これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。
熱中症とは「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害」のことを言います。
その結果、
・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。
・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。
・時には意識障害など重症になる
といった症状が現れます。
今年はさらに新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用など制約も多いので、さらに注意が必要です。
そこで、兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症の
予防方法をご紹介します。
屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!
2020年6月から8月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は住居で発生しています。 屋内にいるからと、油断してはいけません。
扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!
特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。
周りの人も気を配ってあげましょう。
日頃から健康管理をしましょう!
感染症予防も兼ねて、日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。
また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。
マスクの着用は適切に!
マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。
屋外で人と十分な距離、少なくとも2メートル以上が確保できる場合は適宜マスクを外して休憩しましょう。
もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。