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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2022年7月11日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。

    熱中症とは「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害」

    のことを言います。

    その結果、

    ・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。

    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・時には意識障害など重症になる

    といった症状が現れます。

    今年はさらに新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用など制約も多いので、さらに注意が必要です。

    そこで、コロナ禍での新たな生活様式を踏まえた熱中症の予防方法をご紹介します。

    屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    2021年5月から9月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は、住居で発生しています。屋内にいるからと、油断してはいけません。

    扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。

    周りの人も気を配ってあげましょう。

    日頃から健康管理をしましょう!

    感染症予防も兼ねて、日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。

    また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。

    マスクの着用は適切に!

    マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。

    屋内では、距離が確保出来て会話をしない場合、屋外では距離が確保出来る、または会話をしない場合は、適宜マスクを外しましょう。

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。

    コーナー提供

  • 2022年7月4日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    「青い羽根募金」のおしらせ

    夏になると、海のレジャーに出かける方が増えますが、一方で毎年、水難事故もたくさん発生しています。

    「海で事故が起きた時、救助活動を担当する人たちは?」と言えば、すぐに思いつくのは海上保安庁や警察、消防といった行政機関ではないでしょうか?

    実は、そういった行政機関の他にも「ボランティア救助員」と言って、漁業関係者や、会社員といった一般の人たち、その数、全国で約5万2千人がボランティアで救助活動をしているんです。

    こうしたボランティア救助員たちの活動を支えているのが、「青い羽根募金」です。

    公益社団法人日本水難救済会が実施する「青い羽根募金」は、ボランティア救助員の活動に必要な、ライフジャケットやロープ、浮き輪などの購入資金に充てられています。

    募金は一年を通じて募集しており、特に、毎年7月と8月の2ヵ月間を「青い羽根募金 強調運動期間」として、全国的に募金活動を展開していますが、最近は資金的に厳しい状況が続いています。

    兵庫県水難救済会でも、募金を受け付ける振込先口座を開設しています。

    詳しいお問い合わせは、

    兵庫県災害対策課内 兵庫県水難救済会事務局

    TEL:078-362-9988

    までご連絡ください。

    海で遭難した方々の救助を行うボランティア救助員。その活動を支える「青い羽根募金」に、ご協力をお願いします。

     

  • 2022年6月28日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「国民安全の日」のおしらせ

    「国民安全の日」とは、国民一人一人が、生活のあらゆる面で安全の確保について考え、火災や交通事故、さらには産業災害まで、その発生を防止するために意識を高めようということで、制定された日です。

    名前だけ聞くと、なんだか最近の国際情勢を受けて制定された日のように思えますが、実は、昭和35年に制定された、歴史のある啓発運動の日なんです。

    今回は「生活の安全」の中から、近年注目されています「自転車事故への備え」について焦点を当ててみると・・・

     令和3年中の兵庫県下での自転車関係の事故は、過去10年と比べると減少傾向にありますが、それでも4,344件にも上り、人身事故全体の

    5.7%を占めています。

    そして最近は、自転車事故による高額の賠償の問題が話題になっています。

    有名な事故では、兵庫県で、小学生の少年が運転する自転車が、歩行中の女性と衝突。女性が意識不明となった事故で、平成25年、神戸地裁が約9500万円の損害賠償を保護者に命じる判決がありました。

    こうしたことから最近は、自転車保険が話題になっています。

    兵庫県では、平成27年に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、自転車保険への加入が義務付けられています。

    自転車保険は、専用の保険もありますが、

    ・すでに加入している火災保険に特約で付け加えられている

    ・子どもさんが学校で入っている保険に含まれている

    こともありますので、まずはしっかり確認してください。

    自転車は誰でも気軽に乗れる乗り物ですが、人とぶつかれば車と同じく「走る凶器」となります。万が一に備えて、自転車損害賠償保険には、必ず加入しておきましょう。

    そして「そもそも」ですが、マナーを守って運転しましょう!

