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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年12月25日(火) 14時58分 一紀のツーと言えばカー!

    注意しましょう! 年末年始の車の運転!

    いよいよ今年も残りわずか。 年末年始は車で帰省や行楽という方も多いのでは?

    そこで今回は、年末年始の運転の注意事項について考えましょう。

    ◎急ぎ・ 焦り・イライラは禁物

    年末に近づくと何かとあわただしくなり、車の運転についても、先を急いだり、焦ったりする気持ちが強くなる時期です。

    でも、急ぎの心理が働くと、正常な判断ができなくなりがち。

    相手が道を譲ってくれるはず、といった自分に都合のいい判断をしたり、スピードを出しすぎたり、進路変更や追い越しを繰り返したりしがち。

    それだけ事故につながる危険が大きくなります。

    特に、今、問題になっている「あおり運転」など、もってのほか!

    急ぎや焦りの気持ちをできる限り抑えた運転をすることが大切です。

    ◎早めの出発を心がけよう

    急ぎや焦りの気持ちにならないためには、早めの出発を心がけて時間にゆとりを持たせることが重要なポイント。

    特に年末は道路が混雑する時期ですから、渋滞に巻き込まれても焦ったりイライラしなくてすむよう、早目に出発して余裕のある走行を心がけましょう。

    ◎他の車や歩行者の動きに注意

    年末は他車や歩行者の動きもあわただしくなります。

    急に前の車が進路変更をしたり、歩行者が道路を横断してくることがあります。

    周囲の状況によく目を配り、他の車や歩行者の動きに十分注意しましょう。

     

    そして年末年始の運転で気をつけたいのが、飲酒運転!

    この時期は、お酒を飲む機会が自然と増えますが、飲酒運転は、もちろんダメ!

    飲酒運転に対する道路交通法の罰則は非常に厳しく、特に酒酔い運転の場合、

    3年以下の懲役または50万円以下の罰金

    またお酒の影響で正常な運転が出来ない状態で車に乗って、死傷事故を起こした場合には危険運転致死傷罪が適用されます。

    負傷事故の場合でも15年以下の懲役、死亡事故の場合は、1年以上20年以下の懲役が科せられます。

    自分だけでなく、家族や周りの人のためにも、安全運転を心がけましょう。

  • 2018年12月5日(水) 15時04分 一紀のツーと言えばカー!

    間違った燃料によるトラブルについて

    最近は少なくなりましたが、家庭の暖房が石油ストーブ全盛期の頃は、灯油とガソリンを間違えて売ってしまい、火事になったなどのトラブルが、冬場によくあるニュースでした。

    ところで車の場合も、間違った燃料を入れると、トラブルの原因になります。

    まず、ガソリン車に間違えて軽油を入れたら、どうなるか?

    軽油とガソリンが混ざったものがエンジンに供給されると、出力が下がって、加速が鈍くなります。 そして、アイドリングも不調になります。

    さらに、100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになって、最終的にはエンジンが止まってしまいます。

    では、軽油を燃料とするディーゼル車にガソリンを入れた場合は、どうなるか?

    最初の内はエンジンはかかりますが、すぐに力がなくなってきます。

    やがてエンジン音が高くなって、アイドリングも不安定になり、排気ガスは白くなります。

    こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります。

    軽油とガソリンの混合比によっては、エンジン始動が不可能になる場合もあります。

    このように、間違った燃料を入れてしまった場合、エンジン始動前にすみやかに燃料を入れ替えれば、大きな問題にならずにすみます。

     

    では「レギュラー車」と言われるタイプのガソリン車に、ハイオクタンのガソリン(いわゆるハイオクガソリン)を入れてしまったら、どうなるか?

    運転慣れしていない人が、ガソリンスタンドで給油するときに、一番やってしまう失敗の

    一つですが、結論から言うと、ガソリンと軽油を間違えた時のようなトラブルになることはありません。

    もともとハイオクガソリンは、レースカーのような高性能エンジンを積んだ車のために開発された燃料で、普通のガソリンより高品質です。

    その成分には、高性能の清浄剤が配合されているので、レギュラー車で使えば、むしろエンジン内部をきれいにするという効果があります。

    ただし、俗説で言われている「燃費が良くなる」効果はありません。

    逆に、ハイオク仕様のエンジンを積んだ車にレギュラーガソリンを給油すると、これは確実に、エンジン出力や燃費が悪くなるなど、問題が発生します。

    車の燃料の入れ間違いには、十分注意してくださいね。

  • 2018年11月20日(火) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    意外と知らない交通違反

    スピード違反や駐車違反が、取り締まりの対象なのは、もちろんご存じですよね。

    でも中には、「えっ!? これが!?」という交通違反があるんです。

    そこで、意外と知られていない違反を、5つご紹介しましょう。

    ①車のキーの付けっぱなし、窓の開けっ放し

    こんなことしたら大事な車を盗まれてしまいますから、誰もしないと思いますが、実は、れっきとした交通違反なんですよ。

    道交法第71条の52

    「車両が他人に無断で運転されることがないようにするため、必要な措置を講ずること」  という条文があります。

     

    ②高速道路でのガス欠

    高速道路でのガス欠は、「お気の毒でしたねぇ」では、すまないんです。

    道交法第75条の10

    「自動車の運転者は、高速自動車国道等において自動車を運転しようとするときは、あらかじめ、燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量を点検し」

    「燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量の不足のため当該自動車を運転することができなくなることを防止するための措置を講じなければならない。」  

    とあります!

