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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年9月24日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(9月21日)

    9月21日のお題は豊の秋」「雑詠でした。

    まず最初に、大森さんの句からご紹介します。
    「乱れなき穂先に豊の秋は来し」
    「庭栗の出来も不出来も豊の秋」
    「豊かなる石榴はじけて文人画」

    妙音新聞からは
    「豊の秋赤子うっすら見へ初むや」(八尾市 向垣朝加さん)
    「豊の秋 野山のめぐみ籠一杯」(大阪市 本田清さん)
    「浮世絵の田圃にアート豊の秋」(福岡市 永野久美子さん)
    「庭先に季をはこび来て吾亦紅」(橋本市 植山朝子さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「何もゝゝ秋詠め也須磨の里」(無腸)
    「あすは新なめ奉る日なりとて一ざと打賑へり 今年なん豊の秋にてよろず打ほてりてたのしげなり 祭餅それか夜寒の粥ばしら」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「近江富士のぞむ工場 豊の秋」
    「豊後路の小さき城下にいわし雲」

    あっきんの句は、
    「芳醇の一口含む豊の秋」
    「男より秋の蚊好かれ何箇所も」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「黄金の頭垂れるや豊の秋」神戸市垂水区 ますきさん)
    「豊の秋わが小庭にもスズメ来て」姫路市 さくら草さん)
    「昼カラス夜鹿追いて豊の秋」豊岡市 ブタのブーさん)
    「豊の秋 豊作願う稲の穂に」神戸市北区 たけしさん)
    「豊の秋 錦小路の人と食」守口市 守口のタヌキさん)
    「稲穂刈る祭り囃子と豊の秋」神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「老夫婦 里山守り豊の秋」神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「里山でイガ栗ふんで豊の秋」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「道の駅 選ぶに困る豊の秋」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「豊の秋 日本文化が泣いている」(大阪市淀川区 般若さん)
    「豊の秋 遠くに聞こゆ笛太鼓」
    (姫路市 みよこさん)

    「鰯雲なにか祈ってしまいそう」(姫路市 さくら草さん)
    「節電やアウトドアでの知恵を出し」(淡路市 お散歩おじさん)
    「この場所に また競い咲く彼岸花」篠山市 まさ・あっこさん)
    「中秋の名月すくう小さな手」守口市 守口のタヌキさん)
    「お彼岸に先祖に報告 墓仕舞」赤穂市 風ちゃんさん)
    「歓声の元をたどれば運動会」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「墓参り突然咲きし彼岸花」大阪市淀川区 般若さん)
    「流れゆく川いっぱいに鰯雲」姫路市 みよこさん)
    「飯高のひやし湯寒し彼岸かな」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの小笠原さんが選んだ句は、
    「栗ごはん松茸添えて豊の秋」(淡路市 お散歩おじさん)
    「炭火焼き食欲そそる初秋刀魚」(神戸市垂水区 ますきさん)

    ゲストの山田さんが選んだ句は、
    「豊の秋 台風負けぬ育つ実よ」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「歌姫は花火と共に去っていく」(大阪市天王寺区 ニガウリさん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「明日香路や すずめ飛びかい豊の秋」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    寺谷さんが選んだ句は
    「一人旅 本と車窓の豊の秋」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「ラジオかな秋の夜長のパートナー」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)

    あっきんが選んだ句は
    「あっきんは新酒期待の とよの秋」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)

    今週は、出演者の皆さんが選んだ句を全て特選とさせていただきました。

    次回のお題は蕎麦の花」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年9月17日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(9月14日)

    9月14日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「菊香る氷煎茶を呈されて」
    「菊酒の一献用意されてゐし」
    「平成の御代去りゆくや菊の御所」

    妙音新聞からは
    「無造作に活けし机上の菊香る」(五條市 馬場廣道さん)
    「太閤の城 借景の菊花展」(八尾市 淺井祥多さん)
    「新しき年号待たるる菊花展」(綾部市 森本信太郎さん)
    「菊花展 紀州の城の庭借りて」(和歌山市 木下榮子さん)
    「あんばいの良ろしきところ露地の菊」(練馬区 北星関子さん)

