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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年5月15日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月12日)

    今回のお題は若葉」「菖蒲でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「若葉風 婦人部大会 満席に」
    「つつがなくすごせし吐息若葉風」
    「遅く帰って菖蒲湯が待ってゐる」

    妙音新聞からは
    「若葉燃ゆ婦人部大会すぐそこに」(富山市 國見由利子さん)
    「石仏の日傘となりし若葉かな」(木津川市 尾前正茂さん)
    「菖蒲湯を上り嬰児の男ぶり」(八尾市 淺井祥多さん)
    「菖蒲湯の滴る菖蒲屋根に上げ」(綾部市 森本信太郎さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「鍋提げて若葉の谷へ下りけり」(夏目漱石)
    「あら滝や満山の若葉皆震ふ」(夏目漱石)
    「小障子に菖蒲の影や夕月夜」(正岡子規)
    「芍薬や翡翠の月の朝ぼらけ」(正岡子規)
    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「せせらぎも若葉もうたう有馬宿

    アシスタントの中橋さんは、
    「ホールでは声あげ踊る若葉たち」
    「母の日は優しい心菖蒲なり」

    アルミカン高橋さんは

    「若葉色のスカートはいて誘惑よ」

    アルミカン赤阪さんは

    「今年こそ婚活いどむ菖蒲服」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「夏の山 若葉きれいだ 木がたくさん」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「学校に行く道進む若葉ゆれ」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「葉桜に若葉の香り漂う日」(神戸市北区 たけしさん)
    「青い空 若葉のベッドでフルチャージ」(守口市 しんきいってんさん)
    「いくえにも若葉かさなる杜の朝」(姫路市 みよこさん)
    「おかえりと家に帰れば菖蒲待つ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「初めての義父に孝行 夕菖蒲」(交野市 星のブランコさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    大田先生は

    「桜咲き色々変わる若葉なり」(奈良県高市郡 裕さん)

    「菖蒲湯に浸かりて祈る厄払い」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    アルミカン高橋さんは

    「若葉風 乗ってラッキーホームラン」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)

    「菖蒲池 隠れたつもりアマガエル」(守口市 守口のタヌキさん)

    アルミカン赤阪さんは

    「公園の風を集める若葉かな」(高槻市 タロベエさん)

    「銭湯の束ね菖蒲や今昔」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    寺谷さんは
    「菖蒲でもアヤメでもなしカキツバタ」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    中橋さんは
    「鹿たちが若葉ついばむ奈良公園」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    そして今週の特選句は、
    「里山に生命始まる色若葉」(篠山市 まさあっこさん)
    「菖蒲湯に父とつかった少年期」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    でした!

    次回のお題は芍薬」「若楓で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

    麗仙湯、ハーブティーのお問い合わせは

  • 2017年5月8日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月5日)

    今回のお題は端午」「薬の日でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「端午待つ鯉のぼりの群 土堤ぞいに」
    「薬の日いつも晴れやか師美穂女」
    「さがす箱 端午の武将と出逢ひけり」

    妙音新聞からは
    「玩具屋の店にぎわいて端午くる」(伊勢市 岩本彩さん)
    「五人目も又も双子や初端午」(岩出市 吉益宜子さん)
    「薬の日 医食同源てふ夕餉」(八尾市 淺井祥多さん)
    「母真似て五月五日の薬摘み」(練馬区 北星関子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「粽食ふ夜汽車や膳所の小商人」(夏目漱石)
    「不出来なる粽と申しおこすなる」(夏目漱石)
    「薬日や御殿の屋根の承露盤」(正岡子規)
    「薬ふる日とて仰むく子供かな」(正岡子規)
    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「薬の日 古地図に残る祖父の店

    アシスタントの中橋さんは、
    「薬の日スマホ化すすむ手帳のなり」
    「初端午 姉妹驚くカブトかな」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「端午の日 粽食べ食べ柏餅」(東大阪市 やすよさん)
    「ベランダに端午の風や子のパンツ」(交野市 星のブランコさん)
    「圧巻や端午の節句 吉野川」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「胃痛止め山野めぐるや薬の日」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「薬の日 祖父は毎日 薬の日」(守口市 しんきいってんさん)
    「薬の日おそわる人や奈良の里」(姫路市 みよこさん)
    「親父観て薬の世話にはなりたくない」(滋賀県 滋賀のまー君さん)
    「薬の日 端午の節句 重なりて」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「黄昏て児童公園 月明かり」(松原市 じんじんさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    寺谷さんは
    「新聞で カブトを折った 端午かな」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「百薬の 長飲みすぎて 頭痛薬」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

     

    そして今週の特選句は、
    「わあ5匹 端午の節句 鯉のぼり」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「千年の治癒の願いや薬の日」(篠山市 まさあっこさん)

    でした!

