暑い夏が終わりを告げて、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。
これからの時期、本格化してくるのが台風です。
ここ数年の台風は、あまり通過することのない北海道に上陸したり、一か所に停滞して、なかなか北上しないなど、これまでの台風に対する「常識」が通じない状況も起きています。
現在、発生している台風18号も、ブーメランのような動きをして日本列島に迫っています。
予断を持たず、気象情報などの確認をしっかりとしておきましょう。
また、台風による被害で結構多いのが、
「田畑や河川へ様子を見に行って、川や用水路に落ちる」
雨で増水した川や用水路は、境界が見えにくくなるので、誤って転落する危険が高くなります。
台風接近時には、こうした行動をとることは控えましょう。
そして、自治体から避難情報などが発表された時は、速やかに状況に応じた避難行動を始めてください。
ここで、台風に関するちょっとしたトリビアをご紹介。
我々が台風の情報を耳にする時、よく「台風〇号」と言われますね?この番号は、その年に発生した台風の番号を指しています。
そして実は、台風にはそれぞれ名前もついているんです。
平成12年(2000年)から、台風の影響を受ける可能性が高い14の国や地域が加盟する「台風委員会」という組織が、それぞれ提案した名前を順番につけていくというルールが出来たんです。
各国はそれぞれ動物や植物、神話の登場人物などの名前を事前に申請しており、その名前は各国から10個、全部で140個登録されています。
この名前は、年度に関係なく、平成12年から連続して付けられています。
そして名前が一巡すると、また1からスタートします。
先日の台風15号には、マカオがつけた「サンヴー(珊瑚の意味)」という名前が、そして現在発生中の台風18号には、フィリピンがつけた「タリム(鋭い刃先)」という名前が付けられました。
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