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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年5月7日(月) 11時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月4日)

    5月最初のお題は五月の節句」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「お席主の喜寿を祝ぎゐて柏餅」
    「五人目の男子曽孫の初節句」
    「曽孫への兜の色紙に押す落款」

    妙音新聞からは
    「鯉のぼり天与の風に跳ね泳ぐ」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「折って折ってみるみる兜出来上がる」(八尾市 向垣朝加さん)
    「三代の女系家族に鯉のぼり」(八尾市 淺井祥多さん)
    「僕サッカー五月の節句ボール請い」(福岡市 永野久美子さん)
    「背景は神の山々初幟」(伊勢市 岩本彩さん)
    「祖父の職 父の職継ぎ粽結ふ」(五條市 塩崎万規子さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「ちまき粉の臼もとどろにさ月ぞら」(無腸)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「筋トレを雄々しくはげむ端午かな」
    「人工の滝水めでつ かしわ餅」

    アッキンの句は、
    「デパートの五月節句で行列よ」
    「ゴールデンウィーク電車 快適だ」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「子ら元気 五月の節句祈りけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「初節句 孫の祝いに甲冑を」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「菖蒲湯で節句に託す子の未来」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「亡き母の思いを知れる初節句」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「枯れ庭や端午に入り咲き乱れ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「柱にはマスキング貼る端午の日」(守口市 しんきいってんさん)
    「節句にて柱の傷の背比べ」(神戸市北区 たけしさん)
    「武者人形 怖がる孫に餅もたせ」(姫路市 みよこさん)

    「今年もまたツバメの子育て見守りたい」(豊岡市 たんぽぽさん)
    「最近のカープ強いぞヤネの上」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)
    「ウシガエル恋の季節か昼間から」(高槻市 ひろさん)
    「朝掘の筍庭に置きて友」(姫路市 みよこさん)

    今週、出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は
    「連休後 席替えあれば恋昇り」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)

    吉川さんが選んだ句は
    「春霞今は黄砂にPMか」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    大森さんが選んだ句は
    「節句の日 将棋の駒をプレゼント」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「平成の竜門登る鯉幟」(守口市 守口のタヌキさん)

    「朝顔の種まく孫の幼稚園」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「春の宵 静かにラジオ聞き澄まし」(淡路市 お散歩おじさん)

    今週の特選句は
    「コイノボリはいて人魚になってた日」(豊岡市 たんぽぽさん)
    「初節句 空の鯉見る三世代」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「吉野川 色とりどりの鯉のぼり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「チョウ二匹 日脚嬉しと舞い踊る」(守口市 守口のタヌキさん)

    でした!

    次回のお題はかきつばた」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年4月30日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月27日)

    4月最後のお題は別れ霜」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「別れ霜 その怖さあり柿農家」
    「ひょっとして明日あたりが別れ霜」
    「花水木 水の不足を嘆くごと」
    「春の海 名刺交換 女流棋士」

    妙音新聞からは
    「別れ霜 きえるがいなや土筆かな」(御所市 田岡眞知子さん)
    「連休に合わせたやうな別れ霜」(綾部市 森本信太郎さん)
    「花笛のあれこれ選ぶ別れ霜」(伊勢市 岩本彩さん)
    「花時や里は華やぎ別れ霜」(志摩市 仲谷陽子さん)

    今週は、上田秋成以外の著名人の句もご紹介します。
    「人や咎む下の借着のわかれ霜」(無腸)
    「別れ霜ありしと聞くや牡丹の芽」(高濱虚子)
    「桑育ちゆくまゝに霜名残かな」(高濱年尾)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「別れ霜AI時代も読み切れず」
    「南北に春は来たるや板門店」

    アッキンの句は、
    「別れ霜 写経勤しむ高野山」
    「春時雨 御朱印集め奥天院」

    西村さんの句は、
    「別れ霜 踏み踏み歩く新入生」
    「葉桜がめぐる季節をあおく染め」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「暖かい春の節目の別れ霜」(神戸市北区 たけしさん)
    「見渡せば緑に緑 別れ霜」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「保守点検いそしむ鉄路 別れ霜」(交野市 星のブランコさん)
    「窓ガラス曇り水滴 別れ霜」(淡路市 お散歩おじさん)
    「服がないクリーニングの別れ霜」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)
    「別れ霜サクサク歩く遍路道」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    「花の名が出てこないので一青窈」(交野市 星のブランコさん)
    「ツバメ来ぬLANケーブルを止まり木に」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「鉄人の去りし季節や若葉萌え」(淡路市 お散歩おじさん)
    「南北の平和を誓う握手かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「タンポポのわた毛で遊んだ むじゃきな日」(豊岡市 ほないくえさん)
    「芝桜 園児はしゃぐや花座敷」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「楠の葉を寄せば又落つ宮の朝」(姫路市 みよこさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    まず西村さんが選んだ句は
    「野田藤に人皆群れてほほえみを」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    吉川さんが選んだ句は
    「四畳半 名残の霜と添水の音」(守口市 守口のタヌキさん)
    「深緑も足も陽を浴び露天風呂」(赤穂市 アンちゃんさん)

