    「秋茄子の一汁一菜 母白寿」(松原市 ただのおやじさん)
    「野分去り くっきり見えた青い月」(大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「ポトリ落つ線香花火や闇を呼び」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「停電で月を肴に手酌酒」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「台風やライフラインのありがたさ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした!

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供