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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年3月18日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月15日)

    3月15日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「あの絵画その印象の雨蛙」
    「まなうらに今なほ生きてモリアオ蛙」
    「小蛙の飛んで飛んで見てくれと

    妙音新聞からは
    「畦道や踏むに踏まれぬ雨蛙」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「過客とも庭に宿とる雨蛙」(八尾市 淺井祥多さん)
    「旅の宿 眠れぬ夜の遠蛙」(富山市 國見由利子さん)

    今週の向井去来の句は
    「田の畔や虹を背負てな蛙」
    「いくすべり骨折る岸の蛙かな」
    「一畦はしばし啼きやむ蛙かな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「みな笑顔 熊と蛙の紙芝居」
    「春雨に地固まりて船出かな」

    あっきんの句は、
    「鬼ごっこ田を逃げ回り初蛙」
    「二日間 花粉に負けず利酒を」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「啓蟄に目覚めたかえるケロケロと」(神戸市北区 たけしさん)
    「故里は家たち並び遠蛙」(姫路市 みよこさん)
    「山の道 カワズ横切る 突然に」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「一斉に田の水入り蛙鳴く」(篠山市 まさ・あっこさん)

    「六甲の木の芽を色づき鳥騒ぐ」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「北窓を開けてそよ風 鳥の声」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「春彼岸 母には逢える嬉しさよ」(茨木市 金龍五色さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「無事カエル さいふに入れし蛙かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「庭の木に寝ぼけまなこの青蛙」(赤穂市 アンちゃんさん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「清流で美声を披露河鹿かな」(赤穂市 風ちゃんさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「雨蛙 小枝飛び交う勇ましく」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「殿様はイジメはしない雨蛙」(交野市 星のブランコさん)
    「水面で遊ぶ蛙と照らす月」(守口市 守口のタヌキさん)
    「川も又 昔に戻り蛙いる」(茨木市 金龍五色さん)

    「二月堂 春呼ぶ火の粉 爛爛と」(守口市 守口のタヌキさん)
    「飲み屋街 昼の柳のがらんどう」(交野市 星のブランコさん)
    「卒業すクラス写真も今スマホ」(赤穂市 風ちゃんさん)

    今週の特選句は

    「雨蛙じっと不動の竿の先」(淡路市 お散歩おじさん)
    「春場所や髷付け油によう街」(姫路市 みよこさん)
    「ホワイトデー 10倍になり帰宅する」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした!

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年3月11日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月8日)

    3月8日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「あの雛をまつるは明日とまどろみぬ」
    「雛さまへ苺の和洋菓子造り」
    「古雛修繕了えて その由緒

    妙音新聞からは
    「雛飾人にやりたくなき娘」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「雛段は今年も古希の手造りで」(鹿島郡 清水好子さん)
    「雛の日に内孫誕生男の子」(堺市 河内紀雄さん)
    「ひなあられ携え父の墓へ行く」(練馬区 北星関子さん)
    「デパートにコスプレされし雛飾り」(四日市市 北山紀美さん)

    今週の向井去来の他に蕪村の句など集めてみました。
    「振舞や下座になるを去年の雛」(去来)
    「たらちねの抓までありや雛の鼻」(蕪村)
    「天井にとどけと雛の高御座」(高濱虚子)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「ジム帰り湯木美術館の雛をめで」
    「雛の顔 上方丸く柔和なり」

    あっきんの句は、
    「雛飾り時代を感じ母と子の」
    「明日観てね春の新線おとな旅」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「雛祭り漫才女 盛り上がり」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「35歳 私はまだまだ お雛様」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「女の子 優しく見守るお雛様」(神戸市北区 たけしさん)
    「雛祭り楽しむおなご童唄」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「ひな壇を片付け家族ごろ寝する」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「雛祭り梅も丁度 見頃なり」(淡路市 お散歩おじさん)
    「石段に数多揃いて雛供養」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「老姿でも おひなまつりはウキウキよ」(豊岡市 あきひめさん)
    「いくつでも白酒祝い ひなまつり」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「ひな祭り飾りなくとも ちらし寿司」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「雛祭 皆で祝いし孫の笑み」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「上京の娘に写メール飾り雛」(守口市 しんきいってんさん)
    「腕白は遠くで見てる ひな祭り」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「ひがしにし置き方違う内裏様」(茨木市 金龍五色さん)
    「つりびなや ゆらりゆらりと道の駅」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「内裏雛 別居生活 二十年」(神戸市垂水区 さださん)

    「学生の新生活に期待寄せ」(神戸市北区 たけしさん)
    「春ですよ始動開始だ畑仕事」豊岡市 ブタのブーさん)
    「飲み屋街 昼の柳のがらんどう」(交野市 星のブランコさん)
    「海峡にいかなご船か煙り立ち」(淡路市 お散歩おじさん)
    「山辺のせせらぐ谷の水温む」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「桃節句 漫才女 大盛況!」(大阪府守口市 しんきいってんさん)
    「木芽吹く気分さわやか散歩道」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「島の路地 登る軒下すみれ咲き」(姫路市 みよこさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「雛納めようにはいかぬ廃炉かな」(交野市 星のブランコさん)
    「「如何です?」くぎ煮が誘う吟醸酒」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    あっきんが選んだ句は、
    「孫にまで受け継がれしひな いとうれし」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「花粉症なければルンルン春うらら」(豊岡市 あきひめさん)

    アルミカン高橋さんが選んだ句は、
    「ひな祭り娘にイケメン内裏きた」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「なごり雪 歌詞のごとくに子らなりて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は、
    「眉の無き雛恐ろしや目を逸らす」(姫路市 みよこさん)
    「水ぬるみ洗顔楽になってきた」(茨木市 金龍五色さん)

    コメンテーターの渡辺さんが選んだ句は、
    「雛祭りお転婆娘すまし顔」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「食卓に釘煮がのぼる春の膳」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)

    今週は、出演者の皆さんが選んだ句を特選句とさせていただきました!

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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  • 2019年3月4日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月1日)

    3月1日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「幾世代みて鐘楼と柳かな」
    「植樹せし柳地震にも堪えて居り」
    「捜しもの柳と雲雀の色紙かな」

    妙音新聞からは
    「風のまま水面を撫ずる柳かな」(五條市 馬場廣道さん)
    「芽柳の揺れし流れの縁の咲」(柏原市 永味啓子さん)
    「屋形船流れる岸に柳かな」(橋本市 平出恭子さん)

    今週の向井去来の句は、
    「五六本よりてしだるゝ柳かな」
    「青柳のたゝいて遊ぶ板戸かな」
    「姑の気に入る人は柳かな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「けん垂で柳のごとくしなる腕」
    「急すぎる花粉にマスク間に合わず」

    あっきんの句は、
    「青柳 雫滴る朝焼けに」
    「きさらぎの日本酒談義 花咲かせ」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「過疎になる村にひっそり猫柳」(神戸市中央区 さくら草さん)
    「月明かり光る露おく柳の穂」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「そよそよとしだれ柳に下駄の音」守口市 守口のタヌキさん)
    「散歩道いつのまにやら猫柳」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「年老いて柳のように生きてゆく」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「雨水あび川辺の柳 春の顔」泉大津市 しょういちさん)
    「暖かい ふわふわの葉の猫柳」(神戸市北区 たけしさん)
    「賑わうや柳芽をふく城の堀」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「糸柳透かして和舟豪の岸」(姫路市 みよこさん)
    「風吹きし柳は揺れて そよそよと」(茨木市 金龍五色さん)

    「先輩の出発祈る送辞かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「受けつがれ おひな様は今いくつ」豊岡市 ブタのブーさん)
    「古墳への道にスイセン雨上がり」(交野市 星のブランコさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの佐藤さんが選んだ句は、
    「猫やなぎ雨あとに咲くわたぼうし」(赤穂市 アンちゃんさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「城崎の柳バックに自撮りかな」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    大森さんが選んだ句は、
    「さざ波の光弾いて猫柳」篠山市 まさ・あっこさん)
    「柳川の花嫁舟に足止まり」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「雪柳 湖面に集まる鯉や亀」神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)