    大森さんが選んだ句は
    「別れ霜 農業従事者 安堵する」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「別れ霜 今朝は一枚はおりけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「夜放送 聞きつつ眠る別れ霜」(姫路市 みよこさん)

    「夏めく日 木綿のま白ワンピース」(姫路市 さくら草さん)
    「竹林の木漏れ日眩し嵯峨日記」(守口市 守口のタヌキさん)
    「病室で俳句高じる夏日かな」(赤穂市 風ちゃんさん)

    今週の特選句は
    「川の土手 草の芽伸びるや別れ霜」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「母の居ぬ田畑にそっと別れ霜」(姫路市 さくら草さん)
    「タンポポが突き破って咲くアスファルト」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    でした!

    次回のお題は五月の節句」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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  • 2018年4月23日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月20日)

    今回のお題は春の雲」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「夕陽をのせて春の雲沈む」
    「春の雲去らしめ全き金剛山」
    「生駒山そは霾と気づくまで」

    妙音新聞からは
    「あいまいな心かさねて花曇」(橋本市 塩崎万規子さん)
    「散歩道何か問いたき春の雲」(四日市市 北山紀美さん)
    「面影はとどまらぬもの春の雲」(練馬区 北星関子さん)
    「起重機の何も吊らざる春の雲」(伊勢市 岩本彩さん)
    「はるかぜにみんなあつまれべんてんさん」(橋本市 田中まゆさん)

    今週の上田秋成の句は、
    「正夢や見し夜の花のよし野やま」
    「雲こむときのふや見しを花の雨」(漁焉)
    「小雨して之朧くせつく月夜かな」
    「風にはれて笠の軒からよし野雲」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「春の雲なびく比叡の無動谷」
    「新緑の護摩の炎や龍のごと」

    アッキンの句は、
    「パンケーキ ナイフ入れると春の雲」
    「春日傘 財布の同じ必需品」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「花水木 見上げる先に春の雲」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「夕焼けや女体に見えし春の雲」(交野市 星のブランコさん)
    「ハイキング水辺に映る春の雲」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「春の雲 眠りを誘った少年期」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「のんちゃん乗っているよな春の雲」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    「山吹の八重咲き鮮やか庭飾る」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「桜散り初参観日 胸おどる」(赤穗市 アンちゃんさん)
    「藤の花 甘い香り風に乗せ」(宍粟市 笹百合さん)
    「家人まつ庭先隅の八重桜」(兵庫県赤穂市 じゅんいちさん)
    「万国の平穏の日ぞ春の月」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「教室や嵐談義でにぎわいて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「六道に想いをはせし春雷か」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    大森さんが選んだ句は
    「春日陰 笠雲まとう芙蓉峰」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春の雲 亡き愛犬に思い寄せ」(宍粟市 笹百合さん)
    「甘樫や大和三山 春の雲」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春の雲フワリ天守の上に浮き」(姫路市 みよこさん)
    「春の雲 気分任せの一人旅」(淡路市 お散歩おじさん)

    「濃淡の緑かさねて山笑う」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「列乱れ帰るゲンゲ田ランドセル」(交野市 星のブランコさん)
    「桜だけ咲いても散っても大さわぎ」(豊岡市 たんぽぽさん)
    「初めての教え子晴れて卒業す」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「智頭線の車窓拡がるシバザクラ」(姫路市 みよこさん)
    「春風に一家総出の鯉のぼり」(淡路市 お散歩おじさん)

    今週の特選句は
    「二代目と大の字になり春の雲」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「プロ野球 一喜一憂 春の雲」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)
    「不死鳥の翼にみえし春のくも」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「つつじ咲く階段おりてまたのぼる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春過ぎて酒飲む機会また来年」(神戸市西区 レッドてるてるアフロさん)

    次回のお題は別れ霜」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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  • 2018年4月16日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月13日)

    今回のお題は春の水」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「銘香がたかれ春の水の宿」
    「春水をたどれば小さき祠あり」
    「御手洗の春の水とは龍頭の水とこぼれて花の屑」

    妙音新聞からは
    「キラキラと命溢れる春の水」(四日市市 北山紀美さん)
    「春の水 新しき歯と馴染みゆく」(御坊市 森本知美さん)
    「御手洗にしだれ桜のそよぎけり」(五條市 馬場廣道さん)
    「せかれせかれ川になりきる春の水」(藤井寺市 竹村智巳さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「枕にもなろうものなり春の水」(無腸)
    「鳥さしの来ては柳を憎けり」(漁焉)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「春の水しぶき冷たき嵐山」
    「春の夢 演歌にのせて宝くじ」