  • 2022年6月14日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    集中豪雨への備えについて

    6月は梅雨の季節。これからの時期、注意すべきは、「集中豪雨」の被害です。

    「集中豪雨」とは、激しい雨が数時間にわたって降り続き、特定の地域に数百mmの総雨量をもたらす雨のことです。

    この大雨によって、河川の増水や土砂災害が起こりやすくなり、周辺地域が危険な状況になることがあります。

    こうした「集中豪雨」による被害から生命を守るために、次の事を心がけて下さい。

    まずは、

    ・お住まいの地域には、どのような危険があるのか?

    ・避難のタイミングは、いつなのか?

    ・いざという時の避難場所は、どこなのか?

    といった情報を日頃から調べておきましょう。

    そして、「いつ」「どこに」「どのように」避難するのかを決めておく「マイ避難カード」を作成しておきましょう。

    詳しくは、インターネットの検索サイトで「兵庫県マイ避難カード」と検索してください。

    また、このコーナーでも何度もご紹介しています兵庫県の防災情報サイト「兵庫県CGハザードマップ」では、洪水などの身の回りの危険箇所についての情報を確認することが出来ます。

    兵庫県 CGハザードマップ(地域の風水害対策情報)

    さらに「ひょうご防災ネット」に登録しておけば、自分が登録した市町(しまち)からの避難に関する情報や気象情報が配信されます。

    ひょうご防災ネット

    こうした防災情報サイトの他にも、テレビやラジオなどで最新の気象情報を、こまめにチェックしておきましょう。

    情報の確認と同じく大切なのが、避難時の非常持ち出し用の荷物の準備です。

    懐中電灯やラジオ、医薬品、家族の構成に合わせた非常食などの荷物を準備しておきましょう。

    そして、避難指示が出たら、すみやかに避難しましょう。

    たとえ避難情報が出ていなくても、すでに危険な場所にいる場合や、避難に時間がかかる場合は、早めに安全な場所へ自主的に避難をしてください。

  • 2022年6月7日(火) 10時57分 防災マッカセナサイ!

    「土砂災害防止月間」のお知らせ

    雨が多く降るこれからの時期、「土砂災害」発生の危険度が高くなります。「土砂災害」には、「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」などがあります。

    兵庫県には、こうした「土砂災害」の発生するおそれがある場所を、

    「土砂災害警戒区域」、「土砂災害特別警戒区域」

    に指定して、兵庫県の防災情報サイト「兵庫県CGハザードマップ」で公開しています。

    こうした、「土砂災害」から身を守るための防災知識の普及や、警戒避難体制の整備、土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、国土交通省と各都道府県では、毎年6月を「土砂災害防止月間」として啓発活動に取り組んでいます。

    「土砂災害」に対して、私たちに出来ることは、次の3点あります。

    まずは「日頃の備え」です。

    お住まいの場所が「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」などに当たるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。そして懐中電灯やラジオ、非常持ち出し品などを準備しておきましょう。

    次に「気象情報の確認」です。

    土砂災害の各警戒区域にお住まいの方は、雨が降り出したら、避難行動の準備をして、いつでも避難できるように準備しておきましょう。

    そして最後は「早めの避難」です。

    大雨による土砂災害の危険度が高まると、大雨警報が発表されます。高齢者など、避難に時間がかかる方は、早めに避難行動を開始しましょう。

    さらに、土砂災害の危険度が高まると「土砂災害警戒情報」が発表されます。この時は、速やかに安全な場所へ避難しましょう。

    もし避難場所への避難が難しい時は、近くの頑丈な建物の2階より上に緊急避難してください。

    それも難しい時は、家の中で可能な限り安全な場所、例えば崖と反対側の2階などへ避難してください。

    また、避難情報が出ていなくても、

    「山から地鳴りが聞こえる」「湧き水が濁る」「崖から小石が、ぱらぱら落ちてくる」

    などの土砂災害の前兆とされる現象を見たら、早めに避難しましょう。