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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年10月28日(水) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    11月5日は「世界津波の日」です

    来月、115日(木)は「世界津波の日」です。

    ところで、なぜ115日が「世界津波の日」になったか知っていますか?

    その昔、江戸時代後期の安政元年115日(太陽暦で18541224日)に、安政南海地震が発生し、夜間の時間帯に南海道・東海道を大津波が襲いました。

    このとき、現在の和歌山県広川町で、村人が自ら収穫した稲わらに火を付けることで、夜間にもかかわらず人々を高台に誘導し避難させて多くの村人が助かった「稲むらの火」というエピソードに因んでいるからなんです。

     

    記憶に新しい平成23年に発生した東日本大震災では、津波による被害で多くの人の命が失われました。

    そこで、津波対策についての理解と関心を深めてもらおうという趣旨で、毎年115「世界津波の日」と定められました。

    近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震では、津波による被害も想定されています。では津波警報が発表されたとき、まず何をすべきでしょうか?

    それは、一刻も早く逃げる ことです。具体的には

    ・沿岸部や川沿いにいる人は、すぐに高台などの安全な場所へ避難する。

    ・強い揺れ、または弱い揺れでも地震が発生した時は、直ちに海岸から離れてできるだけ遠くの高い所へ避難する。

    ・津波は何度も繰り返し押し寄せてきます。津波警報や注意報が解除されるまで決して安全な場所から離れない。

    ・テレビやラジオなどから正しい情報を確認して、落ち着いて行動する。

    ・普段から家庭や学校・職場でも、避難についての手順を考えておく。

    兵庫県では「CGハザードマップ」という地域の災害危険個所の情報を公開しています。

    津波による浸水想定区域や、津波から身を守る方法などを紹介しています。スマートフォンにも対応していますので、「兵庫県CGハザードマップ」で検索してみてください。

    津波から身を守る一番のポイントは、「迅速かつ適切な避難」です。

    ぜひ、日頃から心がけておいて下さい。

  • 2020年10月13日(火) 11時56分 防災マッカセナサイ!

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」のおしらせ

    近年、各地で大きな災害が相次いでいます。

    さらに今年はこれまで予想できなかった新型コロナウイルスの感染拡大なども起きています。

    私たちは、いつ何時こうした災害に見舞わるかもしれないということを、常に意識しておくことが大事です。

    そうした防災意識を、次世代を担う子どもたちにしっかり身につけてもらおうと、震災から10年目となる平成17年から毎年実施されているのが「ぼうさい甲子園」です。

    「ぼうさい甲子園」では、全国の子どもたちや学生の皆さんが、学校や地域で取り組んでいる防災教育や防災活動を募集しています。

    今回は、新型コロナウイルス感染症対策に苦慮されている全国の学校・団体の状況を考慮した「特別企画」として実施します。

    応募対象となるのは、令和元年101日 ~ 令和3年331日までに行われたか、もしくは行われる予定の

    「自然災害から命と暮らしを守るための防災教育や防災活動の取り組み」

    「健康と生活を守るための新型コロナウイルス感染症に関する取り組み」

    です。

    応募は1113日(金)まで。

    学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で応募して下さい。自薦・他薦を問いません。

    詳しくは

    「ぼうさい甲子園」事務局 TEL:0798-23-3215

    までお問い合わせ下さい。

    こちらの公式サイトでもご案内しています。

    令和2年度ぼうさい甲子園 特設サイト

     

  • 2020年10月6日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「防災力強化県民運動ポスターコンクール」のおしらせ

    ここ数年は、地震や台風など、毎年のように大きな災害が起こっています。

    こうした災害による被害を最小限度に抑えるには、「普段から備えておく」という意識をもって行動することが大切です。

    そこで「ひょうご安全の日 推進県民会議」では、県民の皆さん一人ひとりが、常に「災害に備える」行動に取り組んでもらうと「防災力強化県民運動」を推進しています。

    そして、この運動を普及させるために、毎年、兵庫県内の小・中・高校生を対象にしたポスターコンクールを開催しています。

    テーマは、もちろん防災

    具体的には、

    ・地震や津波、台風、豪雨、洪水など、自然災害について認識を深めるもの。

    ・個人・家庭・地域・学校・職場などでの、防災訓練や防災学習など災害への備えを呼びかけるもの。

    ・自助・共助や災害ボランティアの大切さを訴えるもの

    ・耐震化や室内安全、備蓄、避難の重要性や取り組みを呼びかけるもの

    に加えて今回は

    ・「ひょうごスタイル」の推進など新型コロナウイルスの感染拡大予防を呼びかけるもの

    といった内容を盛り込んだ作品を募集します。

    作品の形式は「図案」と「標語」を組み合わせたものです。

    「標語」は、例えば「地震が来たら津波に注意」「地域みんなで防災訓練」など防災を啓発するような内容であればOKです。

    募集期間は、令和2年10月30日(金)まで。(当日消印有効)

