CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年1月7日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月4日)

    新年最初のお題は元日雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「あと五分堂の信徒と待つ迎春」
    「賀の坊やに好まれ大和の味噌雑煮」
    「初読や踏み迷ひつゝ道ひらけ」

    「初句座や芭蕉去来と吾れも居る」

    妙音新聞からは
    「元旦や亥年七度生かされて」(五條市 馬場廣道さん)
    「元日や水の心に整へり」(富山市 國見由利子さん)
    「九十九の母と新年祝えけり」(堺市 大津武美さん)
    「暁の空気うましや初御空」(吹田氏 土山能孝さん)

    今年から、向井去来の句を中心にご紹介します。
    「元旦や家にゆづりの太刀帯ん」(去来)
    「蓬莱にかけてかざるや老の袖」(去来)
    「声〱に名乗り行やまつの門」(去来)
    「元日に田ごとの日こそこひしけれ」(芭蕉)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「元日に賑わう社 人口増」
    「今年もか地震速報 初仕事」

    あっきんの句は、
    「お伊勢さん目覚ます車中 初明かり」
    「元日に大吉引いてやる気出し」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「吉兆の火縄で点火 雑煮炊き」(守口市 守口のタヌキさん)
    「元日を元気で迎え幸せが」東近江市 春美さん)
    「元旦にお一人様で初詣」大阪市此花区 ボルケーノさん)
    「元旦やポストの中身 気にかかる」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「寝正月 昼から起きておせちなし」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)

    「お年玉たったこれだけ孫が言う」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「飛び違え一羽群れ追う初雀」(交野市 星のブランコさん)
    「膨れツラ孫とお餅の睨めっこ」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「元日や近頃減った年賀状」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「春よりも温かいきみの膝枕」(松原市 まさひとさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「ちびちびと呑んでお酒がお酢に化け」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    ゲストの重里さんが選んだ句は、
    「一年の幸福願う初詣」(神戸市北区 たけしさん)

    ゲストの藤田さんが選んだ句は、
    「元旦に約束します5㎏減」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「初笑い袋の中見て笑う孫」(揖保郡 斑鳩の王子さん)

    大森さんが選んだ句は、
    「二人していつまで祝える元日を」泉大津市 しょういちさん)
    「元日に五年日誌を読み返す」神戸市垂水区 ちょい丸親父ん)
    「晴れ着着るおろしたてよと元日は」茨木市 金龍五色さん)
    「深呼吸 思わず日の出 飲んじゃった」(神戸市中央区 さくらそうさん)
    「ご成婚 往時の民のキラキラと」高槻市 ひらりんさん)
    「年賀状 子らの笑顔に名を呼びて」奈良県吉野郡 吉野の茶つみん)
    「おみくじの吉が出るまで引き続け」松原市 まさひとさん)
    「シシ神の護王神社に蛇の列」守口市 守口のタヌキさん)

    今週の特選句は、

    「元日のダイヤモンドに光る富士」(神戸市北区 たけしさん)
    「元日に駒や凧揚げ懐かしく」(淡路市 お散歩おじさん)
    「凶引いた少なかったかお賽銭」(神戸市中央区 さくらそうさん)

    次回のお題は初春雑詠で募集します。

    そして来年からは、向井去来について勉強します!

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年12月30日(日) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月28日)

    12月28日のお題は歳暮雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「神の御饌歳暮の熨斗の品並ぶ」
    「真っ先に蓮根届く歳暮かな」
    「歳暮にそえてお形見送りけり」

    妙音新聞からは
    「慈祥猊下へあふるる感謝 年の暮」(富山市 國見由利子さん)
    「平成の年顧りみる冬日かな」(伊勢市 岩本彩さん)
    「尼寺の歳暮の鯉や池跳ねり」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「ありがとう好きな言葉で年の瀬を」(高槻市 溝畑恵美子さん)

    今週の上田秋成の句は
    「空闇し人の渡絶に雪あらし」(漁焉)
    「碁の負けを女房にからん年の暮」(無腸)
    「銭かねを宿してねせて年ぞ守」(青蕪)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「歳暮菓子 朗読仲間の笑みこぼれ」
    「板粕の香る水屋や年の暮れ」

    あっきんの句は、
    「師へ歳暮 心ばかりの気持ちかな」
    「バタバタと年の瀬感じ朝が来た」

    コメンテーター西村さんの句は、
    「普段とは違う食卓 歳暮かな」
    「大掃除 待ってましたと雪が降る」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「一年のしまいかざるや歳暮かな」(茨木市 蒼龍さん)
    「歳暮には届けて欲しい商品券」姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「お歳暮やそろそろ寒さ感じられ」淡路市 お散歩おじさん)
    「お歳暮や貰って嬉し郷の味」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「あれこれと選ぶ感謝のお歳暮」(姫路市 みよこさん)
    「お歳暮は大人の知恵のクリスマス」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「上司への歳暮今年も妻頭痛」赤穂市 風ちゃんさん)

    「賑わうやサッカー試合 冬日和」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「一年の世相示す一文字よ」(神戸市北区 たけしさん)
    「飛び違え一羽群れ追う寒雀」(交野市 星のブランコさん)
    「なんやかや榧の実拾い独り言」篠山市 まさ・あっこさん)
    「言い訳に重ね着してると君は言う」揖保郡 斑鳩の王子さん)
    「ためしづき京都のまちをつつみけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「リスの頬ふくらましての冬準備」(茨木市 金龍五色さん)
    「お歳暮は大人の知恵のクリスマス」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「上司への歳暮今年も妻頭痛」赤穂市 風ちゃんさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「湯たんぽを取り合う孫の冬休み」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    あっきんが選んだ句は、
    「ありがとう贈る言葉で お歳暮を」(明石市 レモントマトジュースさん)
    「掃除して筋肉痛の寝正月」(篠山市 まさ・あっこさん)

    大森さんが選んだ句は、
    「お歳暮に一年の労ねぎらう日」神戸市北区 たけしさん)
    「毎年の歳暮選びに店はしご」赤穂市 アンちゃんん)
    「友帰省うさぎあずかる歳暮れ」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「平成の御代最後なる年の暮」(姫路市 みよこさん)
    「酔いつぶれベンチで眠る年の暮れ」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「冬花火 明るい未来照らす灯に」淡路市 お散歩おじん)
    「一年の計果たせずにもう師走」神戸市垂水区 さくらそうさん)
    「午前2時 雪へと変わるイブの夜」松原市 まさひとさん)

    今週の特選句は、

    「除夜の鐘ゴーンは金と共に去り」(交野市 星のブランコさん)
    「あの人も亡くなりしかな歳暮無し」(茨木市 金龍五色さん)
    「猪の年と言えどゆっくり歩みたい」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    次回のお題は元日雑詠で募集します。

    そして来年からは、向井去来について勉強します!

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年12月24日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月21日)

    12月21日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「踏みしだく十センチかある霜柱」
    「日陰みち霜柱踏むおもしろや」
    「登校の道なくところ霜の道」

    「一葉の降らす静寂 朝の霜」

    妙音新聞からは
    「手を合す霜の朝の摩崖仏」(御坊市 森本知美さん)
    「朝日射し消へゆく霜の光りけり」(五條市 馬場廣道さん)
    「礎石のみ残る堂塔霜柱」(八尾市 淺井祥多さん)
    「霜晴に祓い塩舞う地鎮祭」(伊勢市 岩本彩さん)

    今週の上田秋成の句は
    「かくれ家を都へ帰る霜夜かな」(漁焉)
    「いやましに霜も浅瀬も星の数」(漁焉)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「霜の朝 車一面 白き霜」
    「和装して琵琶湖に集う初冬かな」

    あっきんの句は、
    「霜降りる小さな虫も息白し」
    「煌びやかイルミネーション聖夜にて」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「満天の星降りて来て霜の朝」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「初霜や今年もハウスに暖入れる」赤穂市 風ちゃんさん)
    「霜を見て唾液増します牛肉で」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「掃き寄せた落葉も白き霜の朝」(姫路市 みよこさん)
    「霜とかす弘法市と五重塔」(守口市 守口のタヌキさん)

    「野も山もキラリ輝く霜の朝」(淡路市 お散歩おじさん)
    「進めない戻れもしない京錦」(守口市 守口のタヌキさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「ザクザクとリズムになるや霜柱」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「アッキンは霜を眺めて ひとり酒」大阪市天王寺区 レトルトカレーん)

    あっきんが選んだ句は、
    「初霜が氷の世界 作り出す」神戸市垂水区 帰ってきたチョイマル親父さん)

    大森さんが選んだ句は、

    「星霜の落葉別離の胸にふる」神戸市中央区 さくらそうさん)
    「霜取りに睡眠時間とられたり」奈良県吉野郡 吉野の茶つみん)
    「霜降りたフロントグラス未だ夜半」姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「冬の田を耕し鳥の二羽三羽」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「寒星や孫と眺める天体ショー」赤穂市 風ちゃんさん)
    「冬ざくら気分が和む小さな花」茨木市 金龍五色ん)
    「見渡せば水仙峡 光る海」淡路市 お散歩おじさん)

    今週の特選句は、

    「隊列は揃い霜踏む登山靴」(交野市 星のブランコさん)
    「霜の朝 獣の足跡あちこちに」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「約束の場所に今年も帰り花」(交野市 星のブランコさん)
    「カイロ入れ右のポッケに君の手を」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「水鳥の湖面飛び立つ羽音かな」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「プレゼント サンタにラインする子かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「煤払う笹もつ宮司 顔覆い」(姫路市 みよこさん)

    次回のお題は歳暮雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年12月17日(月) 11時52分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月14日)

    12月14日のお題は冬籠雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「風邪籠り長びくまゝに冬籠り」
    「あれこれと用多くなり冬籠り」
    「冬籠り俳人去来をしらべねば」

    妙音新聞からは
    「することは山ほどあれど冬籠り」(福岡市 永野久美子さん)
    「好きな本好きな音楽冬籠り」(四日市市 北山紀美さん)
    「四世代部屋賑やかに冬籠り」(柏原市 永味啓子さん)
    「隣家とのメールの会話冬籠」(八尾市 淺井祥多さん)

    今週の上田秋成の句は
    「冬ごもる宿にまばらや若隠居」(無腸)
    「冬ざれてゆかしげなもなき都かな」
    「いろは書こころになりて冬籠」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「加湿器でウイルス対策 冬ごもり」
    「K1の王者来たれり年の暮れ」

    あっきんの句は、
    「冬籠り酒を片手にテレビ観る」
    「霧の立つ金剛山に冬登山」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「今度こそつぶれないでね新角座」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「冬籠り私は年中 冬ごもり」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「冬ごもりすりには薄い体脂肪」神戸市垂水区 健康第一さん)
    「暖炉火にかざす手の平 頬にあて」守口市 守口のタヌキさん)
    「医者巡り薬7種の冬ごもり」(交野市 星のブランコさん)
    「出不精の娘をまねて冬ごもり」匿名さん)
    「満腹や教室かたすみ冬ごもり」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「命日に急に冷え込み冬ごもり」(茨木市 金龍五色さん)

    「黒豆を選る手休めず里の冬」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」松原市 ただの息子さん)
    「日めくりの痩せて今宵は柚子湯かな」神戸市垂水区 健康第一ん)
    「枯れ木星 愛を下さい献血車」交野市 星のブランコさん)
    「冬の海 小舟大揺れ海狭かな」神戸市垂水区 ますきさん)
    「被災地に まずはかかれよ しぐれ虹」奈良県吉野郡 吉野の茶つみん)
    「夏日なの真冬なのかもカラス鳴く」茨木市 蒼龍さん)
    「義士祭に討ち入り蕎麦と熱燗と」赤穂市 風ちゃんさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「クリスマス七面鳥とは共食いや!」(鈴鹿市 スミットさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「アッキンは銘酒並べて冬籠り」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    アルミカン高橋さんが選んだ句は、
    「まん丸の背な寄せ合いて冬ごもり」(篠山市 まさ・あっこさん)

