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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年11月7日(火) 18時57分 防災マッカセナサイ!

    三木総合防災公園のご案内

    「三木総合防災公園」は、阪神淡路大震災の教訓をもとに、震災復興計画(フェニックス計画)の象徴的プロジェクトとして整備され、平成17年に開園した兵庫県の公園です。

    車では、山陽自動車道 三木東ICから南へ約3km。

    公共交通機関ですと、神戸電鉄粟生線「緑ヶ丘」駅から神姫ゾーンバス防災公園線の「防災公園前」バス停からすぐの場所にあります。

    敷地内には、陸上競技場のほか球技場や野球場、屋内テニス場の「ブルボンビーンズドーム」などの施設が設けられていて、県民のスポーツレクリエーションの場として活用されています。

    また、兵庫県消防学校や地震の大規模実験施設「Eディフェンス」などの防災関連施設もあります。

     

    しかし、ひとたび大規模災害が発生すると、県内各地域の広域防災拠点を支援する全県拠点として機能し、応急活動要員の宿泊・出動拠点として、また、食料や医薬品など救援物資の集配拠点として活用されます。

    意外と知られていませんが、陸上競技場の一角は備蓄倉庫になっていて、様々な物資が非常時に備えて保管されています。

    具体的には、この4月現在で

     食料(α化米)・・・28,650食  保存用パン・・・28,516

     毛布・・・70,266枚      乳児用 紙おむつ・・・45,770

     生理用品・・・278,632枚    携帯トイレ・・・40,000

    他にも、テント(397張)や簡易ベッド(150台)、スコップ(5,508本)やバール(5,988本)フォークリフト(5台)など、災害時に必要な物資や機材が、たくさん備蓄されています。

    皆さんも、ぜひ「三木総合防災公園」をご利用ください。

    三木総合防災公園 ホームページ

  • 2017年10月29日(日) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「平成29年度南海トラフ地震 津波一斉避難訓練・合同防災訓練」のおしらせ

     

    兵庫県出身の女優、平祐奈(たいら ゆうな)さんの写真と

    「訓練の主役はあなた走れタカダイへ!」

    をキャッチフレーズにしたポスターをご覧になりましたか?

    兵庫県では、111日(水)に、南海トラフ地震による津波浸水想定全地域における一斉避難訓練を実施します。

    これは、南海トラフ地震の発生時に、住民が地震の揺れや津波から命を守るために実施する訓練です。

    昨年は日曜日に実施しましたが、今年は平日に実施します。

    今回の訓練では「111日(水)の午前11時11分に、マグニチュード9、最大震度7、の南海トラフ地震が発生し、最高津波高8.1mの津波が押し寄せる」という想定で、淡路地域、瀬戸内沿岸地域の15市町の津波浸水想定全地域にお住まいの方、通勤、通学されている方の皆様を対象に、避難訓練を行います。

    訓練開始の合図として、ひょうご防災ネットや防災行政無線などによりお知らせがあります。

    その後、避難を呼びかける緊急速報メールが携帯電話に届きます。

     

    そこで、訓練対象地域にいる方に実践していただきたい、「3つの行動指針」をお知らせします。

    ①実際に動くこと

    強い揺れや、弱くても長い揺れが起こったら、津波の危険があります。津波警報などが発表されなくても、速やかに高台などへ避難しましょう。

    ②正確に知ること

    地震が発生すると、緊急速報メールやひょうご防災ネット、防災行政無線などから情報が発信されます。正確な情報に従って避難しましょう。

    ③自らの安全を伝えること。

    東日本大震災では、家族の安否を確認するため、津波の危険性が残る地域に戻ったり、その場に留まって津波に巻き込まれたケースがありました。

    地震発生時には、各携帯電話会社に「災害用伝言ダイヤル」が開設されますので、その利用方法を知っておきましょう。

    また、ツイッターやラインなどを利用した安否確認の方法などを、家族や友人と決めておきましょう。

     

    緊急速報メールや防災行政無線での放送を聞いて、避難をイメージするだけでも訓練になります。

    それぞれの出来る範囲で、訓練に参加してみてください。

  • 2017年10月17日(火) 10時11分 防災マッカセナサイ!