    今週ご紹介します上田秋成の句は、
    「雁啼きて菊を垣根のやどりかな」(無腸)
    「九日や酒屋のお菊真しら菊」
    「あだし野や此弧屋に菊を売る」
    「おもひ草くすしは物をしらぬかな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「脇役の菊花なますも鮮やかに」
    「三人の写真競いて秋の宵」

    あっきんの句は、
    「菊の香や盃を交わすよ健康に」
    「太刀魚でヒット続きの竿頭」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「高橋に赤阪添えれば刺身の菊」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「菊のように高貴な女と言われたい」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「菊人形 大河ドラマで年わかり」堺市 堺のかわちさん)
    「うなだれた背中を撫でる野地の菊」篠山市 まさ・あっこさん)
    「好き、嫌い菊の花なら好き開始」神戸市西区 スレッガー3回さん)
    「大輪や大棚飾る菊花展」神戸市垂水区 ますきさん)
    「壺備前やっと治まる菊の花」姫路市 みよこさん)
    「枚方の菊人形や今何処」大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「香しい野に満開の菊日和」赤穂市 風ちゃんさん)
    「久しぶり菊携えて墓参り」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「今年こそ絶対取るぞ菊花賞」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「菊薫る展覧会の自信作」(淡路市 お散歩おじさん)

    「秋味が水面波だて故郷へ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「台風後 天気とにらめっこ疲れるよ」(神戸市垂水区 みよたんさん)
    「自転車をかわすトンボや風に乗り」篠山市 まさ・あっこさん)
    「明日知れぬ命占う居待ち月」神戸市垂水区 健康第一さん)
    「秋の夜に涼し気に鳴く虫達よ」神戸市北区 たけしさん)
    「こまったな稲刈り前の台風は」豊岡市 ほないくえさん)
    「台風に地震残暑や虐めるの」大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「停電の秋の夜長にラジオ聞き」淡路市 お散歩おじさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    大田先生が選んだ句は、
    「お刺身の名脇役のつま菊よ」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    アルミカン高橋さんが選んだ句は、
    「暑さ過ぎ秋に涼し気 菊の花」(神戸市北区 たけしさん)
    「長き夜に長き小説 読破する」(赤穂市 風ちゃんさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は、
    「彼岸花どこか似ている知らんがな!」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    大森さんが選んだ句は
    「空一面 を飾る冠菊(守口市 守口のタヌキさん)
    「亡き母に思いを込めた白い菊」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「群れて咲く野路菊見たし播磨灘(神戸市垂水区 健康第一さん)
    「菊の香や過疎のいなかの地蔵尊」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「コスモスの迷路畑や叫ぶ声」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「庭の隅 式部揺れてるむらさき」(姫路市 みよこさん)
    「名将は名誉監督 秋季戦」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「テニス界 菊人形はナオミちゃん」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「台風に勝てず関空 闇となり」(姫路市 みよこさん)

    でした!
    次回のお題は豊の秋」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年9月10日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(9月7日)

    9月7日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「人の縁ふかきに甘え月今宵」
    「回復の兆しの安堵夕月に」
    「初月や文は姉とも想ふ人」

    「颱風の被害甚大なる電話」
    「颱風のすさまじきまで雷も」

    妙音新聞からは
    「月の庭 仕舞い忘れの花鋏」(伊勢市 岩本彩さん)
    「満月に負けじと火星耀きて」(日高郡 伊藤秀一さん)
    「月仰ぐ息災願う南無の声」(柏原市 永味啓子さん)
    「あちこちの道路工事に月照らす」(堺市 河内紀雄さん)

    今週の上田秋成の句は
    「見あぐれば月に声あり嶺の松」(無腸)
    「月は入ぬ彼朝霧のあかしがた」(無腸)

    今回は、米山梅吉さんの句と短歌もご紹介します。
    「いさかひもなく水漫々の青田かな」
    「その中を富める貧しきへだてつつ流るる溝の浅かれとこそ」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「台湾の友の笑顔や大月餅」
    「信号も首をかしげたる台風禍」

