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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年4月22日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月19日)

    4月19日のお題は卯の花」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「留守たのむほころび初めし卯の花に」
    「卯の花は門扉に近し咲き極む」
    「卯の花を活け不昧公の茶杓かな

    妙音新聞からは
    「卯の花の疎開先での牛小屋を」(堺市 河内紀雄さん)
    「佛間にて卯の花曇り写経する」(日高郡 伊藤秀一さん)
    「陶器市巡りて草餅ほほばりて」(吹田市 土山能孝さん)
    「暇預け終日のたり釣行脚」(枚方市 上西晴子さん)

    今週の向井去来の他に蕪村の句など集めてみました。
    「卯の花のたえまたたかんやみのかど」
    「卯の花も海のかざりや朝熊山」
    「うの花に笈摺寒し初瀬山」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「卯の花に見とれて中座ウォーキング」
    「霊顕の ご縁に感謝 春らんまん」

    あっきんの句は、
    「卯の花の ごとし女性に なれるかな」
    「おとな旅 花咲き誇る高野山」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「卯の花の匂い誘われ知らぬ家」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「卯の花の匂い誘われ足止める」(東大阪市 やすよさん)
    「卯の花や風に誘われ朝散歩」(神戸市垂水区 ますよしさん)
    「うの花が匂うか鼻を くんくんと」(尼崎市 すずさん)
    「うの花の咲く神社へ遠まわり」(加西市 加西の満ちゃんさん)
    「可愛らし幼子みたい卯の花や」(茨木市 金龍五色さん)
    「卯の花や人知れず咲く垣根内」(姫路市 みよこさん)
    「師と仰ぐ人のあと追う花野かな」(交野市 星のブランコさん)
    「花筏 岸辺によれて名残酒」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「一目ぼれ一目千本くぎづけに」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「公園の宴賑わい花盛り」(神戸市垂水区 ますよしさん)
    「桜散る卯の花曇りゴールデン」(神戸市垂水区 エイプリルさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「卯の花を色白妻が白和に」(赤穂市 風ちゃんさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「卯の花をアテに今宵は独り酒」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「ひとひらの桜が遊ぶ枯山水」(守口市  守口のタヌキさんさん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「卯の花や ほととぎすの声はなく」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「この場所で今年も巣立つツバメの子」(赤穂市 風ちゃんさん)

    ゲストの奥田さんが選んだ句は、
    「卯の花の可憐さ魅せる新人は」(神戸市垂水区 エイプリルさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「卯の花やガキ大将の腕まくり」(交野市 星のブランコさん)
    「うの花の雲間から差す五月晴れ」(神戸市北区 武さん)
    「夢二知る卯の花月の二年坂」(守口市  守口のタヌキさんさん)
    「かつて植え楽しんだ花 卯の花よ」(加西市 えつこさん)
    「鯉のぼり令和を祝い愉しそう」(茨木市 金龍五色さん)
    「上京の子の背に涙 春の雨」(姫路市 みよこさん)
    「花の雲 御廟つつみし読経かな」(吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「卯の花や時の流れは意図もせず」(淡路市 お散歩おじさんさん)

    「平成も残り僅かな卯月なり」(淡路市 お散歩おじさんさん)

    「いさぎよい見飽きる前に散る桜」(大阪市平野区 くずれ荘管理人。さん)

    「これからの試練背負ってランドセル」(豊岡市 ブタのブーさん)

    でした!

    次回のお題は竹の子雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年4月15日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月12日)

    4月12日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「紀伊縦断花の山々谷の桃」
    「シテ面静御前の花あかり」
    「怨霊の消えてめでたや花の能
    「帰途に寄る吹雪そめにし花の廟」

    妙音新聞からは
    「御本尊眩しからずや御開帳」(八尾市 浅井祥多さん)
    「花ひらく霊顕祭へ旅支度」(富山市 國見由利子さん)
    「生かされて霊顕祭の春巡る」(堺市 大津武美さん)
    「花曇り過ぐれば夢の甲子園」(綾部市 森本信太郎さん)

    今週の向井去来の他に蕪村の句など集めてみました。
    「知る人にあはじあはじと花見かな」
    「花守や白きかしらをつき合わせ」
    「咲く花をむつかしげなる老木哉」
    「おとゝひはあの山こえつ花盛」
    「青みたる松より花の咲きこぼれ」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「嵐峡に仙女の笛と山桜」
    「ご縁あり一足早く通り抜け」

