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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2021年8月17日(火) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    毎年のように、線状降水帯による大雨が発生し、甚大な災害が生じていますが、これからの季節、注意が必要な自然災害として、忘れてはいけないのが台風です。

    事前にしっかりと準備して、危険から身を守りましょう。

     

    まず、台風が接近する前の備えです。

    台風による雨風に備えて、側溝や排水溝などは掃除をして、水はけを良くしておきましょう。

    また、屋根や塀・壁などの点検や補強も、普段から行っておきましょう。

    そしてライフラインが途絶えた時のために、懐中電灯や水、非常用食品、ラジオなどを準備しておきましょう。

    市や町が用意しているハザードマップなどには、地域の危険個所の情報が掲載されています。

    近くに危険な場所がないか確認し、いつ・どこへ・どのように避難するか、緊急連絡手段とあわせて、家族と話し合っておきましょう。

     

    次に、台風が接近してきた時の注意点です。

    大雨や強風による事故に巻き込まれないために、不要不急の外出は控えましょう。

    また、興味本位で川や用水路、海岸などに近づくことは絶対にやめましょう。

    市や町から避難指示があった場合は、すぐに避難しましょう。

    避難指示が出ていない時でも、大雨や洪水、土砂災害などに警戒が必要な場所にいる場合は、早めに避難するようにしましょう。

    いざ避難するとなった場合、車での避難は、道路の冠水に巻き込まれるなどリスクが高いので、注意が必要です。

    もしも車を使って避難する場合は、避難場所までの移動時間を考えて、早めに避難しましょう。

     

    また切迫した状況になった場合は、遠くの避難所に行くよりも、近くにある2階以上の頑丈な建物に避難させてもらう方が安全な場合もあるので、周囲の状況を確認して最善の行動をとるようにしましょう。

    そして避難の前には、火の元やガスの元栓、電気のブレーカーを落として、戸締りを忘れずに。

    さらに、テレビやラジオ・新聞、インターネットの気象情報サイトなどで、日頃から台風の情報に注意しておきましょう。

  • 2021年8月10日(火) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」のおしらせ

    近年、各地で大きな災害が相次いでいますね。

    先月に発生しました、熱海の土砂災害、そして九州南部や中国地方を襲った大雨による被害も記憶に新しいところです。

    さらには、新型コロナウイルスの感染拡大も、依然として予断を許さない状況が続いています。

    私たちは、いつ何時こうした災害に見舞われるかもしれないということを、常に意識しておくことが大事です。

     

    そうした防災意識を、次世代を担う子どもたちにしっかり身につけてもらおうと、震災から10年目となる平成17年から毎年実施されているのが「ぼうさい甲子園」です。

    「ぼうさい甲子園」では、全国の子どもたちや学生の皆さんが、学校や地域で取り組んでいる防災教育や防災活動を募集しています。

    今回は、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に苦慮されている全国の学校・団体の状況を考慮した「特別企画」として実施します。

     

    応募対象となるのは、令和2年11月14日 ~ 令和4年331日までに

    行われたか、もしくは行われる予定の

    ・「自然災害から命と暮らしを守るための防災教育や防災活動の取り組み」

    「健康と生活を守るための新型コロナウイルス感染症に関する取り組み」

    です。

     

    応募は9月30日(木)まで。学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で応募して下さい。 自薦・他薦を問いません。

    詳しいことは、

    「ぼうさい甲子園」事務局 TEL:0798-23-3215

  • 2021年8月3日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「線状降水帯(せんじょう こうすいたい)」について

    近年、全国各地で「集中豪雨」の被害が相次いていますが、その原因として注目されているのが「線状降水帯」です。

    最近はニュースでも取り上げらるようになってご存じの方も多いかもしれませんね。

     

    「線状降水帯」とは、線状に伸びた強い降水をともなう雨域のことです。

    次々と発生する雨雲が列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過や停滞することで作り出されます。

    気象庁と国土交通省では、この線状降水帯が出来たことを確認した場合に速報する「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を、6月17日からスタートさせました。

    これは、データ解析した雨の量が一定の基準を満たして、降水域の形状が「線の形」になっているなどの条件を満たした場合、例えば

    「線状降水帯による非常に激しい雨が、同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっています」

    などの情報を呼びかけます。

     

    「線状降水帯」が発生しつつある状況では、数時間先の予測精度も十分でないケースがあり、危険度が急上昇する場合もあります。

    なので、この「線状降水帯」による大雨の情報を聞いたら、該当箇所に住んでいる方は、速やかに避難行動をとってください。

     

    新しい災害に関するキーワード「線状降水帯」を、この機会にぜひ覚えておいてください。

     

  • 2021年7月29日(木) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。

    熱中症とは高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害のことを言います。

    その結果、

    ・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。

    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・時には意識障害など重症になる

    といった症状が現れます。

     

    今年はさらに新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用など制約も多いので、さらに注意が必要です。

    そこで、兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症の

    予防方法をご紹介します。

     

    屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    2020年6月から8月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は住居で発生しています。 屋内にいるからと、油断してはいけません。

    扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。

    周りの人も気を配ってあげましょう。

    日頃から健康管理をしましょう!

    感染症予防も兼ねて、日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。

    また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。

    マスクの着用は適切に!

    マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。

    屋外で人と十分な距離、少なくとも2メートル以上が確保できる場合は適宜マスクを外して休憩しましょう。

     

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。

  • 2021年7月12日(月) 10時50分 防災マッカセナサイ!

    「青い羽根募金」のおしらせ

    夏になると、海のレジャーに出かける方が増えますが、一方で毎年、水難事故もたくさん発生しています。

    「海で事故が起きた時、救助活動を担当する人たちは?」と言えば、すぐに思いつくのは海上保安庁や警察、消防といった行政機関ではないでしょうか?

    実は、そういった行政機関の他にも「ボランティア救助員」と言って、漁業関係者や、会社員といった一般の人たち、その数、全国で約5万2千人がボランティアで救助活動をしているんです。

    こうしたボランティア救助員たちの活動を支えているのが、「青い羽根募金」です。

    公益社団法人日本水難救済会が実施する「青い羽根募金」は、ボランティア救助員の活動に必要な、ライフジャケットやロープ、浮き輪などの購入資金に充てられています。

    募金は一年を通じて募集しており、特に、毎年7月と8月の2ヵ月間を「青い羽根募金 強調運動期間」として、全国的に募金活動を展開しています。しかしながら、最近は資金的に厳しい状況が続いています。

     

    兵庫県水難救済会でも、募金を受け付ける振込先口座を開設しています。

    詳しいお問い合わせは、

    兵庫県災害対策課内 兵庫県水難救済会事務局

    TEL:078-362-9988

    までご連絡ください。

    海で遭難した方々の救助を行うボランティア救助員。その活動を支える「青い羽根募金」に、ご協力をお願いします。