    次回のお題は若葉」「菖蒲で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月28日)

    今回のお題は」「桜草でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「葡萄園の下草 蛙の小王国」
    「大蛙鳴くウオンウオンと塔の池」
    「鴨神社 日本最古の桜草」

    妙音新聞からは
    「田水張る姿は見へず初蛙」(綾部市 森本信太郎さん)
    「桜草 一輪ひっそり赤く咲く」(能美市 小野芳枝さん)
    「背のびして咲くや希少の桜草」(津島市 若原郁子さん)
    「桜草人なき路地の風となり」(五條市 馬場廣道さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「恐る恐る芭蕉に乗って雨蛙」(夏目漱石)
    「鳴く蛙なかぬと蛙とならびけり」(夏目漱石)
    「売らるゝと知らで咲きけり桜草」(正岡子規)
    「客観の蛙飛んで主観の蛙鳴く」(正岡子規)
    「老牛とにらみあいたる蛙かな」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「ひと気なき露路のともしび桜草

    アシスタントの中橋さんは、
    「鮮やかさ置物間違う蛙かな」
    「知らぬ地で会話が開花 桜草」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「啓蟄に冬眠覚めて鳴くかえる」(神戸市北区 タケシさん)
    「今年また吾が坪庭に啼く蛙」(姫路市 みよこさん)
    「田のあぜに かえるピョンピョン飛んでいく」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「蛙がねピョンピョンはねる田んぼ道」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「水ぬるみ お玉蛙が ごっちゃまぜ」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「こころなし小さき声の蛙かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「縁日の風そよぐや風車」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「田園で のびのび働く村風車」(城陽市 カイロちゃんさん)
    「風車見てハウステンボス懐かしき」(東大阪市 やすよさん)
    「山頂の風車風待つ淡路島」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    それでは出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの黒崎さんは
    「桜草かきわけ探すテントウ虫」(守口市 守口のタヌキさん)

    ゲストの上坂さんは
    「蛙なき寝づらい夜が続く時期」(奈良県高市郡 ちえもんさん)
    「ハイキング野に咲き満つや桜草」(神戸市垂水区 ますきさん)

    ゲストの河田さんは
    田に水で蛙たちまち我が世かな」(交野市 星のブランコさん)

    大森さんは
    「御神池の側に住みつく蛙かな」(堺市 堺のかわちさん)

    寺谷さんは
    「星空に かえるの恋の歌響く」(篠山市 まさあっこさん)

    そして今週の特選句は、
    「釣り糸の先を見つめる蛙かな」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「楚楚と咲く貴重に日本 桜草」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    でした!

    次回のお題は端午」「薬の日で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月21日)

    今回のお題は山桜」「風車でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「かかわって行く古事記かな山桜」
    「かく咲くは日本原種の山桜」
    「オランダの風車の中へ旅一歩」

    妙音新聞からは
    「風来しは逆さ周りの恵那風車」(高槻市 溝畑恵美子さん)
    「平和あり白き風車や山の尾根」(御坊市 森本知美さん)
    「花便り聞けど冷たい夜の風」(河内長野市 井上照子さん)
    「湖の風受けし地蔵の風くるま」(綾部市 森本信太郎さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「君帰らず何処の花を見にいたか」(夏目漱石)
    「足弱を馬に乗せたり山桜」(夏目漱石)
    「女らしき虚無僧みたり山桜」(夏目漱石)
    「春風や大風車小風船」(高浜虚子)
    「風車霧を吹きまく音すなり」(高浜虚子)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「同窓の白髪増えたり山桜

