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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年2月6日(火) 09時00分 防災マッカセナサイ!

    災害時のペットの避難について

    阪神淡路大震災以降、大きな災害が発生した際に、大きな課題となっているのが「ペットの避難方法」です。

    今やペットは、家族の一員と位置づける人も多くなりました。

    しかし、大きな災害による長期の避難生活の中で、ペットの鳴き声、臭いなどを巡るトラブルが、数多く発生しています。

    また東日本大震災では、大規模な地震とそれに続く津波、さらには原子力災害も発生したために、警戒区域内に多くのペットが取り残されて、負傷・衰弱・死亡、または放浪状態となり、その保護活動は困難を極めました。

    こうした経験から、環境省では「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」の中で、「飼い主の責任による同行避難」を定義づけています。

    同行避難とは「一時的に」ペットを連れて避難することです。

    大きな災害の後でペットとはぐれたら、その後の捜索や再会は非常に困難なので避難の際は必ずペットを同行してください。

    また、同行避難に備えて、普段から心がけておくことがあります。

    まずは、ペットの健康管理。

    避難所ではペットの治療もままなりませんので、ワクチン接種やノミ・ダニの駆除など、定期的な健康診断に努めてください。

     

    また普段からのペットのしつけや予防接種も大事です。

    避難所など慣れない環境では、ペットも不安を感じて鳴いたり騒いだりといった反応を起こします。

    ケージやキャリーバッグで過ごすことや、車での移動に馴らす、ペットが犬ならば避難所までの移動ルートを普段の散歩コースにするなど、災害を想定したしつけを行いましょう。

    そして「ペットを連れて行ける避難所はどこか?」「避難の際は、誰がペットを連れていくのか?」「ペット用の非常用品の準備は 出来ているか?」といったことを家族全員で確認しておきましょう。

    さらに、避難が長期化する場合に備えて、ペットを預かってもらえる人を見つけておきましょう。

    またペットが迷子になることも想定して、すぐに飼い主が分かるように首輪をしっかり装着し「迷子札」を必ずつけてください。

     

    コーナー提供:

  • 2018年1月31日(水) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    インフルエンザ予防のおしらせ

    毎年12月から3月の間、猛威を振るうのがインフルエンザです。

    兵庫県内でも流行のピークを迎え、1月第3週(115日から121日)の定点医療機関からの患者報告数は「警報レベル」に達しています。

    1月21日までの直近5週間の間に、兵庫県内だけで21,297人の患者が報告されています。

    年齢分布では、5~9歳32%、0~4歳18%、10~14歳17%の順と、15歳未満が全体の67%を占めています。

    インフルエンザは非常に強力な感染症です。

    感染を防ぐために、あらためてインフルエンザの予防対策を確認しましょう。

    もっとも大事なことは、次の5つです。

    ①インフルエンザワクチンの接種を受けましょう。

    ②帰宅した時や食事前には、石けんによる手洗いを心がけましょう。

    ③室内では加湿器など使って、適切な湿度を保つようにしましょう。

    ④外出時はマスクを着けて、なるべく人混みは避けましょう

    ⑤日頃から十分な睡眠と栄養のある食事で、体力維持に努めましょう。

    もしも、

    「38℃以上の発熱」「頭痛、関節痛、筋肉痛」、「鼻水、のどの痛み、咳」

    といった症状が急に現れたら、インフルエンザの可能性があります。

    その感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染が、ほとんどです。

    もしも「インフルエンザかも」と思ったら、通勤や通学は控えて、速やかにマスクをつけて医療機関を受診しましょう。

    マスクを持ち合わせていない時に、咳やくしゃみが出そうになったら、ハンカチやティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえて、他の人から顔を背ける「咳エチケット」を心がけましょう。

    日頃の生活のちょっとした注意で、インフルエンザを予防し、感染の拡大を抑えることが出来ます。

    自分自身や周りの人たちを守るために、普段から予防対策を心がけましょう。

     

    コーナー提供:

  • 2018年1月16日(火) 13時00分 防災マッカセナサイ!

    「防災とボランティア週間」のおしらせ

    今月の17日(水)で、阪神・淡路大震災から23年。

    兵庫県では、毎年117日を「ひょうご安全の日」と定めています。

    この日は、震災の経験と教訓を地域や世代を超えて発信・継承するために、毎年、様々な活動が行われています。

    実は、この1月17日は「ひょうご安全の日」に加えて、もうひとつ国が定めた記念日になっています。 何の日か、知ってますか?

    それは「防災とボランティアの日」です。

    阪神・淡路大震災では、ボランティア活動が復興の大きな力となりました。

    そこで、前後の1月15日~21日を「防災とボランティア週間」として災害時のボランティア活動や自主防災活動の普及に努めています。

    1月17日は、毎年おなじみとなりました「1.17ひょうごメモリアルウォーク2018」が開催されます。

    メモリアルウォークでは、阪神・淡路大震災から復興した街並みや、震災モニュメントを巡り、緊急時の避難路、救援路を歩くことで防災意識を高めます。

    メモリアルウォークのゴール地点となりますHAT神戸では、「1.17防災のつどい」「交流ステージ」「交流ひろば」「防災訓練」などのイベントが開催されます。

    「交流ステージ」では、アーティストによるミニライブや、マスコットキャラクターによる防災クイズなどが行われます。

    「交流ひろば」では、昨年に続き東日本大震災や熊本地震の被災地を応援するための物産販売や観光PRなどが行われます。

    また「防災訓練」では、来場者のみなさんに体験していただく、心肺蘇生法や応急救護法の訓練、そしてデモンストレーション型の海上訓練などが行われます。

    近い将来予想される、南海トラフ地震などに備えて、みなさんも、この機会にぜひ、災害ボランティアの活動について考えて下さい。

  • 2018年1月5日(金) 12時00分 防災マッカセナサイ!

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」と「防災力強化県民運動」ポスターコンクールの表彰式・発表会のおしらせ

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」とは、全国の子どもたちや学生の皆さんが、学校や地域で取り組んでいる防災教育や防災活動を表彰する事業です。

    今年度も、小学生、中学生、高校生、大学生の各部門に、全国の学校・団体から、計130件の応募があり、その中から「グランプリ」をはじめとする、全33件の受賞が発表されました。

    「グランプリ」に輝いたのは、徳島県の阿南市立津乃峰小学校の取り組みで、児童による防災の出前授業や、地域の防災避難マップを作成して各家庭に配布するなどの、地域の防災意識を高める活動です。

    兵庫県からは、

    ・兵庫県立山崎高等学校が「ぼうさい大賞」

    ・兵庫県立尼崎小田高等学校 普通科 看護医療・健康類型が「奨励賞」

    ・尼崎市立大島小学校が「フロンティア賞」

    を、それぞれ受賞しました。

    もう一つ、平成29年度「防災力強化県民運動」ポスターコンクールも、この度721点の応募作品から15点の受賞作品が選ばれました。

    この「ぼうさい甲子園」と「ポスターコンクール」の表彰式と活動内容の発表会が、平成30年1月7日(日)13時から、兵庫県公館の大会議室にて、合同で行われることとなりました。

    表彰式と発表会には、事前に申し込めば参加できます。参加費は無料。

    参加を希望される方は

    人と防災未来センター事業部 事業課
    TEL:078-262-5068

    NPO法人さくらネット ぼうさい甲子園事務局
    TEL:0798-64-5829

    までお問い合わせください。

    定員となり次第締め切らせていただきます。ご了承ください。

    受賞された学校・団体の取組も参考に、ご家庭や地域でも防災の意識を高める取り組みを始めてみませんか?

  • 2018年1月2日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    冬場の火災対策

    一年を通じて、一番住宅火災が多い時期って、いつだと思いますか?

    実は、例年11月から3月までの冬場の期間が非常に多いんです。

    特に1月は突出して多いことが消防庁などの調査によって分かっています。

    住宅火災の原因は、1位が「コンロの不始末」で2位が「タバコ」、3位が「放火」となっています。

    また平成28年の火災死者数の調査では、被害者の実に7割が住宅火災によるものなんです。

     

    住宅火災を防ぐには、皆さん一人一人の注意と心がけが大切です。

    特に「3つの習慣」と「4つの対策」と言われるポイントがあります。

    3つの習慣」とは、
    ①寝たばこは絶対にやめましょう。
    ②ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使いましょう。
    ③ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消しましょう。
     ※最近カセットコンロ・カセットボンベの間違った使い方による火災が増えてます。
     (他の熱源の近くで使う、IHクッキングヒーターの上でカセットコンロを使う、など)

    4つの対策」とは、
    ①火災に備えて、住宅用火災警報器を取り付けましょう。
    ②寝具や衣類、カーテンなどは、燃えにくいものを使いましょう。
    ③火災を小さなうちに消火できるよう、住宅用消火器を置いておきましょう。
    ④お年寄りや身体の不自由な方を守るために、隣近所の協力体制をつくりましょう。

    この3つの習慣、4つの対策に特に注意して、「火の用心」を心がけてくださいね。