    作品の応募先や応募用紙の入手方法など、詳しいことは

    ひょうご安全の日推進県民会議事務局
    〒650-8567 神戸市中央区下山手通5-10-1
    兵庫県復興支援課内
    TEL:078-362-9984(直通)

    までお問い合わせ下さい。

    みなさんのご応募、お待ちしています。

  • 2020年9月29日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    竜巻から身を守る方法について

    今の時期、台風と並んで注意が必要なのが、竜巻です。

    竜巻は、7月から11月にかけて多発する傾向があり、9月が最も多く発生しています。

    竜巻とはどういうものか、説明すると

    「非常に発達した積乱雲によって発生する渦巻き状の激しい突風」

    のことを言います。

    ・直径は数十メートルから数百メートル

    ・非常に速いスピードで移動

    ・短時間で狭い範囲に集中して、大きな被害をもたらす。

    そして竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生します。

    つまり、これからのシーズン、日本のどこでも発生する可能性があるんです。

    もしも、次のような天気の変化を見たら、竜巻への注意が必要です。

    • 真っ黒い雲が近づいて、辺りが急に暗くなる。
    • 雷鳴が聞こえたり雷が見えたりする。
    • 冷やっとした冷たい風が吹き始める。
    • 大粒の雨や「ひょう」が降り出す。

    もしも運悪く竜巻に遭遇してしまったら、次の方法で身を守りましょう。

    ・屋内にいる場合は、窓や雨戸・シャッターを閉めて、建物の中心部に近い、窓の無い部屋へ移動する。

    ・屋外にいる場合は、車庫や物置、プレハブなどには避難せず、頑丈な建物の中へ避難する。

    ・もし避難できる建物が無ければ、水路など近くのくぼみなどに身を伏せて、両腕で頭と首を守り、飛んでくる物に気をつける。

    竜巻発生の可能性がある場合、気象庁が「竜巻注意情報」を発令します。

    テレビやラジオ、インターネットなどで情報を確認しましょう。

  • 2020年9月14日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    災害時の避難行動について

    先月の「令和27月豪雨」では、九州を中心に大きな被害が出ました。

    このような災害の発生が予想される時は、テレビ、ラジオ、防災無線、ひょうご防災ネットなどを通じて発表される防災情報を確認し、適切な避難行動をとることが重要です。

    とくに土砂災害警戒区域、浸水想定区域などに居住されている人で、自宅にいると被害にあう可能性の高い人は、避難のタイミングと避難場所をあらかじめ決めておき、いざというときに確実に避難行動がとれるようにしておきましょう。

    また、十分堅牢なマンション等の上層階に住んでいる人や、被害にあう可能性の低い区域に居住されている人は、外出を控え、自宅にとどまる「待避」や、2階以上の安全を確保できる場所に移動する「垂直避難」の行動をとれるようにしておきましょう。ただし、その場合は十分な水・食料などの備えが必要です。

     

    昨年から、水害や土砂災害のおそれがある場合、5段階の警戒レベルを使って避難勧告などの避難情報が発令されることになりました。この中で、各自治体から発令されるのが、警戒レベルからです。

    警戒レベルでは避難準備・高齢者等避難開始の避難情報が発令されます。

    この場合、避難に時間を要する人、例えば、ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等は、支援者といっしょに避難しましょう。その他の人は、避難の準備を整えましよう。

     

    警戒レベルになると避難勧告が発令されます。

    この場合、避難対象の地域にいる方は、速やかに適切な避難行動をとりましょう。

    公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅のより安全な場所に避難しましょう。

    避難指示(緊急)は、地域の状況に応じて緊急的又は重ねて避難を促す場合等に発令されます。 この場合も速やかに避難して下さい。

     

    警戒レベルは、すでに災害が発生している状況です。

    この状況になったら、とにかく生命を守るために、その時点で出来る最善の行動をとりましょう。

    もし屋外へ移動することすら危険な状況になったら、屋内のより安全を確保出来る場所に移動してください。

    警戒レベルに応じた避難情報、

    避難準備・高齢者等避難開始」→「避難勧告避難指示(緊急)」→「災害発生情報

    この順番で、緊急性が高くなっていくことを覚えておいてください。

    尚、避難指示(緊急)は、必ず発令されるものではありません。避難勧告が発令されたら、速やかに避難してください。そして、いざと言う時は余裕をもって、きちんと行動ができるように備えておきましょう。

    コーナー提供