世間は、新型コロナウイルスによる肺炎のニュース一色となっていますが、この時期、注意しなければならないもう一つのウイルスが、インフルエンザです。
インフルエンザは、11月頃から流行が始まり、1月~3月の間に流行のピークを迎えます。
兵庫県内では、令和2年1月27日から2月2日(第5週)の一週間に、県内190の医療機関から報告された患者数は15.64人と、先週の18.64人よりはやや減少しましたが、まだまだ油断は禁物です。
感染を防ぐために、あらためてインフルエンザの予防対策を確認しましょう。
大事なことは、次の5つです。
- インフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。
- 帰宅した時や食事前には、石けんによる手洗いを心がけましょう。
- 室内では加湿器など使って、50~60%の適切な湿度を保つようにしましょう。
- 外出時はマスクを着けて、なるべく人混みは避けましょう
- 日頃から十分な睡眠と栄養のある食事で、体力維持に努めましょう。
もしも、
「38℃以上の発熱」
「頭痛、関節痛、筋肉痛」
「鼻水、のどの痛み、咳」
といった症状が急に現れたら、インフルエンザの可能性があります。
その場合、マスクをつけて速やかに医療機関で受診しましょう。
マスクを持ち合わせていない時に、咳やくしゃみが出そうになったら、ハンカチやティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえたり、他の人から顔を背ける「咳エチケット」を心がけましょう。
日頃の生活のちょっとした注意で、インフルエンザを予防し、感染の拡大を抑えることが出来ます。
自分自身や周りの人たちを守るために、普段から予防対策を心がけましょう。