今年は阪神・淡路大震災から25年、東日本大震災から9年です。
この5年間だけでも、熊本地震や、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など大きな地震災害が相次いでいます。
近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震では、さらに大きな被害が出る恐れもあります。
そこで、地震による被害を少しでも減らすために、事前に備えておくポイントをご紹介します。
◎家具類の転倒・落下・移動の防止策をしましょう。
大きな家具やテレビなどは金具や耐震マットなどで固定しておきます。照明器具などは、チェーンなどで天井と繋げて強度を増やしましょう。
◎消火器を準備するなど、火災対策をしましょう。
電気火災には、感震ブレーカーが効果的です。感震ブレーカーは、地震時に設定以上の揺れを感知した時に電気を自動的に止める器具で、不在時やブレーカーを落として避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
◎備蓄品や非常持出用品の備えをしておきましょう。
目安として最低限3日間程度の水や食料品や、常備薬、下着等。また、非常持ち出し品は、玄関や寝室など持ち出せるようにしておきましょう。
さらに防災マップなどで、身近にある危険箇所を把握しておきましょう。また自宅の屋根や塀などの強度を確認して、もしも問題があれば補強しておきましょう。
そして実際に地震が起きた時、どのように避難行動をするか、家族で話し合っておきましょう。NTTの「災害用伝言ダイヤル171」や携帯電話の「災害伝言版」などの緊急用連絡サービスの活用方法を確認しておきましょう。
◎防災活動への参加をしましょう。
地震発生時に、初期消火や救出救助活動を行うには、日頃からの訓練が欠かせません。家族全員で防災訓練に参加しましょう。
以上のことを、ぜひ普段から心がけてください。
- まごころ歳時記(2月14日)
- 地震に対する事前の備え
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