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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年8月24日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(8月21日)

    8月21日のお題は旧盆」「秋草」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「秋草や各服点を追善に」
    「旧盆や祖師の廟前槇の供花」
    「流燈に観賢僧正の名を加へ」

    妙音新聞からは
    「友と逢ひ終戰の事学校の事」(和歌山市 木下榮子さん)
    「幼き手より一本の秋の草」(奈良市 廣瀬洋子さん)
    「過疎村に兵の墓標や盆の月」(八尾市 淺井祥多さん)
    「新盆や私一人が年をとる」(八尾市 向垣朝加さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「ダムつくる発破の音も盆休ミ」
    「口紅といふ蓮咲いて國分尼寺」
    「下向道澤にかかれば澤桔梗」
    「監鯖をぶらさげて旧盆の杣」
    「客の数だけ秋団扇とりあへず」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「墓参り行軍のごと旧の盆」
    「秋草も しおれしなびて寺の道

    あっきんの句は、
    「旧盆に汗が滴り挨拶を」
    「涼しげに秋草文の帯締めて」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「旧盆を旧暦に見る母いずこ」(茨木市 蒼龍さん)
    「旧盆や蝉の亡きがらあちこちに」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「旧盆に集う親戚マスクして」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「旧盆もコロナで帰省自粛する」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「儚立つ亡骸の蝉土に帰す」(守口市 守口のタヌキさん)
    「旧盆は宮しずかなり葉音もせず」(姫路市 みよこさん)
    「旧盆につのるさみしさ手をあわす」(神戸市北区 マーブルさん)
    「旧盆や田畑の風やゆると過ぎ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「旧盆やあらたに出ずる朝の声」(三田市 インコ・ママさん)
    「茄子の牛キュウリの馬で酔い心地」(松原市 ただしさん)
    「旧盆も親戚縁者テレビ越し」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「旧盆やベッドサイドにモモの本」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「風鈴やさみしい旧盆なぐさめて」(豊岡市 へのへのもへじじいさん)
    「盆は来る然れどかの人帰らざる」(明石市 かみなりおやじさん)

    「秋草も萌えて可憐な花どれに」(茨木市 蒼龍さん)
    「秋草を見つけて休む散歩道」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「秋草も今年はがまん土に中」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「敦盛家 秋草茂り 波の音」(姫路市 みよこさん)
    「秋草や揺れる茂みに虫の声」(池田市 うさこさん)
    「高原にゆれる秋草ゆく季節」(神戸市北区 マーブルさん)
    「道端の名もなき草に秋を見る」(川西市 心はいつも青春さん)
    「たおやかに風に付きをり秋の草」(三田市 インコ・ママさん)
    「秋草や ぽかんと浮かぶ雲の増え」(三田市 キロマルさん)
    「秋草のコロナに疲れ故郷へ」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「秋草の裾に奏でる虫の声」(滋賀県草津市 グリーゼ581さん)
    「奥山で移ろい告げる吾亦紅」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「秋草や虫の鳴き声 涼しげに」(堺市 ターチンさん)
    「秋草にそっと手を触れ笑う孫」(堺市 ニコニコおばさんさん)
    「秋草が早出るんかとぼやいてる」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「気がつけば秋草伸びて墓参り」(松原市 玉ねぎサラダさん)
    「コロナ禍や まけずにキキョウ咲きにけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「秋草の耳をすませば虫の声」(大阪市東淀川区 ラビットさん)

    「夏の蝉 鳴いて身もだえ恋終る」(泉南郡 フーちゃんさん)
    「古寺の読経にまじり虫の声」(茨木市 蒼龍さん)
    「頭より高いところで胡瓜揺れ」(姫路市 姫路の夢太郎さん
    「コスモスで恋占いは全て好き」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「出目金をモナカの皮ですくい上げ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「山の径 竜胆みつけ燥ぐ子等」(姫路市 みよこさん)
    「ウィズコロナ マスクは辛い残暑かな」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「うなぎより届かぬ不安サンマ漁」(川西市 心はいつも青春さん)
    「熱帯夜アイス枕を抱きしめる」(池田市 うさこさん)
    「蜩が鳴けど秋には ほど遠し」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「掬星台ビール飲み干し夜景待つ」(三田市 キロマルさん)
    「夏の雲そんなに急ぎ何処へ行く」(淡路市 お散歩おじさん)
    「朝明けや すずむしの声リズミカル」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「降ってくる かなかなかなと こもれ日が」(神戸市北区 マーブルさん)
    「地藏盆 老若男女が集いたり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「大汗のくっさい夏はまだまだだ」(豊岡市 へのへのもへじじいさん)
    「うつるなよ新型コロナうつすなよ」(池田市 池田のじっちゃんさん)
    「墓参り幼馴染と立ち話」(丹波篠山市 丹波のトシ坊さん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、

    「一点の炎に想う大文字」(滋賀県草津市 グリーゼ581さん)
    「秋草に鈴虫見えず声を聞く」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「扇風機 暑い暑いと回ってる」(豊岡市 あきひめさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「旧盆や灼熱の日々続きけり」(神戸市西区 アカネさん)
    「旧盆やマスク姿で僧来たる」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「きゅうりなす母盆仕度 父迎え」(池田市 うさこさん)
    「旧盆や休みと宿題先終わる」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「送り火や右脳で描く大てふ字」(三田市 キロマルさん)

    「梅小路 汽笛にふるうフジバカマ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「もて余す我が身ひとつや秋の草」交野市 星のブランコさん)
    「秋草の丈より低し六地蔵」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「秋草よ絵日記のない休み終え」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「風に揺れ秋草の歌 野に満ちる」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)

    「大文字そっと祈った盂蘭盆会」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    今週は、選ばれた句すべてを特選句とさせていただきました。

    次回のお題は秋晴」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年8月23日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    プリズン・コンサートを続けて500回!

