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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年6月19日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月16日)

    今回のお題は夏座布団」「蚊遣火でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「お茶席の夏座布団にあらたまる」
    「横綱の土に舞ひけり夏座布団」
    「庭番の蚊遣火腰に吊されて」

    妙音新聞からは
    「夏座布団 干せば昭和の匂ひして」(宇治市 古川正子さん)
    「大広間に等間隔の夏座布団」(八尾市 向垣朝加さん)
    「蚊遣火の欠かせぬ藪の掃除かな」(綾部市 森本信太郎さん)
    「鎌を手に姥の腰の蚊遣火」(五條市 馬場廣道さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「涼しさや蚊帳の中より和歌の浦」(夏目漱石)
    「となりから月曇らする蚊やり哉」(夏目漱石)
    「俳小屋に夏座布団の散らかって」(高浜虚子)

    「うつらうつら蚊の声 耳の根を去らず」(正岡子規)
    「長男の足ひっ込まぬ夏蒲団」(稲畑汀子先生)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「蚊遣火も電子の時代 手間いらず」

    アシスタントの中橋さんは、
    「代謝よし夏座布団はなしの主義」
    「蚊遣火の出はなく探すコンセント」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「涼風や夏座布団にすずみをり」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「夏座布団 笑点も心地良く」(堺市 堺のかわちさん)
    「真夏日や足ここちよし夏ざぶとん」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「夏座布団おひさまとてもまぶしいな」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「うすすぎる夏座布団よ あつみくれ」(奈良県高市郡 裕さん)
    「夏座布団 所在なさげに座ってる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「しばしばの夏座布団を投げ遊ぶ」(姫路市 みよこさん)
    「打ち水し蚊遣火たいてひとり酒」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「夏座布団おひさまとてもまぶしいな」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「肩揃えお多福豆の皮を剥く」(松原市 ただのおやじさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの文さんは
    「かやり火は蚊をおとします蚊やり火よ」(奈良県高市郡 裕さん)

    小玉さんは
    「夏座布団?我が家はいつも一種類」(守口市 しんきいってんさん)
    「瀬戸物の子ブタ出陣 蚊遣りの香」(守口市 しんきいってんさん)

    寺谷さんは
    「語らいの夏座布団や老夫婦」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「蚊遣火にかすかな香り今はバラ」(東大阪市 やすよさん)

    中橋さんは
    「麦わらの夏座布団で涼し気に」(神戸市北区 たけしさん)
    「バーベキュー炭火蚊遣火家族の日」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)

    大森さんは

    「枕にし裕次郎観る夏座布団」(交野市 星のブランコさん)
    「雷鳴に夏座布団を腹にあて」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「燻されて腹は無菌の蚊遣り豚」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    そして今週の特選句は、

    「大の字の枕に代わる夏座布団」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)
    「蚊遣火やあきらめ切れぬ大手飛車」(交野市 星のブランコさん)

    でした!

    次回のお題は万緑(ばんりょく)」「夏服で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

    麗仙湯、ハーブティーのお問い合わせは

  • 2017年6月12日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月9日)

    今回のお題は」「鈴蘭でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「蛍狩り三三五五と橋の上」
    「蛍追ふ人声追ふているやふな」
    「かく増えし鈴蘭に佇ち石疊」

    妙音新聞からは
    「水分の神の守りの蛍飛ぶ」(柏原市 永味啓子さん)
    「手の平に迷い蛍の透きにけり」(五條市 馬場廣道さん)
    「我が庭の鈴蘭束ね壇の供花」(鹿島郡 清水好子さん)
    「すずらんに裏花言葉あると知る」(四日市市 北山紀美さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「かたまるや散るや蛍の川の上」(夏目漱石)
    「一つすっと座敷抜る蛍かな」(夏目漱石)
    「一人寝て蛍飛ぶ也蚊帳の中」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「滝道を闇の奥へと螢狩り」

    アシスタントの中橋さんは、
    「螢なき川の流れに時流れ」
    「梅雨入りを知らせ揺れるベル鈴蘭」

    アルミカン高橋さんは

    「螢見に行ったが居なくて真っ暗だ」

    アルミカン赤阪さんは

    「鈴蘭を冷めて贈る花嫁に」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「田の平家 川の源氏の螢狩り」(篠山市 まさあっこさん)
    「次々とホタル湧き出す暗渠から」(交野市 星のブランコさん)
    「戦没者 螢の墓に悼む夏」(神戸市北区 たけしさん)
    「螢舞う漫ろ歩きの露天風呂」(姫路市 みよこさん)
    「鈴蘭の香り洗剤 見かけない」(滋賀県 滋賀のまー君さん)
    「鈴蘭の風に揺られし香を放つ」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「ベルの音 鈴蘭薫りて揺れている」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「おっさんは やたらと声出し気合い入れ」(松原市 ただのおやじさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの堀井さんは
    「鈴蘭や可愛いけれど毒もあり」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)

    大田先生は
    「まぼろしや螢合戦 橋の上」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「風なびく すずらんの群れ音はなし」(守口市 しんきいってんさん)

    アルミカン高橋さんは
    「ホタル追い魔界に消えた彼いずこ」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)

    アルミカン赤阪さんは
    「幼き日 螢火追って山の中」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「思い出を君影草の香にひめて」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    そして今週の特選句は、

    「家路まで肩に蛍が とまりおり」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「鈴蘭の音色清しき妻の庭」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    でした!

