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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年1月27日(月) 15時52分 防災マッカセナサイ!

    雪害への備えについて

    大阪管区気象台が発表した向こう3か月の予報によると、近畿地方の降雪量は「平年より少ない見込み」とのことです。

    とはいえ、まったく雪が降らないわけではありませんので、大雪への備えが必要です。

    消防庁の調査によると、平成3011月から令和元年5月の間までに雪害によって40人の方が亡くなったとのことです。その全ての方が、除雪作業中の事故が原因でした。

    そこで、除雪作業中の事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    一人で除雪作業をしない。

    家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。

    また、携帯電話を持っておけば、もしも雪に埋まっても、携帯を鳴らしてもらえば、埋まっている場所が確認でき、助けてもらうことが出来ます。

    「屋根からの転落」に注意。

    作業の際は、必ず命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。

    低い屋根でも油断は禁物です。また、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。

    除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全を確認してから作業しましょう。

     

    また大雪の際は、不要不急の外出は控えましょう。

    どうしても車で外出する必要がある場合は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを忘れないように、また早期装着を心がけましょう。

     

    そして車内で、待機時には、車の排気口周辺に雪が積もっていないか確認してください。

    マフラーが詰まっていると、排気ガスが車内に逆流して、一酸化中毒になる恐れがあります。

     

    自宅にいる場合も、大雪で外出が出来なくなるような事態に備えて、地震の時と同じように非常用の備品を用意しておきましょう。

  • 2019年12月1日(日) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「雪崩防災週間」のおしらせ

    毎年121日から7日までの期間は雪崩防災週間です。

    国土交通省では、この期間中は、全国的に雪崩災害による人命と財産の被害を防止するための啓発活動を行っています。

    では、雪崩とはどんな現象なのでしょうか。

    雪崩とは、山の斜面に積もった雪が、滑り落ちてくる現象です。

    滑り落ちる雪の位置によって「表層雪崩」「全層雪崩」2種類に分けられます。

     

    「表層雪崩」は、気温の低い1月から2月頃、すでに雪が積もっている場所へ、短時間に大量の雪が積もった時に多く発生します。

    大規模なものは山の麓から数キロ先まで達することもあり、そのスピードは100kmから200kmほどと新幹線並みの速さです。

    「全層雪崩」は、3月から4月の天気が良く気温が上昇した時に多く発生します。

    こちらは地表に積もっている雪が、全て滑り落ちてくるのが特徴で、時速40kmから80kmほどのスピードがあります。

     

    国土交通省では、雪崩予防柵を設置するなどの「雪崩対策事業」を実施していますが、雪崩はいつどこで起きるか分かりません。

    そこで、日頃からの心がけとして

    • 雪崩注意報や気象情報などに注意を払いましょう。
    • 雪山の斜面に亀裂が入ったり、こぶし大の雪の塊が落ちてくるなどの

    現象が確認されたら、速やかに、その場から離れましょう。

    雪崩は遠くまで達することもあるので、斜面から十分離れた距離まで避難してください。

    雪崩は、一瞬のうちに私たちを襲います。

    万が一雪崩に遭遇したら、雪崩の進行方向に対して、出来るだけ左右の方向に逃げるようにしてください。

  • 2019年11月9日(土) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「秋季全国火災予防運動週間」のおしらせ

    毎年119日から15日までの1週間は、「秋季全国火災予防運動週間」です。

    この期間中は、住宅の防火対策や、乾燥・強風による火災発生の防止、その他火災予防の指導の徹底など、様々な防火対策の取り組みや啓発活動が行われます。

     

    今年度の標語はひとつずつ いいね!で確認 火の用心です。

    私たち一人ひとりが出来る範囲で火災を防ぐには、

    3つの習慣」と「4つの対策

    と言われる7つのポイントを守ることが大事です。

    3つの習慣とは、

    • 寝たばこは、絶対にやめる。
    • ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する。
    • ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消す。

    4つの対策とは、

    • 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
    • 寝具や衣類、カーテンなどは、燃えにくいものを使う。
    • 火災を小さいうちに消せるよう、住宅用消火器を設置する。
    • お年寄りや、身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制を作る。

     

