2025年度シーズン、最初のゲストは「番組の主治医」に勝手に指名させて頂いています、大阪心斎橋の「福本医院」院長の福本淳さんにお越しいただきました。

今回、福本先生には、帯状疱疹と
帯状疱疹とは水痘(水ぼうそう)と同じウイルスが原因で発症する皮膚の病気で、神経に沿って帯状に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現れるのが特徴です。
最終的にはかさぶたになって治りますが、罹患中は痛みや痒みに悩まされるという病気です。
実は、このウイルスは幼少期に感染するのですが、感染してもすぐには発症せず、50歳を過ぎて免疫力が落ちてきた頃に発症することが多いそうです。
発症を防ぐ方法の一つにワクチンの接種がありますが、このワクチンの接種は、お住いの自治体によって金額が違うので(無料のところもあるそうです)、事前に調べておくことが大事です。
ワクチンには「シングリックス」と「ゾスタバックス」の2種類があるそうで、「シングリックス」の方が予防効果が高いそうですが、2回接種しないといけないそうです。
ワクチンを接種するにあたっては、お医者さんともよく相談した方がいいということですよ。
福本先生によると、中高年を迎えると帯状疱疹だけでなく、慢性炎症と呼ばれる症状も健康に良くないそうです。
具体的には歯周病や副鼻腔炎、関節痛といった症状が慢性的に起きている状況で、これらの炎症に内蔵脂肪型の肥満が重なると、免疫システムが暴走して大変なことになることもあるそうですよ。
そうなる前に、心当たりのある方は、ぜひお医者さんへ!
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