    21日のゲストコーナーでは、鳥取県出身の女性デュオ「Paix²(ペペ)」のManamiさん、Megumiさんのお二人に電話インタビューをしました。

    2000年にインディーズでデビュー、翌年には日本コロムビアからメジャーデビューを果たしたお二人ですが、実はライフワークとして続けているのが刑務所や少年院などでの慰問公演。

    デビュー直後に、地元で一日警察署長を勤めたのがきっかけで慰問公演に訪れるようになったそうです。

    以来「受刑者が二度と犯罪に手を染めることが無いように」という思いで全国の刑務所・少年院へボランティアでコンサートに回ったお二人。気が付けば500回を数えるまでになったそうですよ。

    その活動振りと受刑者からの人気から「刑務所のアイドル」として、テレビや新聞など多数のメディアでも取り上げられることが増えたそうです。

    そんな二人の20年間の活動をまとめた本が出版されました。

    塀の中のジャンヌ・ダルク―Paix²プリズン・コンサート500回への軌跡 

    鹿砦社(ろくさいしゃ) 1,400円+税

    発売以来好評で、出版元の鹿砦社でも品切れ中だそうです。

    有名オンライン書店では、普通にお買い求めいただけますので、そちらからご購入下さい。

     

    現在は、新型コロナウイルスの影響で公演活動は自粛を余儀なくされていますが、世の中が落ち着いたらあらためてじっくり二人の歌を聴きたいですね。

    Paix²オフィシャルサイト

     

  • 2020年8月22日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    コロナ時代の酒蔵 海外への飛躍!

    21日の「いろいろ万華鏡」では「コロナの時代の酒蔵シリーズ」第二弾ということで、以前マスクカバーの取り組みでも登場していただいた富山県の酒蔵、株式会社越乃めぐみの吉田憲司社長に電話インタビューしました。

    新型コロナウイルスの影響で日本酒業界も大きな打撃を受けていることは、様々なメディアで取り上げられています。

    そんな中、越乃めぐみでは「后」ブランドを中心に、より海外に目を向けた販売ルートの開拓に取り組んでいるそうです。

    実はコロナの前には、海外で日本酒が徐々に注目されてきていたそうで、吉田さんもそうした動きに併せて「后」ブランドをアピールしていこうとしていたとのこと。

    今の状況が落ち着いたら、さらに積極的に海外へ乗り出していくことを考えているそうですよ。

    これからの日本酒業界の動きから目が離せませんね。

    「后 Kisaki」オフィシャルサイト

  • 2020年8月21日(金) 06時55分 メッセージテーマ

    あらためて気づきました!

    本日のメッセージテーマはコロナで気づいたことです。

    寺谷さんが新型コロナウイルスによる「ステイホーム」で一番気づいたのが「スマホの便利さ」だそうですよ。

    さすがの寺谷さんも、そろそろガラケーも卒業ですかねえ・・・

    今日もたくさんのメッセージをお待ちしています!

    メール:maido@jocr.jp

    FAX:078-361-0005

    番組 Instagramは、こちらです!

    寺谷一紀のまいど!まいど! 公式Instagram

  • 2020年8月18日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    梅雨前線の影響による「令和2年7月豪雨」は、全国各地に大きな被害をもたらしました。

    また、これからの季節、注意が必要な自然災害といえば、台風です。

    事前にしっかりと準備して、危険から身を守りましょう。

     

    まず、台風が接近する前の備えです。

    台風による雨風に備えて、側溝や排水溝などは掃除をして、水はけをよくしておきましょう。

    また、屋根や塀・壁などの点検や補強も普段から行っておきましょう。

    そしてライフラインが途絶えた時のために、懐中電灯や水、非常用食品、ラジオなどを準備しておきましょう。

    市や町が用意しているハザードマップなどには、地域の危険個所の情報が掲載されています。

    近くに危険な場所がないか確認し、いつ・どこへ・どのように避難するか、緊急連絡手段とあわせて、家族と話し合っておきましょう。

     

    次に、台風が接近してきた時の注意点です。

    大雨や強風による事故に巻き込まれないために、不要不急の外出は控えましょう。また、興味本位で川や用水路、海岸などに近づくことは絶対にやめましょう。

    市や町から避難勧告や、緊急の避難指示があった場合は、すぐに避難しましょう。避難勧告などが出ていない時でも、大雨や洪水、土砂災害などに警戒が必要な場所にいる場合は、早めに避難するようにしましょう。

    いざ避難するとなった場合、車での避難は、道路の冠水に巻き込まれるなどリスクが高いので、注意が必要です。

    もしも車を使って避難する場合は、避難場所までの移動時間を考えて、早めに避難しましょう。

    また状況によっては、遠くの避難所に行くよりも、隣近所にある2階以上の頑丈な建物に避難させてもらう方が安全な場合もあるので、周囲の状況を確認して最善の行動をとるようにしましょう。

    そして避難の前には、火の元やガスの元栓、電気のブレーカーを落として、戸締りを忘れずに。

    テレビやラジオ・新聞、インターネットの気象情報サイトなどで、日頃から台風の情報に注意しておきましょう。