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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年4月23日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月20日)

    今回のお題は春の雲」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「夕陽をのせて春の雲沈む」
    「春の雲去らしめ全き金剛山」
    「生駒山そは霾と気づくまで」

    妙音新聞からは
    「あいまいな心かさねて花曇」(橋本市 塩崎万規子さん)
    「散歩道何か問いたき春の雲」(四日市市 北山紀美さん)
    「面影はとどまらぬもの春の雲」(練馬区 北星関子さん)
    「起重機の何も吊らざる春の雲」(伊勢市 岩本彩さん)
    「はるかぜにみんなあつまれべんてんさん」(橋本市 田中まゆさん)

    今週の上田秋成の句は、
    「正夢や見し夜の花のよし野やま」
    「雲こむときのふや見しを花の雨」(漁焉)
    「小雨して之朧くせつく月夜かな」
    「風にはれて笠の軒からよし野雲」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「春の雲なびく比叡の無動谷」
    「新緑の護摩の炎や龍のごと」

    アッキンの句は、
    「パンケーキ ナイフ入れると春の雲」
    「春日傘 財布の同じ必需品」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「花水木 見上げる先に春の雲」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「夕焼けや女体に見えし春の雲」(交野市 星のブランコさん)
    「ハイキング水辺に映る春の雲」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「春の雲 眠りを誘った少年期」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「のんちゃん乗っているよな春の雲」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    「山吹の八重咲き鮮やか庭飾る」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「桜散り初参観日 胸おどる」(赤穗市 アンちゃんさん)
    「藤の花 甘い香り風に乗せ」(宍粟市 笹百合さん)
    「家人まつ庭先隅の八重桜」(兵庫県赤穂市 じゅんいちさん)
    「万国の平穏の日ぞ春の月」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「教室や嵐談義でにぎわいて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「六道に想いをはせし春雷か」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    大森さんが選んだ句は
    「春日陰 笠雲まとう芙蓉峰」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春の雲 亡き愛犬に思い寄せ」(宍粟市 笹百合さん)
    「甘樫や大和三山 春の雲」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春の雲フワリ天守の上に浮き」(姫路市 みよこさん)
    「春の雲 気分任せの一人旅」(淡路市 お散歩おじさん)

    「濃淡の緑かさねて山笑う」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「列乱れ帰るゲンゲ田ランドセル」(交野市 星のブランコさん)
    「桜だけ咲いても散っても大さわぎ」(豊岡市 たんぽぽさん)
    「初めての教え子晴れて卒業す」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「智頭線の車窓拡がるシバザクラ」(姫路市 みよこさん)
    「春風に一家総出の鯉のぼり」(淡路市 お散歩おじさん)

    今週の特選句は
    「二代目と大の字になり春の雲」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「プロ野球 一喜一憂 春の雲」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)
    「不死鳥の翼にみえし春のくも」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「つつじ咲く階段おりてまたのぼる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春過ぎて酒飲む機会また来年」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)

    次回のお題は別れ霜」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年4月20日(金) 17時19分 一紀のいろいろ万華鏡

    マリンスポーツの必須品と言えば!?

    今週の「一紀のいろいろ万華鏡」では、YAMAHAグループの株式会社ワイズギアから伏屋友博さんをお迎えして、マリンスポーツに必須のアイテム「ライフジャケット」についてお話を伺いました。

    これからの季節、釣りやボートなどのマリンスポーツを楽しむには絶好のシーズンですが、万が一の時に役に立つのがライフジャケットです。

    最近のライフジャケットは、デザインが豊富なのはもちろん、性能面でもわざわざ手動で作動させなくても、センサーが水に浸かったのを感知した時点で作動するモデルも多数登場しています。

    寺谷さんが身につけているのがウエストタイプのライフジャケット。上半身にどんなにゴツイ服を着ていても関係なく使うことが出来ます。

    アッキンが身につけているのは、オーソドックスなライフジャケット。

    実際に、センサーが作動するとどうなるか、番組でアッキンが試してみました。

    そして今回、ワイズギアさんから、寺谷さんが身につけていますこちらのハイブリッドライフジャケットを2名様にプレゼント!

    ライフジャケットが欲しい!と書いて、ご応募ください。

    来週の放送で抽選しますよ!

    〒650-8580 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」
     ライフジャケットプレゼント 係
    メール:maido@jocr.jp
    FAX:078-362-0005

    Y’S GEAR ワイズギア オフィシャルサイト

  • 2018年4月17日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「観天望気(かんてんぼうき)」のお話

    「観天望気(かんてんぼうき)」って言葉、ご存知ですか? 