    アッキンの句は、
    「ほろ酔いの友と見上げる秋の月」
    「鯛まぶし食す倉敷 秋の宵」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「名月や菊をさかなに独り酒」大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「月眺む その瞳精悍少年に」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「月明かり ゆっくり歩む二人連れ」大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「上弦の月に乾杯一人酒」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「見上げれば月のウサギにいやされる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「満月の照らす明かりや恋の道」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「親父より怖い台風 天然か?」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「曽爾高原 私が行くまで待っててね」高槻市 ひろりんさん)
    「松茸や値段覗いて立ち眩む」大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「秋祭いつまで出来る過疎の村」赤穂市 風ちゃんさん)
    「ロウソクを灯してすごす長い夜」(守口市 守口のタヌキさん)
    「風雨止み台風の目を実感し」淡路市 お散歩おじさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの村田さんが選んだ句は、
    「ジュウジュウと焼けた秋刀魚で食進む」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)

    ゲストのペイマンさんが選んだ句は、
    「にこにこと三日月めざしウォーキング」(赤穂市 アンちゃんさん)

    大森さんが選んだ句は
    「満月に今日の不出来も受け入れる」(交野市 星のブランコさん)
    「影二つ昼間の喧嘩 月笑う」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「朝8時 白く薄くに月浮かぶ」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「三日月が私の心 映してる」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)
    「行平と月見の宴に思い馳せ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ああかなし被災地照らす月夜かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「地の面風にたわむれ月ゆれる」(姫路市 みよこさん)

    「雲の峰 崩れて天地鳴動す」(交野市 星のブランコさん)
    「秋遍路 言葉少なに宿をとる」(松原市 ただのおやじさん)
    「秋茄子の一汁一菜 母白寿」(松原市 ただのおやじさん)
    「野分去り くっきり見えた青い月」(大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「ポトリ落つ線香花火や闇を呼び」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「停電で月を肴に手酌酒」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「台風やライフラインのありがたさ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした!

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年9月3日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(8月31日)

    8月31日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「この山の糸すすきてふ好まれし」
    「乱打せる芒が原の嵐かな」
    「萩すすき天下人着し能衣装」

    妙音新聞からは
    「豪雨痕見えかくれせし青薄」(柏原市 永味啓子さん)
    「芒原おぞましく見し記憶かな」(伊勢市 岩本彩さん)
    「かたむきし句碑に芒のひろがりて」(和歌山市 木下榮子さん)
    「すすきの穂ほどけ加減を月見酒」(茨木西RC 須川就三さん)

    今週の上田秋成の句は
    「渡辺や月をひろとる薄の穂」(漁焉)
    「こほろぎや夜は明けてある壁のすすき」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「なお遠く なりゆく昭和かれすすき」
    「台風に出張予定も定まらず」

    アッキンの句は、
    「穂薄を片手に感じ喝を入れ」
    「歌姫を目に焼きつけて秋の夜に」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「床几出しススキを飾り独り酒」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「床の間に薄鎮座の茶の湯かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「秋風にすすきがゆれるお月見に」神戸市北区 たけしさん)
    「すすきの穂 揺れる月夜に眺むるを」(明石市 レモントマトジュースさん)
    「風吹けばススキが踊る帰り道」(姫路市 ラジオ部屋の住人さん)
    「高原の雨にゴメンと薄の穂」交野市 星のブランコさん)
    「山おろし花穂で教えるススキたち」守口市 守口のタヌキさん)
    「すすき野や小鳥飛び交う丘の上」神戸市垂水区 ますきさん)
    「手をつなぎ すすきの原をかける子ら」赤穂市 みるくさん)
    「朝霧を残るすすきは金にゆれ」姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「荒れた地に輝き波打つ すすきの穂」大阪市淀川区 蒼龍さん)

    「夜なべして やっと仕上げた夏の友」大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「アキアカネ日暮れは近い空駆ける」守口市 守口のタヌキさん)
    「秋ゆやけ赤提灯がおいでする」赤穂市 風ちゃんさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの宮田さんが選んだ句は、
    「風吹けばススキが踊る帰り道」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「流行歌 昭和は遠く枯れすすき」(神戸市垂水区 チョイ丸親父さん)

    大森さんが選んだ句は
    「薄野の黄金の波に今朝日」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「すすきの穂 見え隠れする月と星」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「車窓からススキ眺めた通勤路」(大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「廃校に ひとかたまりの芒ゆれ」(姫路市 みよこさん)

    「夜なべして帰る夜空に流れ星」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「孫達と夜間登山や月涼し」(交野市 星のブランコさん)
    「二重三重フェンスを隠す葛の花」(篠山市 まさ・あっこさん)

    今週の特選句は、

    「君の髪かんざし代りススキさし」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「砥峰の山を彩る すすき原」(淡路市 お散歩おじさん)

    「豪雨過ぎ町の平穏 祈る日よ」(神戸市北区 たけしさん)
    「ついてくるオレンジのようなお月さま」(赤穂市 みるくさん)
    「鈴虫を今年も孵化し音を愛でる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「晴れつづき いちじく甘さ増してゆく」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    でした!

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

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    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年8月27日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(8月24日)

    8月24日のお題は秋風」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「色のあせ百日紅降る敷石に」
    「すれ違ふこの感触を秋風と」
    「裳裾ひく雲に嵐の予兆とも」

    妙音新聞からは
    「門司港の秋風抜けし白き帆に」(柏原市 永味啓子さん)
    「秋風と潮の匂ひの絡む町」(富山市 國見由利子さん)
    「影増えて夕べに少し秋の風」(茨木西RC 桜井京子さん)
    「秋扇ゆるゆるつかい神事待つ」(和歌山市 木下榮子さん)

    今週の上田秋成と高濱虚子の句をご紹介します。
    「秋風に声また青し笹のいほ」

    「選集を選みしよりの山の秋」(高濱虚子)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「台風に負けず朗読ボランティア」
    「遅れ来る筋肉痛に秋の風」

    アッキンの句は、
    「ジリジリと秋風いずこ汗ぬぐう」
    「ハラハラと夏の終わりに おとな旅」

    コメンテーターの西村さんの句は、
    「秋風に帆を膨らませ得意顔」
    「背筋伸び台風一過のスカイビル」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「月見れば耳に虫の音 秋の風」篠山市 まさ・あっこさん)
    「強過ぎて参った妻と秋の風」交野市 星のブランコさん)
    「秋の風 草木もなびく田舎道」神戸市垂水区 ますきさん)
    「秋風や庭のコスモスゆらしゆく」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「秋風を感じテラスでランチする」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「秋風を感じ目覚めた午前5時」大阪市天王寺区 ニガウリさん)
    「つかの間の秋風浴びた三日間」姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「秋風に祭囃子と子らの声」淡路市 お散歩おじさん)
    「秋風に ふかれて日焼け見せっこする」豊岡市 ほないくえさん)

    「赤とんぼ ついてくるくる散歩道」赤穂市 みるくさん)
    「熱闘や投手交代 悔いは無し」たつの市 悪魔の囁きさん)
    「小児科へ急かす発疹 夾竹桃」交野市 星のブランコさん)
    「青ゆずを ぱらり振りかけ冷やし麺」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「新涼の林道険しハイキング」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「父母のおもかげしのぶ地蔵盆」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「しまい風呂 幽かに聞こゆ虫の声」姫路市 みよこさん)
    「うろこ雲 空一面の絵画なり」淡路市 お散歩おじさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    コメンテーターの西村さんが選んだ句は、
    「懐かしむ懸賞生活あのナスビ」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「立秋と聞いて腹立つ この酷暑」(高槻市 ひろしさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「アキアカネ田畑飛び交う田舎町」(赤穂市 風ちゃんさん)

    アッキンが選んだ句は、
    「秋風が吹いているよな夫婦仲」(赤穂市 みるくさん)
    「ドラマより負けた球児に貰い泣き」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    大森さんが選んだ句は
    「一つ死に一つ生まれる野分かな」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「将棋指す端居の人に秋の風」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「秋風をコーディネートにあしらって」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「この残暑 予報士みんな疲労感」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    でした!

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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