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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年8月17日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(8月14日)

    8月14日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「建墓してつゝしみ逢ひぬ君が盆」
    「蝉しぐれテレワークにも慣れてきて」
    「前ぶれもなき突然の揚花火」

    妙音新聞からは
    「同胞も友も今なく盆の月」(八尾市 淺井祥多さん)
    「仰ぎみてコロナ禍鎮める盆の月」(柏原市 永味啓子さん)
    「この時世庭にて一人盆踊り」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「嫁まかせ孫まかせなり盆用意」(和歌山市 木下榮子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「定紋の盆提灯も古りにけり

    「母に和す光明真言たままつり」

     瑠璃子逝く二句
    「美しき佛なりしよたままつり」
    「泣く妻を叱るがわびし夜の秋」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「渋滞の少なき盆の やや不気味」
    「色白の汚名返上 歩く夏

    あっきんの句は、
    「盆休み家族で近場ゆっくりと」
    「楽しみだもうすぐ三十路 夏節目」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「盆休み絶叫マシン体重計」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「孫たちも手を合わせるよお盆には」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「お盆玉もらった孫言うまた来ると」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「盆休みコロナ帰省を自粛中」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「コロナ禍で静かなお盆これもよし」(神戸市北区 マーブルさん)
    「帰省子のいない8月15日」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「盆迎え母のぼた餅夢にみる」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「盂蘭盆会 大にざわつく京の街」(三田市 インコ・ママさん)
    「盆休みコロナが断たせた島帰省」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「盆帰省 見えぬ圧力新コロナ」(三田市 キロマルさん)
    「行くべきか行かざるべきか盆休み」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「地蔵盆幼き子らの映える笑み」(滋賀県草津市 グリーゼ581さん)
    「お盆にて先祖のみたま祭る日よ」(神戸市北区 たけしさん)
    「なき人に思いをはせるお盆かな」(神戸市西区 そらさん)
    「里帰り娘にもどる盆の月」(大阪府泉南郡 さくらさん)
    「御先祖と密ある暮らし魂祭り」(守口市 守口のタヌキさん)
    「新盆の夫に供えるさぎ草酒」(姫路市 みよこさん)
    「盆踊りジイジの太鼓 来年に」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「元気にと母にしてたと盆迎え」(茨木市 蒼龍さん)
    「書を読んでじっと我慢の盆休み」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「亡くなった人も帰らぬ地蔵盆」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「盆になり集まるみんな今年なし」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「コロナ禍やズーム使って盆おどり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「生見魂 母は子らよりお盆玉」(交野市 星のブランコさん)

    「輪になって孫と踊るや盆祭」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「あさ四時の明けのみょうじょう二人みる」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「スイカ買う昔一玉今カット品」(豊岡市 あきひめさん)
    「灯籠に彼との船旅思い馳せ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「対策も無策なのよと秋の風」(茨木市 蒼龍さん)
    「猛暑ならもうしょうがないからあきらめた」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「幾億の御霊の揺らぎ天の川」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「蝉しぐれ日ごと激しく終章へ」(三田市 インコ・ママさん)
    「立秋のありがたき風 朝一番」(高槻市 ひろりんさん)
    「熱帯夜羊の数が足りません」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「浜風や汗の結晶さよなら打」(三田市 キロマルさん)
    「流星に一つじゃ足りぬ願い事」(淡路市 お散歩おじさん)
    「墓まいり渋滞ハマり数珠つなぎ」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「奉仕蝉短い夏を惜しんでる」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「大空に大音轟く花火の輪」(神戸市垂水区 ますきさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「盆踊り音頭はひとり鼻歌で」(川西市 心はいつも青春さん)
    「盆休み孫との会話リモートで」(堺市 ニコニコおばさん)
    「新盆や遺影の母にかたりかけ」(大阪府泉南郡 くまちゃん)
    「コロナ禍で代理で済ます墓参り」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)

    「鹿だまりコロナ禍なんてなんのその」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「幼子の蟻を目で追う庭のすみ」(姫路市 みよこさん)
    「マーチなくとも栄冠は君達に」(交野市 星のブランコさん)
    「墓参りすませてシャワーの心地よさ」(神戸市北区 マーブルさん)
    「縁者らが今年はズームで墓参り」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「夏空に拍手が響く甲子園」(池田市 うさこさん)
    「来年は真夏の花火 盛大に」(神戸市北区 たけしさん)
    「麦わら帽 日差しで焼けて穴あいて」(守口市 守口のタヌキさん)

    今週の特選句は、

    「盆踊りリモート参加浴衣着て」(池田市 うさこさん)
    「コロナ時代平和を紡ぐ語りびと」(川西市 心はいつも青春さん)

    でした。

    次回のお題は旧盆・秋草」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年8月16日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    ラッピングトラックで交通安全を

    14日のゲストは、高槻市にあります株式会社宮田運輸 代表取締役社長の宮田博文さんにお越し頂きました。

    番組2回目の出演となります宮田さんには、前回もご紹介いただきました「こどもミュージアムプロジェクト」のその後についてお話を伺いました。

    「こどもミュージアムプロジェクト」とは、子どもが描いた絵をトラックや自販機などにラッピングしてお父さんたちを応援しようという企画です。

    このプロジェクトは、かつて宮田運輸さんのトラックが事故を起こしてしまったことをきっかけに、一件でも事故を無くしたいという思いを込めて6年前に始めたそうです。

    現在「こどもミュージアムプロジェクト」は210社が参加しており660台が走っているそうですよ。

    今後は福島県に事業所を作って、子供たちが描いた絵をラッピングしたトラックを走らせることを企画中とのこと。

    こどもミュージアムプロジェクト協会 ホームページ

    さらに「こどもミュージアムプロジェクト」のドキュメンタリー映画「愛でいけるやん」が完成したそうです。

    コロナの影響で劇場での公開ができないため8月30日(日)13時からオンライン上映会が開催されます。

    映画をご覧になりたい方はこちらからお申込みください。

    宮田運輸 ホームページ

     

  • 2020年8月15日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    クラウドファウンディングで日本酒造り

    14日の「一紀のいろいろ万華鏡」は、京丹後市にあります竹野酒造有限会社 代表取締役社長の行待佳平さんに、現在取り組まれているクラウドファウンディングによる日本酒造りについて電話でお話を伺いました。

    行待さんがクラウドファンディングを始めたきっかけは、コロナの影響で厳しくなったが酒造りを続け新しいものを生み出したいと思ったからだそうです。

    また、コロナ後に世界にも日本酒を広げたいという思いも込められているとのこと。

    竹野酒造のクラウドファンディングは8月1日に始めたそうですが、出資によるリターンがとてもユニークで既に目標額を超えているそうです。

    リターンには、竹野酒造の銘柄「弥栄鶴」の斗瓶取り原酒や2020年の冬に一緒にお酒を造れる権利があります。

    「弥栄鶴」の斗瓶取りは、できるだけ酸化を防ぐため吊るしてから4時間以内に滴り落ちたものだけを取っているそうです。

    竹野酒造のクラウドファンディングは10月15日まで募集しているとのこと。

    詳しくはこちらをご覧ください。

    応援したいと思った方は是非参加してみてください。

    Yasakaturu ホームページ

  • 2020年8月11日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「南海トラフ地震」について

    近い将来に発生することが懸念される「南海トラフ地震」。

    実際に、どのような地震が起こるか、皆さん、ご存知ですか?

    政府の中央防災会議による被害想定では、最大クラスの「南海トラフ地震」が発生すると

    ・静岡県から宮崎県にかけての一部では、震度7となる可能性がある

    ・それに隣接する周辺の広い地域で、震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。

    また関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に、10mを超える大津波の襲来が想定されています。

    そもそも「南海トラフ」とは、静岡県の駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域や高知県の土佐湾を経て、宮崎県の日向灘沖までの、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが接している海底の溝状の地形を形成している区域を指します。

    よく耳にする「プレート」ですが、どういったものかと言うと地球は中心部から、「核」、「マントル」、「地殻」と言う層の構造になっていると考えられています。

    このうち地表付近の「地殻」やマントル上部の硬い板状の岩盤となっているところを「プレート」と呼びます。

     

    「南海トラフ」に沿ったプレートの境界を震源とする大規模な地震が「南海トラフ地震」で、これまで概ね100年から150年の周期で発生しています。

    過去に、「南海トラフ」が震源となった「昭和東南海地震」及び「昭和南海地震」が起きて70年以上が経過しており、次の大規模地震が発生するリスクは年々高まっていると考えられています。

    政府の地震調査研究推進本部は、今後30年以内に南海トラフでマグニチュード8~9クラスの地震が発生する確率を70~80%としています。

    「南海トラフ地震」の被害から、ご自身や家族を守るために、このコーナーでも紹介してきました家庭内での備蓄をするなど様々な準備に、ぜひ取り組んでください。