    マダニ対策のおしらせ

    マダニは、厳密には昆虫ではなく、クモなどに近い生物です。

    イエダニと違って、雑木林や草地、畑や民家の庭など、自然界にごく普通に生息しています。

    しかし、人や野生動物に咬みついて血を吸うという特徴は同じです。

    このマダニに咬まれると、

    「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)

    「重症熱性血小板減少症候群(じゅうしょうねつせい けっしょうばんげんしょう しょうこうぐん)

    「つつが虫病」

    などの、発熱を伴う感染症を引き起こす恐れがあります。

    最悪の場合、命の危険につながる恐れもあります。

    近年、兵庫県ではマダニの活動が活発になる春から秋にかけて、こうしたダニを媒介とした感染症が増加傾向にあり、感染地も拡大しています。

    秋の行楽シーズンが本格化するこれからの時期、キャンプやハイキング、農作業など野外で活動するときは、予防対策が必要です。

    ◎肌を露出しないような衣類を着用しましょう。

    長袖・長ズボンや靴・手袋のほかにも、首にタオルを巻いたり、足首をしっかり覆う靴下を着用しましょう。

    ◎虫よけ剤を、しっかり使いましょう。

    帰宅後は、入浴や着替えをして、マダニに咬まれた場所が無いか、しっかりチェックしましょう。

    もしマダニに咬まれたら、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置してもらいましょう。

    マダニに咬まれたら、2~3週間は体調の変化に注意して、発熱などの症状が出た場合は、すぐに医療機関で診断を受けて、マダニに咬まれたことを伝えてください。

     

    ところで、今年6月以降、外国船が入港する港で発見されて、世間をお騒がせした「ヒアリ」ですが、港以外の地点では、発見の報告はありません。

    行政機関にも、不安を感じた住民からアリが持ち込まれましたが、全て在来種のアリでした。

    逆に殺虫剤や「ベイト剤」といわれる毒の餌などを撒きすぎると、在来種のアリがその地域から絶滅する恐れがありますので、むやみに撒かないでください。

     

    コーナー提供:

  • 2017年10月3日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    秋の山岳事故防止について

    最近は段々と涼しくなって、登山に出掛けるにも、ちょうどいい感じの季節になってきました。

    しかし、最近は登山を楽しむ人が増加するのに比例して、山での遭難も相次いでいます。

    昨年の6月~10月末までの兵庫県内での山岳遭難の発生件数は、52件!

    遭難した人の数は、67人でした。

    そのほとんどは、単独または少数による登山の途中で道に迷った、または転倒して足を痛めた、といった事例ですが、中には滑落して大怪我をしたり、急な発病で亡くなった方もいらっしゃいます。

    特に遭難者のほとんどが40歳以上の中高年の方で占められているので、注意が必要です。

    そこで「山での遭難防止策」として、次のようなことを心がけましょう。

    ・単独登山は、やめましょう。

    単独登山は、いざという時に、助けを求めることが出来ません。

    必ず経験豊富な人と一緒に、複数人で登りましょう。

    また、「登山計画書」を作成して、家庭や職場、そして入山する場所の警察署に送っておくと、いざという時に、救助の助けとなります。

    ・天気予報は、十分に確認しましょう。

    そして、注意報や警報などの気象情報が出されているときは、登山を中止する勇気を持ちましょう。

    ・しっかりした装備を用意しましょう。

    登山の形式や日程、コースに応じた装備を持参しましょう。

    山の天気は急に変わります。「簡単」と言われる山に登る時も、ヘッドライトや防寒着などの準備をしておきましょう。

    また、山岳保険や傷害保険などに入っておきましょう。

     

    コーナー提供:

  • 2017年9月26日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    災害時の食の備えについて

    阪神・淡路大震災や、東日本大震災など、大きな災害で必ず問題となったのが「食料の不足」です。

    こういった大災害が発生した時は、交通インフラや流通網がマヒするのは確実です。

    被災者に食料などの支援物資が届くまで、どのくらいの時間がかかると思いますか?

    災害の規模にもよりますが、東日本大震災のような大規模な災害になると、発生から3日から1週間 は、支援が届かない恐れがあります。

    この間、自分の身は自分で守るしかありません。

    そこで、いざという時のために、次の点に注意して食の備えをしましょう。

    ①家族の人数分の非常用食料品を備えましょう。
     特に災害発生直後は、水道・ガスは使えないことが予想されます。
     なるべく、調理せずに、そのまま食べられる食品を、3日から1週間分用意しましょう。
     日頃から、缶詰やレトルト食品、飲料水など、保存性のよい食品を、少し多めに買い置きしておくといいですね。
     賞味期限が切れそうになったら、普段の食事で使ってみて、また新しく買い足すようにしましょう。

    ②乳幼児や高齢者、食物アレルギーや持病のある人が家族の中にいる場合、救援物資の食事だけでは、必要な栄養がとれないかもしれません。
    家族の健康状態にあった食品を備えておきましょう。

    ③ライフラインの復旧には、時間がかかる場合があります。
    あらかじめカセットコンロやガスボンベ、紙コップや紙皿、ラップなどを準備しておきましょう。
    また、限られた食材や資源で食事を作るノウハウを身につけておくといいですね。

    いざという時のために、あなたと家族の命のために「災害時の食」をしっかり備えておきましょう。

    コーナー提供: