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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年7月24日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月21日)

    今回のお題は富士山」「土用干でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「掛軸は富士頂上の御朱印判」
    「土用干触れる宗祖の御衣」
    「土用干この染みいかに誤魔化さん」

    妙音新聞からは
    「海風や空の青さに白子干し」(淡路市 音田滋美さん)
    「仕付け糸つけたまんまの土用干」(鹿島郡 清水好子さん)
    「袖通すことなき形見お風入れ」(八尾市 淺井祥多さん)
    「あと少し馬の助けの富士詣」(茨木市 吉岡宣史郎さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「祖母様の大振袖や土用干」(夏目漱石)
    「玉章や袖裏返す土用干」(夏目漱石)
    「雲の峰いくつこえきて富士詣」(正岡子規)
    「遠眼鏡 富士行く人を見んとすれど」
    (正岡子規)

     

    次に出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「富士あおぐ くろがねの城 製紙場」

    アシスタントの中橋さんは、
    「富士山を車窓で見ようと夢の中」
    「土用干し乾いた和紙に はねる指」

     

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「湯ぶねから富士山見上げる三十六景」(守口市 守口のタヌキさん)
    「山登り汗をかきかき富士山へ」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「富士の山 雪化粧の山開き」(神戸市北区 たけしさん)
    「銭湯の壁は富士山いい湯だな」(篠山市 まさあっこさん)
    「銭湯の富士の白雪 融けぬまま」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「絶叫しストレス発散 富士のすそ」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)
    「富士さんの姿見たくて山中湖」(東大阪市 やすよさん)
    「富士山へ七合目までは楽をして」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「霊峰と言われし富士は ただ祈る」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「お姿を望んで歓声 富士の山」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    「蒲焼きを虫から守る土用干し」(神戸市北区 たけしさん)
    「お日様より まさに太陽 土用干し」(交野市 星のブランコさん)
    「鬼ごっこ土用干し梅 子らひとつ」(篠山市 まさあっこさん)
    「土用干し元気な風が吹き抜けた」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)
    「なつかしや箪笥の着物 土用干し」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「亡き人に着せてあげたや土用干し」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    寺谷さんは
    「タンスから束の諭吉を土用干し」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    中橋さんは
    「富士の山 毎日おがむ いい湯だな」(守口市 しんきいってんさん)
    「梅雨明けし服も体も土用干し」(守口市 守口のタヌキさん)

    大森さんは
    「山麓を巡る旅みな富士の影」(交野市 星のブランコさん)

    「富士山の 行列つづく 急傾斜」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「雄大に雅は三保に富士の山」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    「法螺貝の響く裾野や富士の山」(姫路市 みよこさん)
    「国会の不快指数を土用干し」(守口市 しんきいってんさん)

    「土用干し土間の莚で梅転び」(姫路市 みよこさん)
    「生ぬるい風がわたって土用干し」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「土用干しタンスの奥に へそくりが」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「土用干し うめぼしつける人はなし」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    そして今週の特選句は、

    「指定席 富士山見える山側に」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「土用干し母が着物を部屋いっぱい」(東大阪市 やすよさん)
    でした!

    次回のお題は雪渓」「で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2017年7月17日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月14日)

    今回のお題は時鳥(ほととぎす)」「鬼灯(ほおずき)でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「啼き真似て人それぞれの時鳥」
    「これやこの浅草観音鬼灯市」
    「鬼灯の袋はまたも破れたり」

    妙音新聞からは
    「時鳥啼いておしゃべり取られけり」(岩出市 吉益宜子さん)
    「時鳥軽口の言ふ今日の雨」(御坊市 松本啓子さん)
    「鬼灯や懐石膳に納まりぬ」(松阪市 森本晶子さん)
    「鬼灯を吹き鳴らし日のはるかなり」(五條市 馬場廣道さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「時鳥たった一声須磨明石」(夏目漱石)
    「十銭で名画を得たり時鳥」(夏目漱石)
    「祇園会や二階に顔のうづ高き」(正岡子規)
    「叢に鬼灯青き空家かな」
    (正岡子規)
    「鉢植えの梅の実黄なり時鳥」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「ほおずきの八寸涼し川の床」

    アシスタントの中橋さんは、
    「鬼灯という名似合わぬハート柄」
    「鳴かぬ声 姿さがせずほととぎす」

    アルミカン高橋さんは
    「時鳥のようなきれいな声ほしい」

    アルミカン赤阪さんは
    「ふれてみる ほおずきの様な私の頬」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「ほととぎす声たずぬれど姿うせ」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「時鳥どこでないているのかな?」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「ホトトギス鳴いて大きな雲を呼ぶ」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「山にいり何を語るか時鳥」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    「鬼灯や中の小法師 経をよむ」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「夜店行き ほおずきねだった少年期」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「鬼灯を飾りて待は盂蘭盆会」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「ほおずきを鳴らして遊んだ母居ない」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの村田さんは
    「ホトトギス ベビーシッター頼りすぎ」(守口市 しんきいってんさん)
    「ほおずきの笛を鳴らして遊ぶ夏」(神戸市北区 たけしさん)

    コメンテーターの吉村さんは
    「ほととぎす夏の便りの渡り鳥」(神戸市北区 たけしさん)
    「ほおずきを破りて赤い実の秘密」(交野市 星のブランコさん)

    アルミカン高橋さんは
    「人の世に思わせぶりな時鳥」(交野市 星のブランコさん)

    アルミカン赤阪さんは
    「山荘の目覚まし時計 時鳥」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「鬼灯を鳴らして遊ぶ昔ギャル」(守口市 しんきいってんさん)

    中橋さんは
    「ホトトギス育児放棄を悔いて鳴き」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「なんと読む鬼灯の文字 検索す」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    大森さんは
    「時鳥 声をたどれば電子辞書」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「遍路道 谷響く声ほととぎす」(篠山市 まさあっこさん)
    「時鳥てっぺんはげたと子ら覚え」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「鬼灯市 売り子のように女は鳴らず」(堺市 堺のかわちさん)
    「鬼灯を蚊帳で鳴らして叱られし日」(姫路市 みよこさん)

    そして今週の特選句は、

    「千姫の化粧櫓や不如帰」(姫路市 みよこさん)
    「ほおずきの一鉢ほどの夏を買い」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    でした!

    次回のお題は富士山」「土用干(どようぼし)で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

  • 2017年7月10日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月7日)

    今回のお題は」「団扇でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「笹の葉の短冊の列 虹の帯」
    「浪花団扇は花朝女の靫彦の」
    「方向をたがわずにいま虹の中」

    妙音新聞からは
    「鉢植えに水やりすれば虹生まる」(四日市市 北山紀美さん)
    「木々さわぐ巨大な虹の生まれけり」(練馬区 北星関子さん)
    「結果待つ団扇せわしげ診断日」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「団扇風貰ひ話の続きけり」(富山市 國見由利子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「絹団扇墨画の竹をかゝんかな」(夏目漱石)
    「羽団扇や朧に見ゆる神の輿」(夏目漱石)
    「舟一つ虹をくぐって帰りけり」(正岡子規)
    「古団扇涙の迹を見らるゝな」
    (正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「丹波路の緑に虹の二重橋」
    「中之島 団扇片手に船遊び」

    アシスタントの中橋さんは、
    「虹は謎ほんまに色は七色か」
    「柔らかな団扇の風にほお緩み」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「雨上がり谷間を渡る虹の橋」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「土壇場で虹のアーチのサヨナラ打」(神戸市北区 たけしさん)
    「散水の中にふわりと虹浮かび」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「親子連れ丸い虹観て見とれてる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「森を飛ぶ小さな虹か玉虫だ」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「トンネルの入り口らしき虹架かる」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「雨上がり見上げた空に虹が出た」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「夏の日にホースをかけると虹が出る」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「二重虹しあわせ感じうきうきと」(豊岡市 ほないくえさん)
    「海峡を七色点す虹の橋」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「口ずさむ さかたおさむの虹の歌」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「御仏の悟し結ぶや虹の橋」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    「縁側の団扇の風や孫昼寝」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「下敷きを うちわ代わりに顔あおぐ」(神戸市北区 たけしさん)
    「蚊帳を吊り団扇あおいでホタル入る」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「団扇手に声援送る我が母校」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「熱帯夜 団扇の風も汗をかき」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「いないいないばぁ団扇の面のばぁば」(篠山市 まさあっこさん)
    「とりあえず団扇バタバタ胸元へ」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)
    「夏暑い うちわであおぐ気持ちよし」
    (奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「孫昼寝 団扇のあおぎをとめられず」(豊岡市 ほないくえさん)
    「里帰り優しき母の水団扇」(守口市 しんきいってんさん)
    「絵団扇の力作揃い宮祭り」(姫路市 みよこさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの長野さんは
    「雨の日や ふと父思う遠団扇」(交野市 星のブランコさん)

    寺谷さんは
    「虹が出て話すきっかけ老夫婦」(大阪市生野区 赤いバラさん)
    「湯がりの左手団扇 右ビール」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    中橋さんは
    「幼き日 母のうちわで眠る夜」(大阪市東淀川区 ルピナスの丘さん)

    大森さんは
    「がん病棟 虹の向こうに明日祈る」(姫路市 みよこさん)
    「滝落ちる地の果て月に虹を見る」(姫路市 みよこさん)
    「団扇挿し浴衣の背中 弾むよう」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「お茶タオルうちわ片手に地区予選」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「トクトクと昨日の夢を手酌酒」(松原市 じんじんさん)

    そして今週の特選句は、

    「束の間の虹に束の間ひとの縁」(交野市 星のブランコさん)
    「哀しみの涙ながすも虹となれ」(守口市 しんきいってんさん)
    「蒲焼のうまさはたいて渋団扇」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    でした!

    次回のお題は時鳥」「鬼灯で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 2017年7月3日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月30日)

    今回のお題は」「朝顔でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「苺狩いびつな姿混ざる篭」
    「苺には練乳といふ客が来る」
    「朝顔の夜も競ふて当世風」

    妙音新聞からは
    「園児等の口いっぱいの苺狩」(岩出市 吉益宜子さん)
    「苺の実 小粒大粒庭の鉢」(奈良市 廣瀬洋子さん)
    「朝顔に見とれし友は乗り遅れ」(大阪市 本田清さん)
    「朝顔のこぼれ種より二葉出る」(鹿島郡 清水好子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「清姫か涙の玉や蛇いちご」(夏目漱石)
    「市の灯に美なる苺を見付けたり」(夏目漱石)
    「淋しくもまた夕顔のさかりかな」(夏目漱石)
    「朝顔や我に写生の心あり」
    (正岡子規)
    「朝顔のさまざま色を尽す哉」
    (正岡子規)
    「いちご熟す去年の此頃病みたりし」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「富士すそ野いちご大福こぶし大」

    アシスタントの中橋さんは、
    「初氷 苺たっぷり歯にしみる」
    「朝顔の折り後多し園の壁」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「苺ジャム笑顔で作った妻逝い」(堺市 堺のかわちさん)
    「大福にケーキジャムパイいちご神」(篠山市 まさあっこさん)
    「春に継ぎいちごの香り甘い夏」(神戸市北区 たけしさん)
    「木苺の甘さ酸っぱさ恋の味」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「苺積み戦後は続く野の仏」(松原市 ただのおやじさん)
    「苺積み白い部分を表向け」(東大阪市 やすよさん)
    「デパートの見切り苺に千の顔」(姫路市 みよこさん)
    「イチゴ狩り人気は2番ジャム作り」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「素足下駄 咲くや朝顔ゆかた袖」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「朝顔やラジオ体操 見届けて」(篠山市 まさあっこさん)
    「朝顔やゴーヤのネットを間借りして」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「朝顔の観察はじむ夏休み」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「アサガオの碧のアロハや片思い」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)
    「しおれてもシャンと朝顔 花の白」(交野市 星のブランコさん)
    「朝顔が ほら咲いたよと一年生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「朝顔も夜来の雨に蔓伸びる」
    (大阪市生野区 赤いバラさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの中塚さんは
    「酔っぱらい夜中に帰るイチゴ鼻」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「朝顔の鉢持ち帰り夏休み」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    ゲストの森さんは
    「いちご狩り頬張る園児 頬あかく」(守口市 しんきいってんさん)
    「あさがおや雨があがって虹が出て」(奈良県高市郡 はるぴーさん)