    次回のお題は夏座布団」「蚊遣火(かやりび)で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 2017年6月5日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月2日)

    今回のお題は柿の花」「梅雨でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「葉の裏に小壺形なる柿の花」
    「ほろと散るその不思議さや柿の花」
    「梅雨ふかし畳も冷えて沈むかな」

    妙音新聞からは
    「こぼれしを踏みて柿の葉 里の山」(柏原市 永味啓子さん)
    「柿若葉かくれんぼする白き花」(四日市市 北山紀美さん)
    「梅雨曇り書いて忘るるメモ用紙」(御坊市 松本裕子さん)
    「観覧車 期待外れし梅雨の夜」(堺市 河内紀雄さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    青梅や空しき籠に雨の糸」(夏目漱石)
    咲きそめた年覚束な柿の花(正岡子規)
    「二三町柿の花散る小道かな」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「走り梅雨 日に日に増えるビニル傘」

    アシスタントの中橋さんは、
    「梅雨の”かみ”広がる墨とボリュームと」
    「照れ屋さん葉陰で咲いてる柿の花」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「真夏日に耐えて秋待つ下記の花」(神戸市北区 たけしさん)
    「牛舎横 渋柿の花 想い出す」(堺市 堺のかわちさん)
    「黄色味の渋いか甘いか柿の花」(守口市 しんきいってんさん)
    「夕焼けに恋して実る柿の花」(篠山市 まさあっこさん)
    「柿の花やがて実になる貴重品」(東大阪市 やすよさん)
    「6月に柿の花咲き梅雨になる」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「あめんぼが水紋描く梅雨の池」(神戸市北区 たけしさん)
    「梅雨の中 許してもいいと思えた」(加東市 姫路セントラルぱくっ~さん)
    「スッポンが梅雨の晴れ間に甲羅干し」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「梅雨空もピンクの傘はおニューだぞ」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)
    「梅のこく梅雨の晴れ間の天日干し」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「梅雨の頃よろこんでるよ かたつむり」(奈良県高市郡 裕さん)
    「赤雷に見猿 聞か猿 ふるえだし」(守口市 守口のタヌキさん)
    「雷鳴や梅雨のおとづれ告げに来る」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「梅雨寒やタンスかき分け服を出す」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「梅雨晴れ間 揃って草引き老夫婦」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「雨傘を持つか持たぬか梅雨の朝」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「いさぎよい嫁が吾より男前」(松原市 ただのおやじさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの城宝さんは
    「露にぬれ小さく光る柿の花」(高槻市 タロベエさん)
    「古傷のシビレでわかる梅雨の入り」(守口市 しんきいってんさん)

    寺谷さんは
    「喫茶店 曇りガラスにつゆと書き」(姫路市 みよこさん)
    「柿の花 末は富有か西条か」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    中橋さんは
    「梅雨入りしピチャピチャ歩く子の笑顔」(宇治市 こま子さん)

    大森さんは
    「実るほど残して落とす柿の花」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「梅雨の時期やまない雨に病みながら」(奈良県高市郡 すれいさん)
    「マイマイの恋が実った梅雨の午後」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    そして今週の特選句は、
    「風に乗り思わぬ場所に柿の花」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「梅雨告げる雷神闇を駆け抜ける」(交野市 星のブランコさん)

    でした!

    次回のお題は」「鈴蘭で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 2017年5月29日(月) 11時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月26日)

    今回のお題は虹鱒」「大山蓮華でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「僧院の道虹鱒の川添ふて」
    「山深き僧院の午餐虹の鱒」
    「横向きが大山蓮華の自然体」
    「匂ひたち大山蓮華開きそむ」

    妙音新聞からは
    「友といて虹鱒弁当國訛」(福岡市 永野久美子さん)
    「源流に踊る虹鱒谷若葉」(大阪市 本田清さん)
    「俯きて真白きふくろ大山蓮華」(吹田市 土山川水さん)
    「葉隠れに大山蓮華はな一花」(岩出市 吉益宜子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「虹鱒や釣れし湖見てレストラン」(稲畑汀子先生)
    「亀なるが泳いできては背を曝す」(夏目漱石)
    「うつむいて何を思案の百合の花」(正岡子規)
    「網さげて涼しさうなる雫哉」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「初釣りは丘二つ越し鱒の池」

    アシスタントの中橋さんは、
    「虹鱒が跳ね逃げ後に虹かかる」
    「人を待つ大山蓮華しとやかに」

    コメンテーターの西村さんは
    「虹鱒を追う釣り人や いま昔」
    「雨だれに大山蓮華 白さ増す」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「納涼の初夏の味覚の にじますよ」(神戸市北区 たけしさん)
    「小深川 鱒の手掴み児大はしゃぎ」(堺市 堺のかわちさん)
    「おいしいな にじます食べて もりもりだ」(奈良県高市郡 裕さん)
    「にじますを釣ってみたいな夏の川」(神戸市垂水区 ドリーのママさん)
    「紅鱒の姿くっきり水清し」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「竿垂らし虹鱒の影じっと見る」(松原市 新茶かおるさん)
    「名瀑でニジマス釣った夏の午後」(守口市 守口のタヌキさん)
    「渓流に虹鱒もとめ釣り歩く」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「豊作を願い田んぼの見まわりて」(豊岡市 はないくえさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    寺谷さんは
    「虹鱒や跳ねてしぶきのガラス玉」(交野市 星のブランコさん)
    「密やかに大山蓮華 紅を注す」(篠山市 まさあっこさん)

    中橋さんは
    「虹鱒やキラリお洒落に赤い帯」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)

    大森さんは
    「虹を追い泳ぐ虹鱒 陽を弾く」(篠山市 まさあっこさん)
    「赤い血と みまごうかなや虹鱒か」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「虹鱒に 水面を凝視す 太公望」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
      ※大森さんに校正していただいています。
    「芳しき大山蓮華かくす紅」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    そして今週の特選句は、
    「虹鱒の銀輪躍る母の河」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「大峰へ おおやまれんげ見る旅に」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした!

    次回のお題は柿の花」「梅雨で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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  • 2017年5月22日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月19日)

    今回のお題は芍薬」「若楓でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「持ちくれし心ばえかな山芍薬」
    「あつき視線に山芍薬震へ」
    「若楓重ね神域隠すほど」

    妙音新聞からは
    「芍薬や床に米寿の筆円相」(柏原市 永味啓子さん)
    「久しぶり絵筆にこめる花芍薬」(御坊市 松本裕子さん)
    「限り無き空の青さや若楓」(五條市 馬場廣道さん)
    「昼時の暖簾いそがし若楓」(藤井寺市 竹村智巳さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「石段の一筋長き茂りかな」(夏目漱石)
    「白牡丹 李白が顔に崩れけり」(夏目漱石)
    「芍薬は散りて硯の埃かな」(正岡子規)
    「鹿はまだ角芽ぐむ頃や若楓」(正岡子規)
    「茶屋静かに鹿 徘徊す若楓」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「芍薬に飲み過ぎた胃を助けられ」
    「八寸に盛られた珍味 若楓」

    アシスタントの中橋さんは、
    「芍薬や ふわりスカート広げたり」
    「光合成 緑深々 若楓」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「庭に咲き芍薬におい くしゃみする」(奈良県高市郡 裕さん)
    「芍薬や花が散りても思い出が」(奈良県高市郡 すれいさん)
    「参道に芍薬ならび神降臨」(守口市 守口のタヌキさん)
    「立ち上がる母に父言う芍薬と」(神戸市垂水区 ドリーのママさん)
     ※大森さんに校正していただいています。
    「美しい芍薬のよう あの人は」(東大阪市 やすよさん)
    「プロペラを紅く染めおり若楓」(大阪市 つきあかりさん)
    「若楓 夏も秋でも美しい」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「若楓 川底しずみ色つかず」(守口市 しんきいってんさん)
    「一年の命知ってか若楓」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「若楓お題を聞きて東福寺」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「白壁の青空抜けて若楓」(交野市 星のブランコさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    大森さんは
    「立姿 白芍薬や雅人」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「柔らかに ほどけて芍薬 雨の庭」(姫路市 みよこさん)
    「若楓 星型の葉の小宇宙」(篠山市 まさあっこさん)

    ゲストの田畑さんは
    「若楓 緑揺らぐや夕散歩」(神戸市垂水区 ますきさん)

    中橋さんは
    「マイマイは芍薬飾り彼を待つ」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「若楓 秋には染まる あなた色」(たつの市 悪魔の囁きさん)

    そして今週の特選句は、
    「そそとした芍薬に見る立ち姿」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「若楓 夏の日ざしが やってきて」(奈良県高市郡 はるぴーさん)

    でした!

    次回のお題は虹鱒」「大山蓮華で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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