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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2017年8月8日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意

    さて、今年の夏は、またしても暑くなるということで、気を付けないといけないのが熱中症です。

    熱中症で救急搬送された人数は、全国でこの7月24日から7月30日までの間だけでも、5,315人にのぼります。

    これは昨年度の同時期と比べて、1.4倍になります。

    熱中症とは「高温多湿な環境で、水分や塩分のバランスが崩れて、体内に熱がたまってしまう状態」を言います。

    その結果、
    ・筋肉痛になったり大量の汗をかく。
    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。
    ・時には意識障害など重症になることも。

    熱中症にならないようにするには、次のことに注意しましょう。

    ・屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分を補給しましょう。
    ・部屋の温度をこまめに計って、扇風機やクーラーなどで温度調整をしましょう。
    ・外出時には、日傘や帽子を使いましょう。なるべく日陰を利用して、こまめに休憩を取りましょう。

    実際に、救急搬送された事例の40%近くが、自宅などの住居にいる時に、熱中症の症状が出ています。 屋内にいるからと言って、油断してはいけません。

    特に高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能などが低下しています。周りの人も注意しておきましょう。

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、
    1,涼しい場所へ避難させる。
    2,体を冷やす。
    3,水分・塩分を補給する。
    といった応急処置をしましょう。

    そして、自力で動けない、意識がない、痙攣を起こしている、といった症状が見られたら、ためらわずに119番しましょう。

     

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