CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2023年4月18日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「ひょうご防災ネット」のおしらせ

    ここ数年、新型コロナウイルス感染症が注目されてきましたが、その他の災害への備えも決しておろそかにしてはいけません。

    「ひょうご防災ネット」とは、パソコンや携帯電話のメール・インターネットを利用して、県民・市民の皆さんに、色んな災害情報などをお知らせするシステムのことです。

    兵庫県内の各市町(しちょう)ごとにホームページのサイトを設けて、大災害などの緊急時にいち早くその情報をお知らせします。

    「ひょうご防災ネット」に登録して頂くと

    ・兵庫県や市町(しちょう)からの緊急情報

    ・地震情報、津波情報、気象情報

    ・土砂災害警戒情報、河川洪水予報、竜巻注意情報

    ・テロなどの国民保護に関する情報

    といった情報が、いち早くメールで受信できるんです。

    また、「ひょうご防災ネット」の外国人向けサービス「ひょうごEネット」では12の言語に対応しています。身近に外国の方がいらっしゃる場合は、ぜひ教えてあげてください。

    また「ひょうご防災ネット」はスマートフォン アプリもご用意しています。

    スマートフォン アプリの機能として

    ・避難情報など緊急情報のプッシュ通知

    ・いざという時、速やかに避難行動がとれるように、事前に自分で考えて登録しておいた、避難のタイミングや避難場所などの情報を、プッシュ通知で知らせてくれる「マイ避難カード」機能

    ・最寄りの避難場所を、地図で表示する「避難場所表示」

    ・災害時に役立つと思われる、色々な防災情報のリンク集

    などが追加されています。

    いつ起こるかもしれない災害に備えて、ぜひこの機会に登録、またはスマートフォンにアプリをダウンロードして、「ひょうご防災ネット」をご利用ください。

    ひょうご防災ネット 公式サイト

  • 2023年4月11日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    家庭内備蓄のススメ

    先月の11日で、東日本大震災から12年が経ちました。

    その後も、近年全国で多発している豪雨災害や、近い将来に発生が予想されている「南海トラフ地震」などでは、生活や交通のインフラ、流通網が長期間マヒする恐れがあります。 この間、自分の身は自分で守るしかありません。

    そこで、いざという時のために、「家庭内備蓄」をしておくことが大切です。

    まずは、食料・飲料・生活必需品を備えましょう。

    災害発生直後は、水道・ガスは使えないことが予想されるので、飲料水や保存の効く食料などを家族の人数分、できれば1週間分は用意しておきましょう。

    またレトルト食品など比較的消費期限の長い食料を定期的に食べて、食べた分を買い足し、常に家庭に備蓄しておく方法も有効です。

    さらに飲料水とは別に、生活用水を確保するために、「水の入ったポリタンクを用意する」、「普段からお風呂の水を張っておく」などの備えをしましょう。

    次に、非常用持ち出しバッグを準備しましょう。

    自宅が被災した場合は、避難所などの安全な場所で避難生活を送ることになります。

    そこで、

    飲料水や非常食、現金・預金通帳などの貴重品、救急用品、ヘルメット・軍手、懐中電灯、携帯ラジオ、衣類や下着

    など避難生活で必要になるものや、感染症対策のためにマスクや消毒液などを、あらかじめリュックサックなどに詰めておいて、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

    家族に乳児のいる場合は、ミルク・紙おむつ・哺乳瓶なども必要です。

    高齢者がいる場合は、お粥などやわらかい食料品や常備薬も用意しましょう。

    食物アレルギーのある方は、アレルギーに配慮した食料を用意しておく必要があります。

    余裕があれば、カセットコンロやポータブルトイレなども準備しておくといいでしょう。

    さらに、靴や服装も、災害時に動きやすいものを準備しておきましょう。

    普段からのしっかりした準備で、災害の発生に備えておきましょう。

    コーナー提供:

  • 2023年4月4日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「南海トラフ地震」について

    今年は阪神・淡路大震災から28年、そして先日の11日で、東日本大震災から12年となりました。

    さらにこの5年の間に、大阪府北部地震や、北海道胆振東部地震、などの大きな地震災害が相次いでいます。

     近い将来に発生することが予想される「南海トラフ地震」。

    実際に、どのような地震が起こると言われているか、皆さん、ご存知ですか?

    政府の中央防災会議による被害想定では、「南海トラフ地震」が発生すると

    ・静岡県から宮崎県にかけての一部では、震度7となる可能性がある

    ・それに隣接する広い地域で、震度6強から6弱の強い揺れになる

    と想定されています。

    また関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に、10mを超える大津波の襲来が想定されています。

    そもそも「南海トラフ」とは、静岡県の駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域や高知県の土佐湾を経て、宮崎県の日向灘沖までの、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが接している海底の溝状の地形を形成している区域を指します。

    地球の構造は、中心から、核・マントル・地殻と言う層構造になっていると考えられています。このうち「地殻」とマントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。

    この「南海トラフ」に沿ったプレートの境界を震源とする大規模な地震が「南海トラフ地震」で、これまで概ね100年から150年の周期で発生しています。

    過去に、この「南海トラフ」が震源となった「昭和東南海地震」及び「昭和南海地震」が起きて70年以上が経過しており、次の大規模地震が発生するリスクは年々高まっていると考えられています。

    政府の地震調査委員会は1月13日、南海トラフ地震について、今後20年以内に発生する確率をこれまでの「50から60%」から「60%程度」に引き上げました。

    「南海トラフ地震」の被害から、ご自身や家族を守るために、このコーナーでも紹介してきました様々な準備に、ぜひ取り組んでください。

    コーナー提供:

  • 2023年3月28日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    消防団に入団しませんか?

    消防団員とは、普段は会社員や自営業、主婦、学生などをしながら、いざ火事や災害が起こった時には、消防活動に取り組むという、非常勤特別職の地方公務員です。

    兵庫県は消防団員数が全国一位であり、令和2年の時点で、実に4万人以上の消防団員が 「自分たちのまちは自分たちで守る」という思いを胸に、地域の防災・減災活動に取り組んでいます。

    消防団の仕事は、平常時は主に

      ・火災現場での活動を想定した「消火・防災訓練」

      ・応急手当やAEDの使い方などの講習会

      ・イベントや幼稚園訪問などによる防火啓発活動

    そして、災害が発生した時は

    ・消防士と連携して、火災の消火にあたる「消火活動」

    ・災害発生時の人命救助や避難誘導を行う「捜索・救助活動」

    ・風水害の際に、河川の氾濫などに備える「水防活動」

    といった活動に取り組んでいます。

    しかし近年は、どの都道府県でも消防団員の数が減少傾向にあります。

    一方で、最近は女性団員や学生団員なども増えていて、それぞれの特性を活かした活動を行うなど、多様な消防団活動が広がっています。

    将来の発生が懸念されている、「南海トラフ地震」に備えて、地域の防災力を高めるためにも、消防団には、あなたの力が必要です。

    災害から大切な「まち」や「家族」を守る活動に、あなたも参加しませんか?

    入団資格は市や町ごとに条例で定められていますが、一般的には

    • 18歳以上
    • その市や町に住んでいる、または勤務している方

    であれば、入団できます。 

    詳しくは

    消防団オフィシャルサイト

  • 2023年3月13日(月) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    地震から身を守る実践方法

    日本は世界有数の地震大国で、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、これまで数多くの地震災害を経験してきました。

    近い将来に発生することが予想されている南海トラフ地震では、さらに大きな被害が出る恐れもあります。

    そこで、あらためて災害から自分や家族の命を守る備えについて考えてみましょう。

    まずは「室内の安全対策」について。

    地震が起きれば、家具類の転倒・落下・移動などによりケガをする恐れがあります。

    そこで大きな家具やテレビなどは、専用の金具や耐震マットなどで固定しておきましょう。

    吊り下げ式の照明器具などは、チェーンなどを使用し天井の丈夫な部分と繋げることで補強しましょう。 ガラスなどは、飛散防止フィルムを貼ると効果的です。

    次に「日頃の準備」についてです。

    まずは、備蓄品や非常用持出用品の備えをしておきましょう。目安として最低3日分、可能な限り1週間分の水や食料品、常備薬、下着等を備蓄しましょう。

    非常用持出用品は、すぐに持ち出せるようリュックなどに入れて玄関や寝室などに置いておきましょう。

    さらに消火器を準備したり、電気火災に備えて感震(かんしん)ブレーカーを設置するなど、火災対策もしておきましょう。

    そして「避難行動」についてです。

    普段から防災マップやハザードマップなどで、身近にある危険な場所を把握しておきましょう。また地震が起きた時、どのように避難行動をするか、家族で話し合いましょう。

    他にも「災害用伝言ダイヤル」や「災害用伝言板」などの緊急用連絡サービスの活用方法を確認しておきましょう。

    さらに地震発生時に、初期消火や救出救助活動を適切に行えるようにするには、日頃からの訓練が欠かせません。機会があれば、家族全員で防災訓練などに参加して、防災行動力を高めましょう。

    そして、実際に災害が起きた時は、テレビやラジオ、防災無線などから災害情報を積極的に収集して、適切な避難行動をとるようにしましょう。