    アッキンの句は、
    「春の水サイクリングで北播磨」
    「どこ行くのボールと私 春コンペ」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「新人賞 逃がして目から春の水」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「春の水ぴょんとはねる少女の手」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「冷たさが心地よい朝 春の水」(守口市 しんきいってんさん)
    「春の水 光かがやく笑顔かな」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「倒木の苔抱ききれず 春の水」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「飲み過ぎて深夜にうまい春の水」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「苔むすや水辺潤う春の水」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「草もちや母の指先 思いだし」(姫路市 さくら草さん)
    「花祭り唯我独尊 吾ととも」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「風に揺れ心もゆれる木の芽立ち」(淡路市 お散歩おじさん)
    「眠る嫁 白髪の数だけ苦労かけ」(松原市 ただのおやじさん)

    コメンテーターの柏木さんが選んだ句は
    「小魚が動き始める春の水」(泉大津市 しょういちさん)

    ゲストの井上さんが選んだ句は
    「散り初めの花びら浮かべ春の水」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「若草の萌え出ずる丘 笑顔満つ」(神戸市垂水区 ますきさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は
    「洗濯もやりやすくなり春の水」(姫路市 さくら草さん)
    「花散らし若葉の支度する桜」(泉大津市 しょういちさん)

    大森さんが選んだ句は
    「春の水 赤穂の水がめ千種川」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「大川の流れを上る通り抜け」(守口市 守口のタヌキさん)
    「飛び石を無邪気に渡る賀茂の春」(守口市 守口のタヌキさん)
    「木々の葉を音立て濡らす春の水」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「野田の藤 巡りて楽し春の水」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「竹つたう春水に口漱ぐ朝」(姫路市 みよこさん)

    「一昨日のページの中のつくしんぼ」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「貸しボート競ってみたり春の池」(交野市 星のブランコさん)
    「花筏 掻き分け堀の屋形船」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「初春や初孫抱きし宮参り」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「御衣黄や葉櫻覗くうすみどり」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は
    「わさび田に光る姿の春の水」(淡路市 お散歩おじさん)
    「新しき服の香りや新入生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春の陣 祗園うらめしアルミカン」(守口市 しんきいってんさん)

    次回のお題は春の雲」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年4月9日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月6日)

    今回のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「奈良京都近江の桜極む日に」
    「満開と吹雪と今は蕊桜」
    「おびただし落花一色御廟かな」

    妙音新聞からは
    「さくら湯の色とけしとき開くとき」(橋本市 塩崎万規子さん)
    「生誕祭ちょうど桜見頃かと」(堺市 大津武美さん)
    「花筵太陽の塔の甦り」(吹田市 土山川水さん)
    「雪吊りをはずす下には花だより」(鹿島郡 清水好子さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「目を閉じてあいて又観るさくらかな」
    「桜ゝ散って佳人の夢に入る」(無腸)
    「川おとや人香さめてのゆう桜」(無腸)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「ガーデンに嵐呼びたる桜花能」
    「葉桜をめでつつ参る冥応寺」

    アッキンの句は、
    「バーベキュー大阪城で夜桜と」
    「チューリップそっと佇む一輪の」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「さくら舞う友と食する姫路城」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「名物や老舗の彩り桜餅」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「山櫻 新種発見 熊野かな」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「人の顔 優しくさせる桜かな」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「雨ひと夜 庭一面の花筏」(篠山市 まさ・あっこさん)

    「入学の地面に着きそなランドセル」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「茶畑にて乙女ダスキの茶摘かな」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「新人の笑顔に心ささえられ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「カワセミを見たくて散歩 遠廻り」(淡路市 お散歩おじさん)
    「学舎に入る子の背や風光る」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「タンポポを見つけてよける幼い子」(守口市 守口のタヌキさん)

    寺谷さんが選んだ句は

    「嚙み切れぬ土筆に犇と老いを知る」(姫路市 みよこさん)

    アッキンが選んだ句は
    「すくい網 旬の白魚おどり喰い」(赤穂市 風ちゃんさん)

    大森さんが選んだ句は
    「桜咲き蔵王権現 顔ゆるみ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ITを起業し我が社の初花見」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「水郷に軋む櫓の音 花筏」(守口市 守口のタヌキさん)
    「自転車に譲る農道 犬ふぐり」(交野市 星のブランコさん)
    「長針の忘れた時間 過ぎて行く」(松原市 ただのおやじさん)

    今週の特選句は
    「志望校 合格通知 桜咲く」(神戸市北区 たけしさん)
    「ワンドにてイタセンパラや春弥生」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    次回のお題は春の水」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

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