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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2023年9月25日(月) 10時05分 防災マッカセナサイ!

    竜巻シーズンに備える

    今の時期、台風と並んで注意が必要なのが、竜巻です。竜巻は、季節を問わず全国で発生していますが、特に9月が最も多く発生しています。

    竜巻とは「非常に発達した積乱雲によって発生する、渦巻き状の激しい突風」のことを言います。

    ・直径は数十メートルから数百メートル

    ・非常に速いスピードで移動

    ・短時間で狭い範囲に集中して、大きな被害をもたらす。

    といった特徴があります。

    そして竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生します。つまり、これからのシーズン、日本のどこでも発生する可能性があるんです。

    次のような天気の変化を見たら、竜巻への注意が必要です。

    • 真っ黒い雲が近づいて、辺りが急に暗くなる。
    • 雷鳴が聞こえたり雷が見えたりする。
    • 冷やっとした冷たい風が吹き始める。
    • 大粒の雨や「ひょう」が降り出す。

    そして、あまり体験したくはないですが、もしも竜巻に遭遇してしまったら、次の方法で身を守りましょう。

    ・屋内にいる場合は、窓や雨戸・シャッターを閉めて、建物の中心部に近い、窓の無い部屋へ移動する。

    ・屋外にいる場合は、車庫や物置、プレハブなどには避難せず、頑丈な建物の中へ避難する。

    ・もし避難できる建物が無ければ、水路など近くのくぼみなどに身を伏せて、両腕で頭と首を守り、飛んでくる物に気をつける。

    竜巻発生の可能性がある場合、気象庁が「竜巻注意情報」を発表します。テレビやラジオ、インターネットなどで情報を確認しましょう。

  • 2023年9月12日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」のおしらせ

    近年、各地で大きな災害が相次いでいますが、私たちは、いつ何時こうした災害に見舞われるかもしれないということを、常に意識しておくことが大事です。

    そうした防災意識を、次世代を担う子どもたちに、しっかり身につけてもらおうと、震災から10年目となる平成17年から毎年実施されているのが「ぼうさい甲子園」で、令和5年度は19回目となります。

    「ぼうさい甲子園」では、全国の子どもたちや学生の皆さんが、学校や地域で取り組んでいる防災教育や防災活動を募集しています。

    応募対象となるのは、令和5年41日 ~ 令和6331日までに行われたか、もしくは行われる予定の「自然災害から命と暮らしを守るための防災教育や防災活動の取り組み」です。

    応募は9月30日(土)まで。

    学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で応募して下さい。

    詳しくは

    「ぼうさい甲子園」

    事務局 TEL:078-995-7922

    までお問い合わせ下さい。

  • 2023年9月5日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    防災力強化県民運動ポスターコンクールのおしらせ

    ここ数年、地震や台風、豪雨など、毎年のように大きな災害が全国各地で起こっています。

    こうした災害による被害を最小限度に抑えるには、「普段から備えておく」という意識をもって行動することが大切です。

    そこで「ひょうご安全の日 推進県民会議」では、県民の皆さん一人ひとりが、常に「災害に備える」行動に取り組んでもらうと「防災力強化県民運動」を推進しています。

    この運動を普及させるために、毎年、兵庫県内の小・中・高校生を対象にしたポスターコンクールを開催しています。

    テーマは、もちろん「防災」。具体的には、

    ・地震や津波、台風、豪雨、洪水など、自然災害について認識を深めるもの。

    ・個人・家庭・地域・学校・職場などでの、防災訓練や防災学習など災害への備えを呼びかけるもの。

    ・自助・共助や災害ボランティアの大切さを訴えるもの

    ・耐震化や室内安全、備蓄、避難の重要性や取り組みを呼びかけるもの

    といった内容を盛り込んだ作品を募集します。

     作品の形式は「図案」と「標語」を組み合わせたものです。「標語」は、例えば「地震が来たら津波に注意」「地域みんなで防災訓練」など防災を啓発するような内容であればOKです。

     募集期間は、令和5年9月29日(金)まで。(当日消印有効)

    詳しくは

    「ひょうご安全の日 推進県民会議 事務局」TEL:078-362-9984

    までお問い合わせ下さい。

    応募用紙などは、こちらのホームページで入手できます。

    防災力強化県民運動ポスターコンクール

    みなさんのご応募、お待ちしています。

  • 2023年8月15日(火) 10時38分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    これからの季節、注意が必要な自然災害は、やはり台風です。事前にしっかりと準備して、危険から身を守りましょう。

    まず、台風が接近する前の備えです。

    台風による雨風に備えて、側溝や排水溝などは掃除をして、水はけを良くしておきましょう。また、屋根や塀・壁などの点検や補強も行っておきましょう。

    そしてライフラインが途絶えた時のために、懐中電灯や水、非常用食品、ラジオなどを準備しておきましょう。

    市や町が用意しているハザードマップなどには、地域の危険個所の情報が掲載されています。危険な場所の確認や、いつ・どこへ・どのように避難するか、緊急連絡手段など家族と話し合っておきましょう。

    実際に、台風が接近してきた時は、大雨や強風による事故に巻き込まれないために不要不急の外出は控えましょう。また、興味本位で川や用水路、海岸などに近づくことは、絶対にやめましょう。

    市や町から避難情報の発表があった場合は、すぐに避難しましょう。

    避難情報が出ていなくても、大雨や洪水、土砂災害などに警戒が必要な場所にいる場合は、早めに避難しましょう。

    車での避難は、道路の冠水に巻き込まれる恐れがあります。もし車を使って避難する場合は、避難場所までの移動時間を考えて、早めに避難しましょう。

    また切迫した状況になった場合、近くにある2階以上の頑丈な建物に避難させてもらう方が安全な場合もあります。

    周囲の状況を確認して、最善の行動をとるようにしましょう。

    さらに避難の前には、火の元やガスの元栓、電気のブレーカーを落として、戸締りを忘れずに。

    またテレビやラジオ・新聞、インターネットの気象情報サイトなどで、日頃から台風の情報に注意しておきましょう。

  • 2023年8月8日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    線状降水帯について

    本年も、全国各地で「集中豪雨」の被害が相次いていますが、その原因として注目されているのが、「線状降水帯」です。

    雨雲の元となる、暖かく湿った空気が次々と流れ込んで、積乱雲が発生します。

    よく聞く「ゲリラ豪雨」は、発達した積乱雲1つから局地的に短時間に大雨が降る現象です。

    「線状降水帯」は、その積乱雲が上空の風によって流されて線状に連なり、同じ場所で大雨が長く続く状態を言います。

    気象庁の基準では「幅が20キロメートルから50キロメートル、長さが50キロメートルから300キロメートルの状態」を「線状降水帯」と呼んでいます。

    気象庁と国土交通省では、この線状降水帯が出来たことを確認した場合に速報する「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を、令和3年からスタートさせました。

    これは「線状降水帯」が発生したと判断した場合、例えば「線状降水帯による非常に激しい雨が、同じ場所で降り続いています。

    命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっています」などの情報を呼びかけます。

    そして、線状降水帯による大雨発生の可能性が高い場合、複数県にまたがる広域を対象に、半日ほど前から気象情報での呼びかけています。

    現在この「線状降水帯」の発生予測には、スーパーコンピューター「富岳」なども使われています。

    「線状降水帯」による大雨の情報を聞いたら、該当箇所に住んでいる方は、速やかに避難行動をとってください。