     

    ③高速道路の最低速度

    これも意外と知らない人が多いのでは・・・?

    道交法第74条の4に

    「高速自動車国道の本線車道においては、道路標識等により自動車の最低速度が指定されている区間にあっては、その最低速度に達しない速度で進行してはならない」

    とあります!

     

    ④むやみにクラクションを鳴らしてはいけない

    道交法54条に、

    「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。」

    とあります!

     

    ⑤ずっとハイビームあるいはロービームのままは、ダメ!

    道交法52条に

    他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは」、「灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない」

    みなさんも、くれぐれもご注意を!

  • 2018年10月30日(火) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    電気自動車の最新事情

    現在、「エコカー」と言えば、ほとんど車が「ハイブリッド車」のことを指しますが、世界はすでに「完全な電気自動車」向けて動いているようです。

    あと2025年もすればガソリン車やディーゼル車は、市場から姿を消すと言われ始めています。

    実際にイギリスとフランスは、2040年までにガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止すると発表。ノルウェーにいたっては、2025年までに禁止するそうです。

    さらに、世界最大の自動車大国となった中国では、国内で自動車を生産・輸入しているメーカーに対して、2019年以降、電気自動車を販売する割合を、段階的に増やすよう求める法律ができました。

    この法律が求める基準をクリアしないメーカーは、中国で自動車の販売が出来なくなります。

    こうした流れを受けて、世界の自動車メーカーは、電気自動車の開発に大きくシフトしているそうです。

     

    では、電気自動車には、どのようなメリットがあるんでしょう?

    真っ先に思いつくのは、やはり「地球環境にやさしい」という点ですね。

    電気自動車は、エンジン車と違って、走行中の二酸化炭素の排出量は「ゼロ」です。

    全世界の自動車が、電気自動車に切り替われば、地球温暖化の問題を解決する大きな一歩になるといわれています。

    次に挙げられるのが、経済性に優れているという点です。

    日産自動車の調査によると、1,000㎞走った時の燃料代は、ガソリン車が10,571円なのに対して、電気自動車は1,970円しかかからないそうです。

    (ガソリン車は、レギュラー148円、平均燃費14km/Lで計算)

    他にも、「加速性能が高い」「騒音・振動が少ない」などのメリットもあります。

    逆にデメリットとしては充電時間が長い」「航続距離が短い」「電気スタンドが少ないなどが挙げられますが、こうしたデメリットも、メーカーの技術開発や、国による環境整備の促進などによって、年々改善されています。

    電気自動車の新しい流れに注目ですね。

  • 2018年10月24日(水) 10時41分 一紀のツーと言えばカー!

    パンクしたタイヤの交換方法

    日常的にタイヤを点検していても、勢いよく段差を乗り越えたときや釘を踏むなどの、不可抗力でパンクする可能性は誰にでもあります。

    万が一を考え、タイヤ交換の手順は覚えておきましょう。

    ほとんどのクルマには、応急用として「テンパータイヤ」が搭載されています。

    パンクに気付いたら、まず周囲の安全を確認し、ほかのクルマの邪魔にならない場所に停止します。

    それから、次の手順でタイヤを交換します。

    • パンクしたタイヤの対角線上にあるタイヤに輪止めをかけます。
    • ホイールナットを少しだけ緩めます。
    • ジャッキで、タイヤが路面から少し離れるまで持ち上げます。
    • ホイールナットを取り外して、パンクしたタイヤをテンパータイヤと交換します。
    • ホイールナットを取り付け、対角線上となるナットをタイヤがガタつかなくなるまで、仮締めします。
    • 車体を降ろし、ジャッキをはずしてからホイールナットの本締めをします。

    この時、無理に締め付けるとボルトが破損してしまうので、取扱い説明書に記載されている規定のトルク(締め付ける力)で締めます。

    締め付けトルクを指定できる「トルクレンチ」という専門工具がありますので、車に備えておくと便利です。

    以上でタイヤ交換は完了です。

    なお、テンパータイヤはあくまで応急用ですから、パンクしたタイヤは速やかに修理をして元通りにしましょう。

    また、最近では、パンクしても所定のスピードで一定の距離を走行することができる「ランフラットタイヤ」も市販されています。

    タイヤを選ぶ時の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?