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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年7月19日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    夏場の追突予防対策

    夏場になると、陽ざしの強い日が多くなりますが、こういう時に運転していると、トンネルから出た瞬間や、薄暗い地下駐車場から地上へ出る時に「まぶしい!」という体験をした方も多いのではないでしょうか?

    特に白い車や荷台が銀色のトラックが前を走っていると、突然「前の車が消えた」ように感じることがあります。 なぜ、このような現象が起こるのでしょうか?

     

    例えば白や銀色などの明るい色の車が強い太陽光に照らされると、全体が光に包まれたように見えて、車が見えにくくなります。 これを「蒸発現象」といいます。

    その逆で、空はまだ明るいのに路面近くが薄暗い夕暮れ時や、日中に照明のないトンネルに入った直後などは、色の濃い車が周囲の暗さと同化してしまうことがあります。

    これを「溶け込み現象」といいます。

    これらの現象が起こりやすい条件下では、自分だけではなく、他の車のドライバーも同じような感覚になると考えてください。

    もしも自分の車が、思い切り明るい色または暗い色をしているなら、後方からの追突されないように、

    ・昼間はトンネルを出た直後、テールランプを少し長く点灯させておく。

    ・夕暮れ時は早めにテールランプを点灯させる。

    といった対策が大事です。

    また、トンネルの出口付近で起こる「逆光現象」も危険です。

    夕暮れ時には太陽光が、正面からトンネルの出口付近に差し込むことがあります。

    この時、前の車が光に包まれて見づらくなって、後続車のドライバーがとっさにブレーキを踏んでしまいがちです。

    ですから、トンネルの走行する時は、時間帯や周囲の状況、車間距離などに注意を払い、安全に走行することが肝心です。

    ご予約・お問い合わせは 0120-50-1515

  • 2017年7月12日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車が冠水・浸水した時の対応策

     

    例年、この時期になると、この「車が冠水・浸水した時の対応策」のお話をしていますが、こうした車の水没事故は、決して映画やテレビドラマの中のお話ではありません。

    毎年、豪雨災害が発生するたびに、数十件単位で起こっているんです。

    車はある程度の冠水や浸水に耐えられるように設計されています。

    豪雨などで発生した深い水たまりでも、ある程度走行できるのはそのためです。

     

    しかし、一般的に走行可能とされる水深は、一部のオフロードタイプの4輪駆動車を除けば、ドアの下端、つまり車の床面が浸からない程度となります。

    ですから、集中豪雨などで発生する冠水した道路の走行には注意が必要です。

    アンダーパス(立体交差道路のひとつ)や、道路がえぐられている電車ガード下の道路といった、スリバチ状の道路に水たまりが発生している場合は、絶対に入らず引き返しましょう。

    水たまりは、見た目だけでは水深を測ることができないので、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。

    ところが車の床面以上の水深であっても、ただちに浸水はしません。

    そのため、危険を察知するころには、車が浮いて前後に動かなくなり、エンジンの吸気口が水を吸ってしまったり、排気管が水圧で塞がれてエンジンが停止してしまいそのまま立ち往生という最悪の結果にもつながりかねません。

    万が一、車が冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐに車を止めて、慌てずにエンジンを停止させましょう。

    その上で、いきなり車の外に出て水たまりに入るのではなく、水深を測りながら、ゆっくりと足をついて、進んできた方向とは逆の、元来た道に歩いて避難しましょう。

    水たまりが濁っている場合は道路の状況がわからないため、マンホールのふたが外れていたりすることもありますので、一歩一歩、確かめながら歩くことが大切です。
    車両は水が引くまで放置するしかありませんので、その旨をJAFなどに連絡してください。

    水が引いたからといって、車に乗り込んでエンジンを掛けると破損や感電の危険がありますので、絶対にやめてください。

    ご予約・お問い合わせは 0120-50-1515

  • 2017年7月5日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    運転中の落雷について

    7月から9月は、全国各地で雷が多く発生する季節です。

    特に落雷はとても危険ですから、運転中も出来るだけ雷雲を回避したり、接近しても適切な対策をとれるように、気象予報や兆候を確認しながら運転しましょう。

    雷鳴や雷光によって雷雲の接近を知ることもできます。

    空がゴロゴロと鳴る音が聞こえたり、稲光が見える場所では、すでに落雷の危険区域に入っていると考えて良いでしょう。

    また、車の窓を開けた時に、ヒヤッとする冷たい風が吹いた時も雷雲が接近している可能性があります。

    AMラジオは雲の中で雷による放電が起こると、ガリッガリッというノイズを発することがあります。

    ノイズの間隔が短くなり、大きな音で連続するようなら雷雲が接近しているかもしれません。

    もしも、車に雷が落ちたら、中に乗っている人は大丈夫なんでしょうか?

