6月は梅雨の季節。これからの時期、注意すべきは、「集中豪雨」の被害です。
「集中豪雨」とは、激しい雨が数時間にわたって降り続き、特定の地域に数百mmの総雨量をもたらす雨のことです。
この大雨によって、河川の増水や土砂災害が起こりやすくなり、周辺地域が危険な状況になることがあります。
こうした「集中豪雨」による被害から生命を守るために、次の事を心がけて下さい。
まずは、
・お住まいの地域には、どのような危険があるのか?
・避難のタイミングは、いつなのか?
・いざという時の避難場所は、どこなのか?
といった情報を日頃から調べておきましょう。
そして、「いつ」「どこに」「どのように」避難するのかを決めておく「マイ避難カード」を作成しておきましょう。
詳しくは、インターネットの検索サイトで「兵庫県マイ避難カード」と検索してください。
また、このコーナーでも何度もご紹介しています兵庫県の防災情報サイト「兵庫県CGハザードマップ」では、洪水などの身の回りの危険箇所についての情報を確認することが出来ます。
さらに「ひょうご防災ネット」に登録しておけば、自分が登録した市町(しまち)からの避難に関する情報や気象情報が配信されます。
こうした防災情報サイトの他にも、テレビやラジオなどで最新の気象情報を、こまめにチェックしておきましょう。
情報の確認と同じく大切なのが、避難時の非常持ち出し用の荷物の準備です。
懐中電灯やラジオ、医薬品、家族の構成に合わせた非常食などの荷物を準備しておきましょう。
そして、避難指示が出たら、すみやかに避難しましょう。
たとえ避難情報が出ていなくても、すでに危険な場所にいる場合や、避難に時間がかかる場合は、早めに安全な場所へ自主的に避難をしてください。