CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年2月12日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「平成30年度 兵庫県国民保護共同訓練」のおしらせ

    今年はラグビー・ワールドカップ、そして来年は東京オリンピックが開催されます。

    こうした大規模なイベントの開催を控えて、近年意識せざるを得ないのがテロ活動への対策です。

    平成169月、武力攻撃や大規模テロなどから国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活に及ぼす影響を最小にするための法律国民保護法が施行されました。

    これを受けて、兵庫県でも、これまでの防災に関する先進的な取り組みを踏まえて、平成183月に兵庫県国民保護計画~県民の保護をめざしてという計画を作成しました。

    この「保護計画」に基づき、毎年、兵庫県や神戸市が中心となって、図上訓練を実施してきました。

    今年は、計画の実効性を、より一層高めるため、217日(日)の13時から16時の間に、ラグビー・ワールドカップの神戸会場となるノエビアスタジアムで、国・県・市や警察・消防・自衛隊・海上保安庁・医療機関などの関係機関が連携した国民保護共同訓練を開催します。

    訓練では、化学剤の散布・不審物(爆発物)の設置・サイバー攻撃などのテロが同時に発生したという想定で、関係機関による実動訓練と図上訓練が連携して実施されます。

    この訓練の様子は、一般の方も見学することが出来ます。

    入場は無料。事前申し込みも不要です。

    当日は、御崎公園駐車場が閉鎖されますので、自動車での来場はご遠慮ください。

    実際に大規模テロなどが起きた場合、自然災害の時と同じく、県民の皆さんの冷静な対応やご協力が必要になります。

    これを機に、ぜひ関心を持ってみて下さい。

  • 2019年1月29日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    冬季の路面凍結への注意

    気象庁の3か月予報によると、この1月から3月は、寒気の影響を受けにくいため、平均気温は高いとのことです。

    特に、降雪の予想される日本海側では、向こう3か月の降水量は平年並か少なく、降雪量も少ない見込みです

    だからと言って、急な冷え込みが起きないということではありません。

    そんな時こそ注意が必要なのが、路面の凍結です。

    昨年の今頃は、兵庫県北部や北陸などで記録的な大雪に見舞われて、列車が運休したり、たくさんの車が立ち往生するなどの豪雪災害に、見舞われました。

    この出来事を教訓に、国土交通省と警察庁は、全国の高速道路や国道の内、13の区間で、大雪時のタイヤチェーン装着の義務化を決めました。

    この内、近畿圏では、北陸道の木之本ICから今庄ICの間と米子道の湯原ICから江府ICの間が、チェーン義務化の対象区間となります。

    規制は、気象庁が特別警報や緊急発表を出すような、異例の降雪時に実施されます。

    チェーンの義務付けは、車種を問わず、冬用のスタッドレスタイヤを着用している車であっても対象になります。

    このチェーン規制に違反すると、道路法に基づき、6月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

    兵庫県でも、播但連絡道路や北近畿豊岡道をはじめとする、但馬地域へお出かけの際は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を、独自に呼び掛けています。

    降雪地域へ車で出掛ける際は、チェーンの積み込みはもちろん、大雪や通行止めが予想される場合は、不要不急のお出かけは控えましょう。

  • 2019年1月8日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    除雪機使用時の注意喚起

    例年、雪の多い地域では、積雪に備えておく必要があります。

    除雪作業を楽にしてくれる、たのもしい味方が「除雪機」です。

    最近は、人が歩きながら操作する「歩行型ロータリ除雪機」が、雪の多い地域に住む人たちの役に立っています。

    しかしながら、普段から使うような機械ではないだけに、除雪機の操作ミスによる事故も、毎年発生しています。

    そこで、事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    ◎定期的に点検を行いましょう。

    こういう機械は、実際に雪が降るまで倉庫に眠っている、ということも多いようです。

    使用する前に、機械の定期点検を行いましょう。特に安全装置の動作確認を行い、正しく機能しない場合は絶対に使用しないようにしましょう。

    ◎「デッドマンクラッチ」を無効化して使用しない。

    「デッドマンクラッチ」とは、使用者がクラッチレバーから手をはなすと自動的に機械が停止する安全装置です。

    この「いちいち停止する」動作が煩わしいと感じて、デッドマンクラッチをロープで固定して使用するなど、せっかくの安全装置を無効にして使う人がいるようです。

    しかし、こうした行為によって、除雪機に巻き込まれる、下敷きになるなどの事故が起きています。

    デッドマンクラッチを無効にするのは、絶対にやめてください。

    ◎エンジンをかけたまま、投雪口に手を突っ込まない。

    除雪中に雪が詰まって、除雪機が動かなくなることがあります。

    この時、エンジンをかけたままで投雪口のカバーを開けて、詰まった雪を取り除いては、いけません。

    手が機械に巻き込まれてケガをする事例が多数報告されています。

    必ず、除雪機のエンジンを止めて作業しましょう。

    除雪中だけでなく、移動中や収納中も気をつける。

    特に後ろへ下がる時は、走行レバーの操作ミスで、除雪機と壁の間にはさまれる、などの事故が報告されています。

    また、除雪機は非常に重い機械で、一度転倒すると簡単には起こせません。

    操作中は、常に注意しながら使用してください。

     

  • 2018年12月4日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「雪崩防災週間」のおしらせ

    日本列島は、国土の半分以上が豪雪地帯に指定されており、そこで2,000万人もの人が生活しています。

    兵庫県も、県内の3分の1が豪雪地帯に指定されており、雪崩危険箇所も1,982箇所あります。

    幸い、ここ数年、県内では雪崩の被害はありませんが、油断は禁物です。

    そこで、毎年121日から7日までを雪崩防災週間として、全国的に雪崩災害による人命と財産の被害を防止するための啓発活動を

    行っています。

    ここで簡単に、雪崩が起きるメカニズムをご紹介しましょう。

    雪崩とは、山の斜面に積もった雪が、滑り落ちてくる現象です。滑り落ちる雪の位置によって「表層雪崩」「全層雪崩」2種類に

    分けられます。

    「表層雪崩」は、気温の低い1月から2月頃、すでに雪が積もっている場所に、短時間に大量の雪が積もった場合に、多く発生します。

    大規模なものは、山の麓から数キロ先まで達することもあり、そのスピードは最大で時速200kmと新幹線並みの速さです。

    「全層雪崩」は、3月から4月の天気が良く気温が上昇した時に多く発生します。

    こちらは地表に積もっている雪が、全て滑り落ちてくるのが特徴で、最大80kmのスピードがあります。

    国土交通省では、昭和60年から雪崩予防柵を設置するなどの「雪崩対策事業」を実施しています。

    しかし、雪崩はいつどこで起きるか分かりません。

    もしも雪山の斜面に亀裂が入ったり、こぶし大の雪の塊が落ちてくるなどの現象が確認されたら、雪崩の危険がありますので、早めに避難しましょう。

    運悪く雪崩に遭遇したら、雪崩の進行方向に対して、出来るだけ左右の方向に逃げるようにしてください。

  • 2018年11月27日(火) 17時51分 防災マッカセナサイ!

    災害時の避難情報について

    今年も残りわずかですが、一年を振り返ると、日本全国で自然災害の多かったイメージが強いですね。

    いざという時、安全に避難するために大事なことは、非常時に発表される様々な避難情報の内容をしっかり理解しておくことです。

    災害の発生が予想される状況になると、テレビ、ラジオや防災無線などで、様々な避難情報が発令されます。

    この避難情報は、緊急性の高さに応じて

    避難準備・高齢者等避難開始」、避難勧告」、「避難指示緊急

    3段階に分かれています。

    この内避難勧告避難指示緊急について、その意味が今ひとつ理解されていないことが指摘されています。

    今回は、この二つの避難情報が発生した時に、とるべき行動について解説します。

    避難勧告が発表された時は、避難対象の地域にいる全ての方は、指定の避難場所へ避難を始めましょう。

    避難指示緊急は最も緊急性が高い避難情報です。

    すでに避難中の場合は、速やかに避難を完了しましょう。まだ避難行動をとっていない場合は、直ちに避難しましょう。

    そして、もしも避難先へ移動するのが困難になってしまった場合は、無理に移動

    せずに、「近隣の安全な場所への避難」「今いる屋内の、より安全な場所へ移動する」

    など、生命を守るために、その時点で出来る最善の避難行動をとりましょう。

    避難準備・高齢者等避難開始」、避難勧告」、「避難指示緊急

    この順番で、緊急性のレベルが高くなっていくことを覚えておいてください。

    そして、いざと言う時は余裕をもって、きちんと行動ができるように備えておきましょう。