    コメンテーターの宮倉さんは
    「不揃いの苺はジャムとなりにけり」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「朝顔は昼顔ブームに嫉妬する」(守口市 しんきいってんさん)

    大森さんは

    「私のは いちごの刺繍 母の印」(枚方市 くらにゃんこさん)
    「食べ時を迷う主役のイチゴパフェ」(交野市 星のブランコさん)
    「あさがおの観察日記 眠気耐え」(姫路市 みよこさん)
    「指先を朝顔の赤で染めており」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「あさがおや雨があがって虹が出て」(奈良県高市郡 はるぴーさん)

    そして今週の特選句は、

    「敷藁の苺畑は今昔」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「朝顔の団十郎も雨に濡れ」(姫路市 みよこさん)

    でした!

    次回のお題は」「団扇で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

    麗仙湯、ハーブティーのお問い合わせは

  • 2017年6月26日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月23日)

    今回のお題は万緑」「夏服でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「空さえぎって庭万緑の玻璃戸かな」
    「日傘とざして万緑の中を行く」
    「夏服はノーアイロンとえらびたり」

    妙音新聞からは
    「万緑の柳生の里や豆剣士」(木津川市 尾前正哉さん)
    「万緑の女の官の歌碑さがす」(和歌山市 木下榮子さん)
    「色褪せりごわごわとして夏の服」(吹田市 土山川水さん)
    「夏服の折目正しく人と会ふ」(八尾市 向垣朝加さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「満目の緑に坐る主かな」(高浜虚子)
    「我が人も白きもの着る涼みかな」(夏目漱石)
    「夏羽織われをはなれて飛ばんとす」(正岡子規)
    「夏服に白きチョッキの好みあり」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「夏服の額に汗の停電夜」
    「万緑の野にすさまじき水のあと」

    アシスタントの中橋さんは、
    「万緑に反射している恵雨」
    「乙女たち夏服みえるオフショルダー」

    コメンテーターの西村さんは、
    「夏服に思い出浮かぶシミの跡」
    「ドライアイ癒す万緑 求めゆく」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「万緑のターフを駆けろ大声援」(守口市 しんきいってんさん)
    「万緑の山に山彦こだまする」(神戸市北区 たけしさん)
    「万緑に紛れて我も種となれり」(交野市 星のブランコさん)
    「万緑の勢いかりて夏稽古」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「万緑を洗い清めて にわか雨」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「車いす万緑の中ゆっくりと」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「万緑を眺めて猿が露天風呂」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「万緑を かきわけ走るローカル線」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「万緑を見下ろす天守 濠閑か」(姫路市 みよこさん)

    「授業中 夏服女子の背がまぶし」(守口市 しんきいってんさん)
    「夏服の女の子たち艶やかに」(神戸市北区 たけしさん)
    「断捨離や内夏服にみれんそえ」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「夏服の お肉もはみ出すユニフォーム」(箕面市 まつこさん)
    「夏服に體あわせる いと哀し」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「夏服に帽子マフラー真冬並み」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「うすすぎる夏座布団よ あつみくれ」(奈良県高市郡 裕さん)
    「暑い時 夏服をきて過ごします」
    (奈良県高市郡 アーくんさん)
    「汗かくと よろこんでいる夏服だ」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「夏服や白きセーター汗光る」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「夏服とミニで闊歩の昼休み」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「夏服の二の腕までも こんがりと」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの作本さんは
    「万緑を渡りて滝のひびきかな」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「夏服じゃ もう隠せないメタボ腹」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)

    西村さんは
    「万緑に分け入りひとつ深呼吸」(たつの市 悪魔の囁きさん)

    寺谷さんは
    「六甲や万緑の中 ハイキング」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「バーゲンで夏服買った痩せないと」(篠山市 まさあっこさん)

    大森さんは

    「万緑の山城の跡 石仏」(篠山市 まさあっこさん)
    「送る友夏服だった交差点」(交野市 星のブランコさん)
    「軽やかに狩衣纏う夏の宮」(姫路市 みよこさん)

    そして今週の特選句は、

    「万緑の何百種類の緑色」(箕面市 まつこさん)
    「夏服や白一色の通学路」(神戸市垂水区 ますきさん)

    でした!

    次回のお題は」「朝顔で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

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