    あっきんの句は、
    「花吹雪 通る車の振動で」
    「新緑の日本酒ツアーおこしやす」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「振り向くと桜吹雪の華の舞」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「花満ちて それぞれの人 笑み満ちて」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「潔い見飽きる前に散る桜」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「退職で皆んなの気持ち花束に」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「一日で咲き散る今年の桜かな」(高槻市 ひろりんさん)
    「微風や香り漂う花街道」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「満開の桜に霞む白鷺城」(姫路市 みよこさん)
    「雨音が桜の終わり教えてる」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「花乱れ声をからして総選挙」(神戸市垂水区 エイプリルさん)
    「朝桜 干し物の手を止めて見る」(加西市 えつこさん)
    「大川に桜吹雪の花筏」(大阪市東淀川区 ルピナスの丘さん)
    「花ざかり春の陽ざしを くいつくし」(たつの市 えつこさん)

    「平成に『中島みゆき』の『時代』聴く」(守口市 守口のタヌキさん)
    「通り抜け終えては暖簾 潜り抜け」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「みちみちに桜花の宴 謳歌して」(神戸市西区 スレッガ~3回さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「姫路の夜 花筏分け屋形船」(たつの市 そうすけとうららのおばちゃんさん)
    「茣蓙を敷き摘んで冠れんげ草」(東大阪市 やすよさん)
    「花吹雪 二人の門出 幸あれと」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「なごり雪 平成最後のお花見が」(豊岡市 ブタのブーさんさん)
    「花会式 蔵王権現 顔ゆるむ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春の野や そっと緑に抱かれし」(淡路市 お散歩おじさんさん)
    「立ち漕ぎの自転車過ぎて風光る」(篠山市 まさ・あっこさん)

    今週の特選句は、

    「花冷えに耐えて満開お花見に」(神戸市北区 たけしさん)

    「桜咲く待つも開くも散るもよし」(豊岡市 あきひめさん)

    「夜桜を かすかに照らす おぼろ月」(神戸市北区 たけしさん)

    「なごり雪 平成最後を しめくくり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    「自然には国境なしや黄砂降る」(姫路市 みよこさん)

    「屋形船 江戸前鱚と生しぼり」(赤穂市 風ちゃんさん)

    でした!

    次回のお題は卯の花雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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  • 2019年4月8日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月5日)

    4月5日のお題は朧月」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「朧月うるむ瞳のごときかな」
    「草朧真向ひとなる畝傍山」
    「櫻咲き金剛山に降るは雪

    妙音新聞からは
    「朧月へと御本尊御開帳」(柏原市 永味啓子さん)
    「妻思いお百度踏むや朧月」(日高郡 伊藤秀一さん)
    「書に倦みて大の字なれば朧月」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「一駅は歩いて帰る朧月」(八尾市 浅井祥多さん)

    今週の向井去来の他に蕪村の句など集めてみました。
    「朧月一足づつにわかれかな」
    「手をはなつ中に落ちけり朧月」
    「たのしさよ闇のあげくの朧月」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「花冷えも心ぬくぬく芸の能」
    「筋トレの追い込み帰り おぼろ月」

    あっきんの句は、
    「帰り道ふと見上げると朧月」
    「花見酒 大阪城を背景に」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「朧月 私はかすまず輝くで!!」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「朧月 私の記憶は常おぼろ」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「おぼろ月じっと見つめた秘めた恋」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「遠き地の亡き祖父の顔おぼろげに」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「朧月 見上げてひとつ くしゃみをし」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「おぼろ月 恋しく思う空の母」(京都府 ふーちゃんさん)
    「寝しづまる庭に閑に朧月」(姫路市 みよこさん)
    「見上げれば朧月夜と涙雨」(神戸市垂水区 エイプリルさん)
    「おぼろ月だんご片手に家路つく」(京都府 こま子さん)
    「亡き母の顔に似ているおぼろ月」(池田市 グリーンアスパラさん)
    「残業や夜道を急ぐ朧月」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「石畳 桜に染まる ねねの道」(大阪府守口市 守口のタヌキさん)
    「桜咲く なごり雪だよ おお寒い」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「令の字に“よき”の意あると知るやはる」(兵庫県篠山市 まさ・あっこさん)
    「風寒く耐えるすみれの強さ知り」(淡路市 お散歩おじさんさん)
    「お花見の歓迎会は大宴会」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「低く飛ぶ明日は雨ふりつばめ知る」(茨木市 金龍五色さん)
    「干し大根 春の陽差し食いつくす」(たつの市 えつこさん)
    「定年後 寄り添い懐く掃除ロボ」(大阪市平野区 くずれ荘管理人。さん)
    「一面を埋め尽くしつつなのはなよ」(匿名希望)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    ゲストの高野さんが選んだ句は、

    「おぼろ月 眺めながらの酒も良し」(淡路市 お散歩おじさんさん)
    「新学期なつかしい顔 園長に」(赤穂市 アンちゃんさん)

    ゲストの橋本さんが選んだ句は、

    「おぼろ月 花見で一杯おお寒い」(豊岡市 ブタのブーさん)

    ゲストの福本さんが選んだ句は、

    「薄化粧 霞みたなびく朧月」(茨木市 金龍五色)

    大森先生が選んだ句は、

    「桜ちる平成の終わりおぼろ月」(たつの市 えつこさん)
    「先代の技を肴に朧月」(兵庫県篠山市 まさ・あっこさん)
    「役受けて思案あれこれ朧の夜」(交野市 星のブランコさん)
    「時きざみ甘樫照らすおぼろ月」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「昨日とは違う桜や人もまた」(交野市 星のブランコさん)
    「花賑わう平成最後 乾門」(姫路市 みよこさん)
    「花の雲 最古のケーブルあらわれり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「大石忌 無念の思ひ今もなお」(赤穂市 風ちゃんさん)

    今週の特選句は、

    「三つ巴 花粉PM黄砂まで」(大阪府城東区 つきあかりさん)

    「地主神社 朧月夜の恋占い」(大阪府守口市 守口のタヌキさん)

    でした!

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年4月1日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月29日)

    3月28日のお題は彼岸」「雲雀雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「佛との距離近づけて彼岸かな」
    「新塔婆一体加え彼岸会に」
    「尖塔をよぎるプラハの夕雲雀

    妙音新聞からは
    「彼岸会や輪廻転生疑はず」(八尾市 淺井祥多さん)
    「戻り来し雲雀の囀り恋の歌」(堺市 河内紀雄さん)
    「空に声預け雲雀の舞ひ下りる」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「新しき一歩踏み出し朝雲雀」(四日市市 北山紀美さん)

    今週の向井去来の句は
    「なき名聞く春や三とせの生別れ」
    「時鳥なくや雲雀と十文字」
    「三月と文にかくのも名残かな」

    今回は、松尾芭蕉も一句。
    「雲雀より上にやすらふ峠かな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「雲雀鳴く島の山荘 友集う」
    「彼岸入り墓参の足もジェット船」

    あっきんの句は、
    「公園の木陰にそっと雲雀かな」
    「彼岸まで寒さいつまで続くかな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「不死鳥の ひばりの唱は もう聞けず」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「雲雀 忍者の如く ぱっと消え」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ピーと鳴き姿見えずに大空へ」(茨木市 金龍五色さん)
    「雲雀鳴く心癒され労をする」(加西市 えつこさん)
    「朝ごとに ひばりここぞと告げる空」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「虫籠窓 雲雀さえずり風が舞う」(守口市 守口のタヌキさん)
    「あぜ道をひばり囀りハイキング」(神戸市垂水区 マーチさん)
    「雲雀鳴き空に手かざし耳で追い」(姫路市 みよこさん)

    「春を呼び先祖を祭る彼岸桜」(神戸市北区 たけしさん)
    「彼岸えと友急ぎ旅立ってゆく」(泉大津市 しょういちさん)
    「お供えの彼岸のおはぎ味見する」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「ぼたもちとおはぎの違い彼岸かな」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「春彼岸 造花も揺れる風が吹き」(淡路市 お散歩おじさん)
    「久に会う兄と語りて彼岸かな」(加西市 えつこさん)
    「雑草も顔出し墓の彼岸客」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「もう一歩 彼岸桜と越える坂」(守口市 守口のタヌキさん)
    「緊張の彼岸桜の標本木」(守口市 しんきいってんさん)
    「お彼岸を待ちわび楽し お稚児さん」(神戸市垂水区 マーチさん)