    車に雷が落ちた場合、電気は車の外周を伝って、タイヤから地面に流れます。

    車内には電気は流れないので、車内は比較的安全な場所です。

    カーナビやETCなどが影響を受けることもほとんどありません。

    ただし、ドアノブなど車内の金属部分に触れていると感電の恐れがあります。

    また、オープンカーでは、車に乗っている人が落雷を直に受けてしまうことがあるので注意が必要です。

    他にも、雷が通電した熱でタイヤがバーストしたり、ボディに傷が残ることもあります。

    運転中の落雷で最も注意したいのは、ドライバーが落雷に驚いて、パニックになることです。

    もしもハンドルやアクセルの操作を誤ると事故につながりかねません。

    近くに落雷があると恐ろしいものですが、車の中は比較的安全な場所だと理解して冷静に運転しましょう。

    激しい雷をともなった豪雨などに見舞われたら、冷静な運転を続けることが難しくなるので、車をいったん安全な場所に止めて、雷雲が通過するのを待つといった判断も必要です。

    また、雷雲が遠ざかった後も、数十分は落雷の危険があるといわれています。

    別の雷雲が接近していることもあるので、注意を怠らないようにしましょう。

    ご予約・お問い合わせは 0120-50-1515

  • 2017年6月28日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車のカビについて

    暑い日だけならまだしも、ジメジメするのはイヤですよねえ・・・。

    この時期、車のメンテナンスで要注意なのが「カビの繁殖」です。

    車のエアコンのスイッチを入れた時に、「モワ~ッ」と、イヤな臭いがすることがありますよね。  これはフィルターに付いたカビが原因です。

    このコーナーを協賛いただいているビジネスレンタリースでは、オゾン消臭器による脱臭処理をしているそうですが、一般家庭ではなかなか難しいですよね。

     

    そこで普通に出来る対策。

    まず、いやな臭いがしたら、すぐにフィルターを掃除しましょう。

    また車内に食べこぼしなどがあると、これもカビが増える原因になりますので、定期的に車内を掃除したり、窓を開けて換気をしたりしましょう。

    他にも、運転の後も、数分間空調を送風にしておくと、熱交換器の表面が乾くのでカビや雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。

     

    でも、うっかり手入れを怠って、カビが車の中で繁殖してしまったら・・・!

    これはもう、カビを完全に取り除くしかありません。

    市販されている除菌・カビ対策のスプレーで、カビを取り除きましょう。

    カビを取り除いた後も、イヤな臭いが残っている時は、カー用品店などで売っている

    スチーム消臭を使うのが一番です。

     

    カビは、車だけでなく、人間にとっても有害です。

    特に免疫力の弱い、子どもさんやお年寄りは、肺炎を引き起こす恐れがあります。

    これからの季節は、「夏型過敏性肺臓炎」という肺炎が増えてきますが、この肺炎も湿気が高くなることで増殖する、カビや雑菌が原因と言われています。

    たかが、カビ。 されど、カビ。

    車にも人にも、よろしくないので、十分に注意しましょうね。

  • 2017年6月20日(火) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    雨の日の事故防止のお話

    各地で「梅雨入り」とのニュースが報じられましたが、その割に今一つ雨が降らない日が続きますね。とは言え、これから雨の日が多くなるかもしれませんので、安全運転を一層心掛けないといけません。

    一般に、雨の日は晴れの日と比べて、事故の発生件数が非常に多いことが色んな統計データで報告されています。

    その比率は5倍!どうしてでしょう?

    だいたい察しがつくと思いますが、雨の日は

    ・スリップが起こりやすい。
    ・雨による視界不良。
    ・夜間は、水溜まりによる反射

    など悪条件が重なります。

    またいつも以上に神経を使うので、精神的にも疲れが溜まりやすいんです。

    こういう時こそ、普段よりも安全運転を心がけることが大事です!

    では、雨の日の事故防止のポイントは、何でしょうか?

    1,車間距離は、いつもの2倍!
    2,早めにライトを点灯して、周りに自分の存在をアピール!
    3,カーブの手前ではスピードダウン。 急ハンドル、急ブレーキはダメ!
    4,マンホールや工事現場の鉄板の上、踏切など、滑りやすいところは慎重に。
    5,タイヤの溝やワイパーのゴムが摩耗していないか?タイヤの空気圧は適正か?きちんと調べておきましょう。
    6,心にゆとりをもって、慌てずに運転しましょう。

    以上の点に注意して、安全運転を心がけてください。

    ご予約・お問い合わせは 0120-50-1515