    「去る記憶でもでも増えるパスワード」神戸市中央区 さくら草さん)
    「青い波 打ち寄せられし蛍イカ」守口市 守口のタヌキさん)
    「啓蟄やお天道様とやっと会え」赤穂市 風ちゃんさん)
    「祖母の雛 加太の海から旅立ちて」泉大津市 しょういちさん)
    「桜咲く合格通知 願う日よ」神戸市北区 たけしさん)

    「水温み川面波立つ散歩道」神戸市垂水区 ますきさん)

    今週の特選句は、

    「下駄の音しだれ柳も そっと揺れ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「菜の花や瀬戸の夕日と色比べ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「妻子留守雛を眺めて手酌酒」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    でした!

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年2月25日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月22日)

    2月22日のお題は椿」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「尼御前のお初釜なり庭椿」
    「尼御前の雛に飾られ白き猫」
    「初春や招福猫の手の左右」

    妙音新聞からは
    「一斉に落ちる椿や百の段」(柏原市 永味啓子さん)
    「寒椿どんな日もあり何十年」(堺市 大津武美さん)
    「遣水に色失はず落椿」(八尾市 淺井祥多さん)

    今週の向井去来の句は、
    「鳥の音もたえず家陰の赤椿」
    「一むしろちるや日うらの赤椿」
    「うき友にかまれてねこの空ながめ」
    「呼出しに来てはうかすや猫の恋」

    今週は芭蕉の句も一句、
    「うぐいすの笠おとしたる椿哉」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「よそのネコ我がもの顔で縁の下」
    「大島になにわの縁で椿守り」

    あっきんの句は、
    「一輪の月光椿 凛として」
    「にらめっこ鋭い瞳 猫カフェで」
    「春寒し湖畔を眺め露天風呂」

    コメンテーターの西村さんの句は、
    「枝に咲き土にも咲くや落ち椿」
    「猫の子よ いまだねずみを知らぬとは」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「点々を辿れば舌を出した猫」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「厳寒にネグラ求めて猫が鳴く」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「物干しで毎日眠る知らん猫」(守口市 守口のタヌキさん)
    「日溜まりや子猫眠りし屋根の上」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「野良猫が気付けば私の膝の上」豊岡市 ブタのプーさん)
    「猫被り結婚すれば化け猫に」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「草餅や猫を相手に縁先で」(姫路市 みよこさん)

    「椿咲く赤 白 ピンク ワインにも」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「黒潮の荒波かぶる椿の湯」守口市 守口のタヌキさん)
    「椿油でタコ唐ツマミ純米酒」赤穂市 風ちゃんさん)
    「やぶ椿 小鳥飛び交うハイキング」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「クラス会 赤い椿のお嬢さん」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「ポロリ堕ち介錯人の椿あり」(茨木市 金龍五色さん)
    「胸を張るように椿の首落下」(神戸市 さくら草さん)

    「けんか中?そっぽ向いてる おひなさま」(豊岡市 あきひめさん)
    「娘の成長願って選ぶおひなさま」豊岡市 ブタのプーさん)
    「春買いに孫を連れてのランドセル」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「冬の空 必死に降りるか はやぶさよ」(茨木市 金龍五色さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの玉岡さんが選んだ句は、
    「カラオケや あんこ椿をうなりけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「アッキンは老梅眺め一人酒」大阪市天王寺区 レトルトカレーん)

    大森さんが選んだ句は、
    「寒い日は猫のとりあい あったかい」(豊岡市 あきひめさん)
    「癒される猫のストレス誰癒す」(神戸市中央区 さくら草さん)
    「島民も猫達もみな高齢者」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「予想外 積もる思いの雪と恋」神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「椿咲く岬へ続く遍路道」(淡路市 お散歩おじさん)

    今週の特選句は、

    「猫騒ぎ寝るに寝られぬ春の宵」(淡路市 お散歩おじさん)
    「猫の手も借りたし時期が来たりけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「朝の宮 掃かずに残す落椿」(姫路市 みよこさん)
    「鶯や初鳴き弱く風に消え」(淡路市 お散歩おじさん)

    でした!