    アシスタントの中橋さんは、
    「日本晴れ風車の動き穏やかに」
    「命日に見ていて願う山桜」

    コメンテーターの西村さんは、
    「山桜ここに居たよと咲きほこる」
    「風車ドローンと羽を競いあう」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「来年も君に会いたい山桜」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)
    「霞立つ里山笑う山ざくら」(たつの市 えつこさん)
    「山桜 酒呑童子がくわえたる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「手にしたる風車持ち口の風」(堺市 堺のかわちさん)
    「風車 回れ一番 息を吸う」(篠山市 まさあっこさん)
    「風車 見ているだけで気持ちいい」(大阪市城東区 しまちゃんさん)
    「縁日の風そよぐや風車」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「田園で のびのび働く村風車」(城陽市 カイロちゃんさん)
    「風車見てハウステンボス懐かしき」(東大阪市 やすよさん)
    「山頂の風車風待つ淡路島」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「ガス灯とムーランルージュの赤い風」(守口市 守口のタヌキさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの桝谷さんは
    「雪山に春の便りの山桜」(神戸市北区 たけしさん)
    「退院日ナースくるくる風車」(交野市 星のブランコさん)

    ゲストの平井さんは
    「山桜 下から奥に登りけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    ゲストの大安さんは
    「咲き伝え大和心の山桜」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「幼子の ふうと回すや風車」(姫路市 みよこさん)

    中橋さんは
    「山桜ひらひら春がすぎていく」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「幼児の駆けて勢い風車」(たつの市 悪魔の囁きさん)

    そして今週の特選句は、
    「春大根おでんの居場所せまきなり」(姫路市 みよこさん)
    「摘み採られワラビの苦く なり初めし」(交野市 星のブランコさん)

    となりました!

    次回のお題は」「桜草で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

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  • 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(4月14日)

    今回のお題は春大根」「でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「春大根 花大根とはちがうらし」
    「直産所春大根の荷はまだと」
    「酢〆して刺身のつまの春大根」
    「咲き続く紫あせじ花大根」
    「早蕨の図柄が好きでこの着物」

    妙音新聞からは
    「春大根 間引けば姿かすかなり」(五條市 馬場廣道さん)
    「春大根 青き首出す畑の中」(御坊市 松本裕子さん)
    「札所寺の門前に買ふ蕨餅」(岩出市 吉益宜子さん)
    「奈良町家きな粉の多き蕨餅」(柏原市 永味啓子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「菫程な小さき人に生れたし」(夏目漱石)
    「早蕨の挙伸び行く日永哉」(夏目漱石)
    「のびすぎて風にあぶなきわらびかな」(正岡子規)
    「覚束な夕くれ時の大根花」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「週三度 鳥肉大根 五穀米
    「いつ食える花見小路の わらびもち」

    アシスタントの中橋さんは、
    「わらびもち きな粉がのどに息できず」
    「おろし金 腕力つきる春大根」

    アルミカン赤阪さんは、
    「春大根 私の脚は年中大根」

    アルミカン高橋さんは、
    「わらびよりワラビーのほうが好きだなぁ」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「街の中 春大根があちこちに」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「山焼いて沢山出たよワラビ取り」(東大阪市 やすよさん)
    「なつかしい炊き込みご飯 春の味」(大阪市城東区 しまちゃんさん)
    「新芽吹く野山の味の わらびもち」(神戸市北区 たけしさん)
    「里帰り家族揃って蕨採り」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「夜桜の鉛色した空に酔う」(松原市 電動自転車操業ただのおやじいさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    コメンテーターの大田先生は
    「手打ちそば春大根の からみそえ」(宝塚市 えみこさん)
    「灰まみれ あくぬけ蕨 逸品に」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    アルミカン赤阪さんは
    「捨てないで春大根の菜っ葉飯」(守口市 しんきいってんさん)
    「わらび出るハテナのマーク描きつつ」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    中橋さんは
    「片隅にワラビ見つけた道の駅」(大阪市生野区 すみれさん)

    大森さんは
    「背伸びした光る産毛のワラビ摘む」(篠山市 まさあっこさん)

    そして今週の特選句は、
    「春大根おでんの居場所せまきなり」(姫路市 みよこさん)
    「摘み採られワラビの苦く なり初めし」(交野市 星のブランコさん)

    となりました!

    次回のお題は山桜」「風車で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
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