    この7つのポイントに特に注意して、「火の用心」を心がけましょう。

    この中で、住宅用消火器は、あまり古いと経年劣化で破損の恐れがありますので定期的な点検又は、交換をお願いします。

    「住宅用火災警報器」は、新しい家ですと最初から設置されていること

    が多いですが、古い住宅ではまだ設置されていないという方もいらっしゃるかもしれません。安全のために早めの設置をお願いします。

    また、異常警報が出た場合は、赤いランプが点滅したり、音が鳴ったりします。その時は、バッテリー点検をお願いします。

     

    ちなみに、県や市町の職員、消防署などが、ご自宅へ消火器や火災警報器を販売に来たり、業者に販売を委託するといったことは行っておりません。

    そういった訪問販売には、ご注意ください。

  • 2019年10月29日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「世界津波の日」のおしらせ

    来月、115日(火)は「世界津波の日」です。 皆さん知ってましたか?

    なぜ115日が「世界津波の日」になったかというと、嘉永7115日(18541224日)に、安政南海地震が発生し、南海道・東海道を大津波が襲いました。このとき、現在の和歌山県広川(ひろがわ)町で、村人が自ら収穫した稲わらに火を付け、人々を高台に誘導し、避難させたことで、多くの村人が助かった「稲むらの火」というエピソードに因んでいるからなんです。

    平成23年に発生した東日本大震災では、津波による被害で多くの人の命が失われました。

    そこで、津波対策についての理解と関心を深めてもらおうという趣旨で、毎年115「世界津波の日」と定められました。

     

    近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震では、津波による被害も予想されています。 津波警報が発表されたとき、まず何をすべきでしょうか?

    それは、一刻も早く逃げること

    ・沿岸部や川沿いにいる人は、すぐに高台などの安全な場所へ避難する。
    ・強い揺れ、または弱い揺れでも地震が発生した時は、直ちに海岸から離れ、できるだけ遠くの高い所へ避難する。
    ・津波は何度も繰り返し押し寄せてくるので、津波警報や、注意報が解除されるまで、決して安全な場所から離れない。
    ・テレビやラジオなどから正しい情報を確認して、落ち着いて行動する。
    ・普段から家庭や学校・職場でも、避難についての手順を考えておく。

     

    兵庫県では「CGハザードマップ」という地域の災害危険個所の情報を公開しています。

    津波による浸水想定区域や、津波から身を守る方法などを紹介しています。

    スマートフォンにも対応していますので、「兵庫県CGハザードマップ」で検索してみてください。

     

    津波から身を守る一番のポイントは、「迅速かつ適切な避難」です。

    ぜひ、日頃から心がけておいて下さい。

  • 2019年10月16日(水) 14時40分 防災マッカセナサイ!

    「フェニックス共済」のおしらせ

    この番組でも何度かご紹介しています「フェニックス共済」。

    正式には兵庫県住宅再建共済制度と言います。

    阪神・淡路大震災での経験と教訓を踏まえて、自然災害の発生時に、被害を受けた住宅の再建や購入、補修を支援する共済制度です。

    兵庫県内に住宅をお持ちの方なら、住宅の規模や構造、築年数に関係なく誰でも入ることが出来ます。

    「フェニックス共済」のスゴイところは、負担金年額5000で最大600万円の給付が受けられるという点です。

    地震はもちろん、津波・風水害・竜巻・豪雪など、あらゆる自然災害により半壊以上の被害を受け、住宅を再建などした場合に給付されます。

     

    さらに「家財再建共済制度」もあります。

    こちらは賃貸住宅を含めて、県内にお住いの方なら、どなたでも加入することが出来ます。

    実際に、被災し、「フェニックス共済」で給付を受けた方からは

    「お守りのつもりで加入しましたが、まさか床上浸水にあうとは思わず共済給付金を受けられてよかったです

    まさか自分たちにこういうことが起こるとは思いもよらず、負担金も少なく安心なので、軽い気持ちで加入しました。被災した時は、本当に落ち込みましたが、給付金が受け取れるとわかり、加入してよかったと思いました。

    といった声が寄せられています。

     

    「フェニックス共済」は、災害への備えとしては非常に充実した制度です。

    災害はいつ襲ってくるか分かりません。

    近い将来の発生が予想される「南海トラフ地震」。

    さらには兵庫県内に分布する様々な活断層帯による直下型地震や、近年頻発している風水害や土砂災害など、自然災害のリスクは常に身近にあります。

    「まさか!?」に備えて「フェニックス共済」、ぜひ加入して下さいね。

    フェニックス共済 申込ページ