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年2月18日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月15日)

    2月15日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「宗祖の忌あの日の雪はなげくかに」
    「雪嶺は遠し金剛山はしぐれけり」
    「樹氷みにアイゼン用意す金剛山」

    妙音新聞からは
    「涅槃西風点々残る春の雪」(綾部市 森本信太郎さん)
    「二ン月の吹雪に走る鯖街道」(和歌山市 木下榮子さん)
    「重湯からお粥になりし春の風邪」(吹田市 土山能孝さん)
    「好まれし茶粥温か宗祖の恩」(八尾市 淺井祥多さん)

    今週の向井去来の句は、
    「応ゝといへどたゝくや雪のかど」
    「画の中に居て見る雪や山家哉」
    「その時や空に花ふる野べの雪」
    「暖簾や雪吹きわたすはたご町」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「アザラシの童話の朗読 雪を呼ぶ」
    「厳寒のナイトプールに湯気の立ち」

    あっきんの句は、
    「ぶらり旅 開業で沸く雪ちらり」
    「自分へのバレンタインにチョコっとね」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「朝焼けに眼下広がる雪景色」(宍粟市 黒田あっかんべーさん)
    「頬つたう ふわふわ雪が心地いい」赤穂市 アンちゃんさん)
    「雪積り子等の歓声 空へ消え」(淡路市 お散歩おじさん)
    「急いでる私を嘲笑してる春の雪」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「天守閣 包み音なく雪の降る」姫路市 みよこさん)

    「木の芽吹く気分さわやか朝散歩」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「立春の護摩焚き上げや炎たつ」姫路市 みよこさん)
    「寒梅が色鮮やかに空に映え」茨木市 金龍五色さん)
    「牡蛎筏パッチワークの瀬戸の海」(たつの市 そうすけとうららのおばあちゃんさん)
    「僕、めじろ『鶯さん』と、呼ばないで」(高槻市 ひろりんさん)
    「極寒や津軽の海でひとり耐え」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「風花や野山一面 模様替え」(淡路市 お散歩おじさん)
    「出勤の歩み緩める沈丁花」篠山市 まさ・あっこさん)
    「風邪・花粉ファッションかねしマスクかな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「初デート今やあの娘も あら!フィフに」(守口市 守口のタヌキさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「義理チョコは断るつもりが貰えずに」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「バレンタイン甘いか苦いかチョコの味」豊岡市 ブタのプーん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「14日 机一杯 夢の中」(宍粟市 黒田あっかんべーさん)

    大森さんが選んだ句は、
    「里帰り友と語るや雪見酒」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「還暦の家内の祝い雪の宿」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「愚痴詰めた雪玉あいつにぶつけたい」(神戸市中央区 さくら草さん)
    「覗き込む雪の結晶 幼き日」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「雪景色 妻には出来ぬ薄化粧」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「鱈鍋に大根おろし降りつもる」(姫路市 みよこさん)
    「ガラス越し色とりどりに冬薔薇」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「お買物 嫁の決意のファーコート」(松原市 ただのじいじいさん)
    「春暁や我が家はすでに営業中」(赤穂市 風ちゃんさん)

    今週の特選句は、

    「名残雪 去来蕪村さが野かな」(神戸市垂水区 ジュピターさん)
    「まっ白な雪のキャンパス何書こう」(豊岡市 ブタのプーさん)
    「郷は雪 一筆箋の母語る」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「雪が降る自然の衣装 山変わる」(茨木市 金龍五色さん)
    「イケメンが言うと許せる寒いギャグ」(神戸市中央区 さくら草さん)

    でした!

    次回のお題は椿」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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