    アルミカン赤阪が選んだ句は、
    「銭湯で火照って帰る冬の部屋」守口市 しんきいってんさん)

    大森さんが選んだ句は、
    「凍えた手 毛糸に埋もれ冬ごもり」赤穂市 アンちゃんん)
    「波の音 聞きつつ部屋で冬籠り」姫路市 みよこさん)
    「大原女の黒木売る声 里々へ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「ルミナリエ人それぞれの鎮魂祭」姫路市 みよこん)
    「掘り炬燵 気付かず皆が正座する」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    今週の特選句は、

    「冬籠り そっとラジオを傍に置き」(淡路市 お散歩おじさん)
    「忘年会DA PUMP踊り脚を吊る」(守口市 しんきいってんさん)
    「枯葉舞う音を奏でる散歩道」(淡路市 お散歩おじさん)

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年12月11日(火) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月7日)

    12月7日のお題は冬の日雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「新大臣の墓参の案内冬あたたか」
    「蓮根を煮つゝ俳句の選をする」
    「貴景勝の若き優勝 冬相撲」

    妙音新聞からは
    「冬日差す茶寮の庭に長居かな」(富山市 國見由利子さん)
    「つかの間の冬の日晴れて大掃除」(七尾市 清水好子さん)
    「冬空に孫の見つけし飛行雲」(奈良市 廣瀬洋子さん)
    「絵画展迷ふ出品冬立つ日」(木津川市 上野桂子さん)

    今週の上田秋成の句は
    「さよちどり加茂川越ゆる貸布団」(無腸)
    「風やめさん初瀬のつぼねの冬の月」
    「雲淋し冬はあらはに北の山」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「冬の日に代役のいて また楽し」
    「忘年の宴で痛恨 食べこぼし」

    ピンチヒッター羽田さんの句は、
    「冬の日は おもちに砂糖 激太り」
    「冬の日の おこたでアイス至福かな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「冬の日に相合傘の熱い日々」明石市 レモントマトジュースさん)
    「冬の日の たき火のおいも ほくほくと」神戸市北区 たけしさん)
    「窓際の猫生あくびの冬の日」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「冬の日と湯豆腐燗酒 待ち侘びる」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「暖冬で季語も迷ってアイスまん」交野市 星のブランコさん)
    「冬の日や稽古坐禅に汗が出て」(茨木市 蒼龍さん)
    「冬の日や日溜まり求む老夫婦」神戸市垂水区 ますきさん)

    「忘年会 下戸は隅っこ取り合いす」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「化粧する女のようなネオン街」松原市 まさひとさん)
    「数え日や買い物リスト 二ページ目」篠山市 まさ・あっこん)
    「職場では未だ圏外 我が存在」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「冬将軍 頭が高いとやってくる」赤穂市 アンちゃんさん)
    「大掃除より まずやるべきはタイヤ交換」和泉市 ゆうぽりんのばあばん)
    「暖かい鍋を囲んでまどろむか」茨木市 蒼龍さん)
    「装いを迷ってしまう師走かな」大阪市天王寺区 オムライスさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「冬の日の湯気に笑顔の隠し味」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)

    羽田が選んだ句は、
    「冬の日の枯木に咲いたぷっくりすずめ」和泉市 ゆうぽりんのばあばさん)

    大森さんが選んだ句は、
    「冬の日や平成最後の夏日かな」奈良県吉野郡 吉野の茶つみん)
    「冬の日や稽古坐禅に汗が出て」(茨木市 蒼龍さん)
    「つるし柿のれんに見紛う軒の下」姫路市 みよこさん)
    「せきまでも 南無阿弥陀仏報恩講」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「上賀茂に千枚漬の音ひびき」(守口市 守口のタヌキさん)
    「あだし野に笑う羅漢や冬日差し」(姫路市 みよこさん)
    「震災の神戸励ますルミナリエ」(神戸市北区 たけしさん)
    「年の瀬のご朱印集め京めぐり」(守口市 守口のタヌキさん)
    「平成の最後の師走 穏やかに」(淡路市 お散歩おじさん)

    次回のお題は冬籠雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供