    「ホルンの音 走り集まる鹿の群」(泉大津市 しょういちさん)
     ※大森さんが校正されています
    「つばめ来た巣づくり子づくり大忙し」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「当然にクジは外れて初桜」(交野市 星のブランコさん)
    「豪華船 港に春の便り来て」(淡路市 お散歩おじさん)
    「お花見でごろ寝の妻の鼻満開」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「春の風 挨拶の数 友となり」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「おいでやす!金襴緞子の御所桜」(守口市 守口のタヌキさん)
    「花粉症 治らず負けている将棋」(神戸市 けいさん)
    「生き生きて亡き母と吾 七つ違い」(ただの息子さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「頭上から にぎやか雲雀ソロパート」(守口市 しんきいってんさん)
    「つばめ来て開花宣言 告げて行く」(茨木市 金龍五色さん)

    あっきんが選んだ句は、
    「ひばり鳴く桜の春の青い空」(神戸市北区 たけしさん)
    「ぼたもちとおはぎの違い彼岸かな」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「愛妻とサクラと供に北上す」(赤穂市 風ちゃんさん)

    コメンテーターの宮倉さんが選んだ句は、
    「うららかや ひばりなきたる露天風呂」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春彼岸ぼた餅供え母に聞く」(茨木市 金龍五色さん)

    大森さんが選んだ句は、
    「雲雀見て姿を追った奥の院」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「春嵐 球児をあとおし美爆音(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「祝詞あげ平成最後 中日祭」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「不精髭ひとり彼岸の墓参り」(交野市 星のブランコさん)
    「千秋楽 平成最後 春の場所(姫路市 みよこさん)

    でした。

    次回のお題は朧月雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2019年3月25日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月22日)

    3月22日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「帰途にみる畑美しく打ち了えて」
    「ターバンの男畑打つヒサールの地」
    「列車ゆくツンドラ畑も許さじや

    妙音新聞からは
    「畑を打つ形見の鍬の握り艶」(八尾市 淺井祥多さん)
    「春菜畑婆たんせいに土寄せす」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「畑打てほくほくと匂い包まるる」(柏原市 永味啓子さん)

    今週の向井去来の句は
    「つかみ逢う子供のたけや麦畑」
    「百姓も麦に取りつく茶摘歌」
    「花をまつ日数によごすころもかな」

    今回は、同門の野沢凡兆の句もご紹介します。
    「豆植える畑も木べ屋も名所かな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「大島の畑に青空 富士の嶺」
    「いにしえの椿の畑の守り人」

    あっきんの句は、
    「ゴルフより畑に夢中 酒米の」
    「春の服ユーチューバーの歓声よ」

    今回で番組卒業となります西村さんの句は、
    「畑打つや じいじの背中 孫に見せ」
    「続く声 世代を越えて桜咲く」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「黒土の畑の長靴 跡に水」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「畑仕事 鹿いのししがにないけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「掘った芋 帰宅後土に埋める係」(神戸市 さくら草さん)
    「畑鋤く鍬音響け野や里へ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「雀たち畑にチュンチュン足形を」(守口市 守口のタヌキ 神戸市垂水区 ますきさん)
    「黄金に穂がたなびくよ麦畑」(茨木市 金龍五色さん)
    「人は消え家に畑に巡る春」(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)
    「さあ春だ始動開始だ畑仕事」(豊岡市 あきひめさん)

    「春の野の山羊の横腹 波を打ち」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「選抜や兄は念力おくりけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「病院で別れバイキングで再会」(神戸市 さくら草さん)
    「芽吹いたら桜どうにも止まらない」(交野市 星のブランコさん)
    「カラフルな傘を携え なたね梅雨」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「雷が騒ぎ出したか春近し」(茨木市 金龍五色さん)
    「卒業も今だ就職探す孫」(赤穂市 風ちゃんさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「ひと畝に何が実らん貸し農地」(交野市 星のブランコさん)
    「つくしつみ佃煮にして祖母の味」(豊岡市 ブタのブーさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「一粒に願いを込めて蒔く畑」(加西市 えつこさん)
    「お別れと出会いの春に胸ドキドキ」(豊岡市 あきひめさん)

    コメンテーターの西村さんが選んだ句は、
    「代々の畠を守り八代目」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「見上げれば流れる雲や春の雨」(淡路市 お散歩おじさん)

    ゲストの谷野さんが選んだ句は、
    「電話出ず畑に行ってる?母おもう」(加西市 加西の満ちゃんさん)
    「平成を演じきったね五十一(※イチローのこと)(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    ゲストの赤在さんが選んだ句は
    「竹林の木漏れ日あびる散歩道」(守口市 守口のタヌキさん)

    今週の特選句は、出演者の皆さんが選んだ句、全てとさせて頂きます。

    次回のお題は彼岸」「雲雀雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供