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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2024年8月12日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    南海トラフ巨大地震も心配ですが、これからの季節、注意が必要な自然災害は、やはり台風です。事前にしっかりと準備して、危険から身を守りましょう。

    まず、台風が接近する前の備えです。台風による雨風に備えて、側溝や排水溝などは掃除をして、水はけを良くしておきましょう。

    また、屋根や塀・壁などの点検や補強も行っておきましょう。

    そしてライフラインが途絶えた時のために、懐中電灯や水、非常用食品、ラジオなどを準備しておきましょう。

    市や町が用意しているハザードマップなどには、地域の危険個所の情報が掲載されています。

    危険な場所の確認や、いつ・どこへ・どのように避難するか、緊急連絡手段など家族と話し合っておきましょう。

    実際に、台風が接近してきた時は、大雨や強風による事故に巻き込まれないために不要不急の外出は控えましょう。

    また、興味本位で川や用水路、海岸などに近づくことは、絶対にやめましょう。

    市や町から避難情報の発表があった場合は、すぐに避難しましょう。

    避難情報が出ていなくても、大雨や洪水、土砂災害などに警戒が必要な場所にいる場合は、早めに避難しましょう。

    車での避難は、道路の冠水に巻き込まれる恐れがあります。

    もし車を使って避難する場合は、避難場所までの移動時間を考えて、早めに避難しましょう。

    また切迫した状況になった場合、近くにある2階以上の頑丈な建物に避難させてもらう方が安全な場合もあります。

    周囲の状況を確認して、最善の行動をとるようにしましょう。

    さらに避難の前には、火の元やガスの元栓、電気のブレーカーを落として、戸締りを忘れずに。

    さらに、テレビやラジオ・新聞、インターネットの気象情報サイトなどで、日頃から台風の情報に注意しておきましょう。

    コーナー提供:

  • 2024年8月5日(月) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「線状降水帯(せんじょう こうすいたい)について

    近年、全国各地で「集中豪雨」の被害が相次いていますが、その原因として注目されているのが、「線状降水帯」です。

    雨雲の元となる、暖かく湿った空気が次々と流れ込むと、積乱雲が発生します。

    よく聞く「ゲリラ豪雨」は、発達した積乱雲1つから、局地的に短時間に大雨が降る現象です。

    「線状降水帯」は、その積乱雲が上空の風によって流されて線状に連なり、同じ場所で大雨が長く続く状態を言います。

    気象庁の基準では「幅が20キロメートルから50キロメートル、長さが50キロメートルから300キロメートルの状態」を「線状降水帯」と呼んでいます。

    気象庁と国土交通省では、この線状降水帯が出来たことを確認した場合に速報する「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を、令和3年からスタートさせました。

    これは、「線状降水帯」が発生したと判断した場合、例えば「線状降水帯による非常に激しい雨が、同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっています」などの情報を呼びかけます。

    そして、線状降水帯による大雨発生の可能性が高い場合、複数県にまたがる広域を対象に、半日ほど前から気象情報での呼びかけています。

    現在この「線状降水帯」の発生予測には、スーパーコンピューター「富岳」なども使われています。

    「線状降水帯」による大雨の情報を聞いたら、該当箇所に住んでいる方は、速やかに避難行動をとってください。

     

  • 2024年7月30日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    夏山登山での遭難防止

    涼しさを求めて登山を楽しむのに絶好の季節がやってきましたね。

    しかし、夏山だからと油断は禁物です!実は毎年、中高年登山者を中心に転落・滑落や道迷い、転倒などの遭難事故が多発しています。

    そこで、登山にお出かけの方は、次のような準備をしておきましょう。

    ◎事故に遭わないよう入念な登山計画を立てましょう

    目的地までの情報を確認して、しっかりした登山計画を立てましょう。

    登山計画を立てたら、家庭や職場・学校、入山地の所轄警察署などに「登山計画書」を提出しておけば、いざという時の救助活動に役立ちます。そして、山岳保険や傷害保険等に加入しましょう。

    ◎経験豊富な人と一緒に登りましょう。

    単独登山は、万が一遭難した時に、救援を求めるのが難しくなります。必ず経験豊富な人と一緒に、計画を立てて出かけましょう。

    ◎天気予報は、十分に確認しましょう。

    注意報や警報などの気象情報が出ているときは、無理をせずに登山を中止する勇気を持ちましょう。

    登山中も定期的に気象情報を確認するために、ラジオや携帯電話、スマートフォンなどを持参しましょう。

    ◎登山目的にあった装備を持参しましょう。

    地図やガイドブック、コンパスやGPSなどの用具を積極的に活用してください。また熱中症などに備えて、水分も十分に摂取しておきましょう。

    また、最近はクマやイノシシなどの野生動物に遭遇して怪我をするという事故も増えています。こうした野生動物の生態や、遭遇してしまった時の対応なども調べておきましょう。

    そして、山の生態系に大きな影響を与えるので、ゴミは必ず持ち帰りましょう!

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  • 2024年7月15日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    川の安全利用について

    暑い日が続くと、身近な川でレジャーを楽しむ方も多いと思います。しかし、川は大雨などによる急な増水で、突然危険な場所になることもあります。

    そこで川遊びをする時は、次の4点に注意しましょう。

    ①子どもだけで川へ遊びに行ってはダメ!

    必ず大人が一緒についていきましょう。また、遊びに行くときは、川の中でも滑りにくい靴を履いたり、ライフジャケットなどの準備をして出かけましょう。

    ②天気予報を必ずチェック!

    天気が悪い時はもちろん、大雨や洪水の注意報・警報が解除されても、川の増水は続いている可能性があります。すぐには遊びに行かないようにしましょう。

    また常に天気がチェックできるよう、携帯電話やラジオなどを忘れずに。

    ③急な増水に注意!

    雷が鳴ったり、雨が降ってきたら、すぐに川から離れましょう。絶対に橋の下で雨宿りをしてはいけません。

    また、その場で雨が降っていなくても、川の上流の空に黒い雲が見えるときは上流で雨が降っている場合があります。

    このような時は、川の水位が一気に上昇する恐れがあり非常に危険です。すぐに川から上がりましょう。

    ④川に着いたら、注意看板や回転灯を確認!

    看板には、川遊びをする時の注意事項が書いてあります。大人の方は、子どもに内容を教えてあげましょう。

    また兵庫県では、大雨などで急激に水位が上昇するような川において、利用者がより的確に安全確保の判断をするための警報システムを設置しています。

    橋のたもとなどで、大雨や洪水の注意報・警報の発表と連動した回転灯を作動させて利用者に避難を促します。

    川で遊ぶときは、この回転灯の場所を事前に確認しておいて回転灯が点灯したら、すぐに川から出ましょう。

    そして、警察や消防、パトロールの人たちの注意には必ず従いましょう。

    楽しい川遊びのためにも、注意事項をしっかり守って下さい。

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  • 2024年7月8日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが熱中症。

    熱中症とは「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害」のことを言います。

    その結果、

    ・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。

    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・時には意識障害など重症になる

    といった症状が現れます。

    それでは具体的な熱中症の予防方法をご紹介します。

    ①屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    2022年5月から9月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は、住居で発生しています。屋内にいるからと油断してはいけません。

    ②扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。周りの人も気を配ってあげましょう。

    ③日頃から健康管理をしましょう!

    日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。

    また、危険な暑さが予想される場合に、熱中症への警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」に加えて、今年の6月から一段階上の「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まりました。

    熱中症に関する情報をニュースや天気予報、気象庁や環境省のホームページで確認して、十分に対策しましょう

    コーナー提供: