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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2021年3月16日(火) 13時00分 防災マッカセナサイ!

    地震・津波から身を守るための心がまえ

    3月11日(木)は、平成23年に発生した東日本大震災から10年目の節目の日でした。

    東日本大震災では、震災関連死も含めて亡くなった方が19,600人以上、行方不明の方も2,500人以上に上り、12万人以上の人たちが避難生活を余儀なくされました。

    また亡くなった方の内、60歳以上の高齢者が65%を超え、死因の90%以上が津波による「溺死」でした。

    この東日本大震災で、「地震の後には津波が来る」という事実を、私たちはあらためて知ることになりました。

    近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震では、津波による被害も予想されています。 

    津波警報や注意報が発表されたとき、まず何をすべきでしょうか?

    それは、一刻も早く避難する

    ・沿岸部や川沿いにいる人は、すぐに高台などの安全な場所へ避難する。

    ・揺れを感じた時は、弱い揺れであっても直ちに海岸から離れ、できるだけ遠くの高い所へ避難する。

    ・津波は何度も繰り返し押し寄せてくるので、津波警報や、注意報が解除されるまで、決して安全な場所から離れない。

    ・テレビやラジオなどから正しい情報を確認して、落ち着いて行動する。

    ・普段から家庭や学校・職場でも、避難についての手順を考えておく。

    兵庫県では「CGハザードマップ」というWebサイトで身のまわりの危険箇所を公開しており、津波による浸水想定区域や、津波から身を守る方法などを紹介しています。

    スマートフォンにも対応していますので、「兵庫県CGハザードマップ」で検索してみてください。

    津波から身を守る一番のポイントは、「迅速かつ適切な避難」です。

    ぜひ、日頃から心がけておいて下さい。

  • 2021年3月9日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    消防団への入団について

    消防団とは、消防署で働いてる専門の消防士と違って、普段は会社員や自営業、主婦、学生などをしながら、いざ火事や災害が起こった時には、消防活動に取り組むという、非常勤特別職の地方公務員です。

    ちなみに兵庫県は消防団員数が全国一位であり、実に4万人以上の消防団員さんが「自分たちの街は自分たちで守る」という思いを胸に、地域の防災・減災活動に取り組んでいます。

    消防団の仕事は、平常時は主に

    ・火災現場での活動を想定した「消火・防災訓練」

    ・応急手当やAEDの使い方などの講習会

    ・イベントや幼稚園訪問などによる防火啓発活動

    そして、災害が発生した時は

    ・消防士と連携して、火災の消火にあたる「消火活動」

    ・災害発生時の人命救助や避難誘導を行う「捜索・救助活動」

    ・風水害の際に、河川の氾濫などに備える「水防活動」

    といった活動に取り組んでいます。

    近年は、どの都道府県でも消防団員の数が減少傾向にありますが、一方で最近では、女性団員や学生団員などが増加し、それぞれの特性を活かした活動を行うなど、多様な消防団活動が広がっています。

    将来の発生が懸念されている、「南海トラフ地震」に備えて、地域の防災力を高めるためにも、消防団には、あなたの力が必要です。

    災害から大切な「まち」や「家族」を守る活動に、あなたも参加しませんか。

    入団資格は市や町ごとに条例で定められていますが、一般的には

    • 18歳以上
    • その市や町に住んでいる、または勤務している方

    であれば、入団できます。 

     消防団の活動に興味を持っていただけたら、消防庁の「消防団オフィシャルサイト」から、お住まいの地域の消防団をチェックして、ぜひお問い合わせください。

  • 2021年3月2日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「春の全国火災予防運動」のおしらせ

    春先は空気が乾燥し、風も強い場合が多いため、火災の危険性が高くなります。

    そこで、火災予防の意識を一層高めることで、火災の発生を防止して、高齢者を中心とする死者の発生を減らし、財産の損失を防ぐことを目的に毎年3月1日から3月7日の一週間「春の全国火災予防運動」が全国各地で実施されています。

    今年度の標語はその火事を 防ぐあなたに 金メダルです。

     

    火災を防ぐために心掛けることとして「3つの習慣」と「4つの対策」と言われるポイントがあります。

    3つの習慣」とは、

    1、寝たばこは、絶対にやめましょう。

    2、ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使いましょう。

    3、ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消しましょう。

    4つの対策」とは、

    1、逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置しましょう。

    2、寝具や衣類、カーテンなどは、燃えにくいものを使いましょう。

    3、火災が小さいうちに消せるよう、住宅用消火器を置いておきましょう。

    4、お互いに助け合えるよう、ご近所同士の協力体制をつくりましょう。

    この7つのポイントに特に注意して、「火の用心」を心がけましょう。

     

    ちなみに、県や市の職員、消防署などがご自宅へ火災警報器を販売に来たり、業者に販売を委託するなどはしていません。

    そういった訪問販売には、ご注意ください。

  • 2021年2月16日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「災害時帰宅支援ステーション」について

    「災害時帰宅支援ステーション」皆さんご存知ですか?

    東日本大震災では、震源地から遠く離れた首都圏でも、交通機関がマヒしたために、学校や職場から帰宅することが困難になる「帰宅困難者」が数多く発生しました。

    今後発生が予想されている南海トラフ地震などの大きな災害では、鉄道などの公共機関が運転を見合わせるなどする影響で、徒歩での帰宅を余儀なくされる人が、多数発生する恐れがあります。

    そこで徒歩帰宅者のために、水道水やトイレ、通行可能な道路などの情報を提供する「災害時帰宅支援ステーション」を設定する取り組みが進んでいます。

    滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、三重県で、現在、事業を展開している、コンビニ事業者、外食事業者、その他のサービス事業者の協力のもと、昨年4月末現在で、11,395箇所のお店が、「災害時帰宅支援ステーション」に指定されています。

    こうしたステーションは、関西だけでなく、関東地方など全国でも設置が進んでいます。

    「災害時帰宅支援ステーション」の目印は、お店の入り口などに

    災害時には、徒歩帰宅する皆様を支援します

    という文言と、足が生えたハートマークのイラストが描かれた黄色と青色で彩られたステッカーが貼られています。

    いざと言う時に備えて、通勤・通学の途中にあるコンビニエンスストアやファミリーレストランなどが「災害時帰宅支援ステーション」に該当しているかをチェックしてみて下さい。

     

  • 2021年2月2日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    雪害への備え

    すでに全国各地で、除雪作業中に雪に埋もれたり、除雪車に巻き込まれるなどして亡くなったというニュースが相次いでいます。

    そこで、除雪作業中の事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    一人で除雪作業をしない。

    家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。

    また携帯電話を持っておけば、もしも雪に埋まっても携帯を鳴らしてもらえば埋まっている場所が確認できるので、助けてもらうことが出来ます。

    「屋根からの転落」に注意。

    作業の際は、必ず命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。

    低い屋根でも油断は禁物です。また、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。

    除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。

     また、除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全を確認してから作業しましょう。

     

    そして大雪の際は、不要不急の外出は控えましょう。

    どうしても車で外出する必要がある場合は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを忘れないように、または早期装着を心がけましょう。

    そして車内で待機している時は、車の排気口周辺に雪が積もっていないか確認してください。

    マフラーが詰まっていると、排気ガスが車内に逆流して一酸化中毒になる恐れがあります。

    自宅にいる場合も、大雪で外出が出来なくなるような事態に備えて、地震の時と同じように非常用の備品を用意しておきましょう。