    「観天望気」とは、空模様や生物の行動から、狭い地域の天気を予想する方法のことを言います。

     

    現在のように、高度な天気予報のシステムが無かった時代、人々は星の動きを観たり(観天といいます)、大気の動きを観たり(望気といいます)、さらに動物や植物のいつもと違う動きから、天気の予報をしていました。

    こうした手法は、天気にまつわることわざ「天気俚諺(てんきりげん)」として、今日に伝えられています。

    例えば、

    ・「夕焼けだと晴れ、朝焼けだと雨」

    ・「煙が東に流れると晴れ、西に流れると雨」

    ・「物音の響き(汽笛・鐘の音・川の音など)がよく聞こえると雨」

    ・「遠い山が近くに見えると雨」

    ・「朝に虹は雨、夕方に虹は晴れ」

    ・「月(または太陽)に暈(かさ)がかかると雨」

    といったものです。

    また、動物の動きや人の体の調子にまつわることわざには

    ・「猫が顔を洗うと雨」

    ・「ツバメが高く飛ぶと晴れ、低く飛ぶと雨」

    ・「アマガエルが鳴くと雨」

    ・「クシの通りが悪いと雨」

    ・「あかぎれが痛むと晴れ」

    などがあります。

    昔の人の知恵って、すごいですね!

    (ちなみに「下駄の表が出たら晴れ、裏だと雨」は、迷信ですので)

  • 2018年4月16日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月13日)

    今回のお題は春の水」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「銘香がたかれ春の水の宿」
    「春水をたどれば小さき祠あり」
    「御手洗の春の水とは龍頭の水とこぼれて花の屑」

    妙音新聞からは
    「キラキラと命溢れる春の水」(四日市市 北山紀美さん)
    「春の水 新しき歯と馴染みゆく」(御坊市 森本知美さん)
    「御手洗にしだれ桜のそよぎけり」(五條市 馬場廣道さん)
    「せかれせかれ川になりきる春の水」(藤井寺市 竹村智巳さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「枕にもなろうものなり春の水」(無腸)
    「鳥さしの来ては柳を憎けり」(漁焉)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「春の水しぶき冷たき嵐山」
    「春の夢 演歌にのせて宝くじ」

    アッキンの句は、
    「春の水サイクリングで北播磨」
    「どこ行くのボールと私 春コンペ」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「新人賞 逃がして目から春の水」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「春の水ぴょんとはねる少女の手」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「冷たさが心地よい朝 春の水」(守口市 しんきいってんさん)
    「春の水 光かがやく笑顔かな」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「倒木の苔抱ききれず 春の水」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「飲み過ぎて深夜にうまい春の水」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「苔むすや水辺潤う春の水」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「草もちや母の指先 思いだし」(姫路市 さくら草さん)
    「花祭り唯我独尊 吾ととも」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「風に揺れ心もゆれる木の芽立ち」(淡路市 お散歩おじさん)
    「眠る嫁 白髪の数だけ苦労かけ」(松原市 ただのおやじさん)

    コメンテーターの柏木さんが選んだ句は
    「小魚が動き始める春の水」(泉大津市 しょういちさん)

    ゲストの井上さんが選んだ句は
    「散り初めの花びら浮かべ春の水」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「若草の萌え出ずる丘 笑顔満つ」(神戸市垂水区 ますきさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は
    「洗濯もやりやすくなり春の水」(姫路市 さくら草さん)
    「花散らし若葉の支度する桜」(泉大津市 しょういちさん)

    大森さんが選んだ句は
    「春の水 赤穂の水がめ千種川」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「大川の流れを上る通り抜け」(守口市 守口のタヌキさん)
    「飛び石を無邪気に渡る賀茂の春」(守口市 守口のタヌキさん)
    「木々の葉を音立て濡らす春の水」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「野田の藤 巡りて楽し春の水」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「竹つたう春水に口漱ぐ朝」(姫路市 みよこさん)

    「一昨日のページの中のつくしんぼ」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「貸しボート競ってみたり春の池」(交野市 星のブランコさん)
    「花筏 掻き分け堀の屋形船」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「初春や初孫抱きし宮参り」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「御衣黄や葉櫻覗くうすみどり」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は
    「わさび田に光る姿の春の水」(淡路市 お散歩おじさん)
    「新しき服の香りや新入生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春の陣 祗園うらめしアルミカン」(守口市 しんきいってんさん)

    次回のお題は春の雲」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供