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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2024年2月28日(水) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    災害現場で活躍する専門家

    1月に発生した能登半島地震では、能登半島の各自治体で大きな被害が発生しました。

    被災地では、警察や消防、自衛隊などが、救助活動に従事しましたが、他にもいろんな職種の人たちが、被災地の救援のために活躍しました。今回は、その一つ「DMAT(ディーマット)」をご紹介します。

    DMAT」は「Disaster(ディザスター) edical(メディカル) ssistance(アシスタンス) eam(チーム)」の頭文字をとった略称で、正式名称は「災害派遣医療チーム」と言います。

    最近は映画やテレビドラマなどでも取り上げられることもあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

    DMATは、医師、看護師などで構成され、大規模な災害や事故などの現場におおむね48時間以内に活動できる機動性を持った、専門訓練を受けた医療チームです。

    結成されたきっかけは、阪神・淡路大震災です。

    この時は、初期医療体制の遅れにより、平時の救急医療レベルの医療が提供されていれば、救命できたと考えられる「避けられた災害死」が500名存在した可能性があったと、報告されました。

    そこで、この教訓を活かすべく、平成174月に、厚生労働省によってDMATが設立されました。

    DMATの活動は、現場の医療だけでなく、被災地の病院機能を維持、拡充するために、病院の医療行為を支援させて頂く病院支援や、大規模災害で多数の重症患者が発生した際に、被災地の外に搬送する、広域医療搬送など、機動性・専門性を活かした多岐にわたる医療的支援を行います。

    ぜひ、皆さんも関心をもってみてください。

    コーナー提供:

  • 2024年2月6日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「災害時帰宅支援ステーション」について

    「災害時帰宅支援ステーション」 皆さんご存知ですか?

    東日本大震災では、震源地から遠く離れた首都圏でも、交通機関がマヒしたために、学校や職場から帰宅することが困難になる「帰宅困難者」が数多く発生しました。

    今後発生が予想されている南海トラフ地震などの大きな災害では、鉄道などの公共機関が運転を見合わせるなどする影響で、徒歩での帰宅を余儀なくされる人が、多数発生する恐れがあります。

    そこで徒歩帰宅者のために、水道水やトイレ、通行可能な道路などの情報を提供する、「災害時帰宅支援ステーション」を設定する取り組みが進んでいます。

    滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、三重県で、現在、事業を展開している、コンビニ事業者、外食事業者、その他のサービス事業者の協力のもと、昨年7月末現在で、1,395箇所のお店が「災害時帰宅支援ステーション」に指定されています。

    こうしたステーションは、関西だけでなく、関東地方など全国でも設置が進んでいます。

    「災害時帰宅支援ステーション」の目印は、お店の入り口などに「災害時には、徒歩帰宅する皆様を支援します」という文言と、こちらののイラストが描かれたステッカーが貼られています。

    いざと言う時に備えて、通勤・通学の途中にあるコンビニエンスストアやファミリーレストランなどが「災害時帰宅支援ステーション」に該当しているかをチェックしてみて下さい。

    コーナー提供:

  • 2024年1月30日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    雪害への備え

    1月中旬から各地で、大雪の報道がされていますが、注意が必要なのが、除雪作業中の事故です。

    そこで、除雪作業中の事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    一人で除雪作業をしない。

    家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。

    また携帯電話を持っておけば、もしも雪に埋まっても携帯を鳴らしてもらえば埋まっている場所が確認できるので、助けてもらうことが出来ます。

    「屋根からの転落」に注意。

    作業の際は、命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。低い屋根でも油断は禁物です。また、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。

    除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。

    また、除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全を確認してから作業しましょう。そして大雪の際は、不要不急の外出は控えましょう。

    近年、大雪のために幹線道路の交通がマヒして、車の中に長時間閉じ込められるというニュースが相次いでいます。

    うしても車で外出する必要がある場合は、スタッドレスタイヤへの交換やタイヤチェーンの携帯を忘れないように、または早期装着を心がけましょう。

    そして車内で待機している時は、必ず車の排気口周辺に雪が積もっていないか確認してください。

    マフラーが雪で埋まっていると、排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

    自宅にいる場合も、大雪で外出が出来なくなるような事態に備えて、地震の時と同じように非常用の備品を用意しておきましょう。

    コーナー提供:

  • 2024年1月16日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    暖房器具による事故防止について

    だんだん寒さも本格的になってきましたね。これからの季節、気を付けないといけないのが、暖房器具が原因の火災です。

    暖房器具による火災は、その原因の多くが

    「燃えやすい物を、電気ストーブや石油ストーブなどの近くに置いていた」

    ことです。

    カーテンや洗濯物、布団などがストーブの近くにあると、何かのはずみでストーブに接触して、出火する恐れがあります。

    またスプレー缶なども、熱によって内部のガスが温められた結果、破裂する恐れがあります。

    実際に、ファンヒーターのような炎が見えない暖房器具の前に置いてあったスプレー缶が破裂したり、破裂後に内部の成分に引火して火災が発生したという事例も報告されています。

    暖房器具による火災を未然に防ぐために、次の事に注意しましょう。

    1、 お出かけ前や就寝前には、必ず電源をオフにし、電気プラグをコンセントから抜いておきましょう。

    2、電気ストーブや電気カーペットなどの電気暖房器具は、しまっている間に、コードの断線などが起こっている可能性があります。

    それに気づかずに使っていると、断線箇所から発火する危険があります。電気暖房器具は、使う前に異常が無いかチェックしておきましょう。

    3、石油ストーブを使う場合は、

    • ガソリンなど、誤った油種を給油しない。
    • 石油タンクのキャップを完全に締める。
    • 火が付いたまま運んだり、燃料を給油しない。

    などの点に注意して使用するようにしましょう。

    正しい使い方と、ちょっとした注意で、火災などの大きな事故は防げます。暖房器具を正しく使って、快適に寒い季節を乗り切りましょう。

  • 2024年1月8日(月) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「ひょうご安全の日のつどい 2024」のおしらせ

    兵庫県では、毎年117日を「ひょうご安全の日」と定めて、様々な事業を通じて、震災の経験と教訓を、次の世代につなげています。

    今年もHAT神戸では、117日に追悼行事である「1.17のつどい」が開催される他、「交流ひろば」や「交流ステージ」では、NPOやボランティアグループなどによる活動展示、若者グループによるステージなどが行われます。

    また警察・消防等 防災関係機関による、内陸直下型地震を想定した防災訓練も行われます。

    さらに昨年度に引き続き、「1.17のつどい」のWeb配信を実施することで阪神・淡路大震災の経験と教訓を幅広く発信していきます。

    能登半島地震が起きたばかりですが、決して他人事と思わず防災への意識を高める機会として、ぜひご参加ください。