年末年始は、車で帰省や旅行をお考えの方も多いかと思います。
特に地方へ帰省する場合、高速道路を使うのは必須ですが、もしも高速道路を走行中に、車が故障した時、どうすればいいかご存知ですか?
もしも運転中に車にトラブルが発生したら、まずはハザードランプを点灯させて、できるだけ車を路肩に寄せましょう。
橋やトンネルなど、路肩が狭かったり、路肩がないような場合は、可能な限り広い所まで移動して車を停めましょう。
車を停めたら、同乗者がいる場合はガードレールの外へ避難させてましょう。
そして、車に積まれている、発炎筒と停止表示器材を車から50m以上後方に置きます。
もしも見通しが悪い場所であれば、さらに後方に置きます。
ただし、燃料漏れが確認された場合は、引火の危険があるので、発炎筒は使わないでください。
※故障や事故で高速道路上に車両を停止する場合は、停止表示板などの 停止表示器材を置くことが義務付けられています。(道路交通法 第75条の11第1項)
停止表示器材の設置が終わったら、ガードレールの外側に避難しょう。
橋や高架など外側に避難できない場合は、車から離れてガードレールに身を寄せましょう。
また追突された際に巻き添えにならないように、車より後方に避難しましょう。
避難が完了したら、1kmおきに設置してある非常電話で救援を依頼しましょう。
もし近くに非常電話が無い場合は、携帯電話で警察やJAFに救援を求めましょう。
その場合、場所が特定できるように、路肩にあるキロポストの数字を伝えてください。
いざという時、パニックにならず冷静に対応できるよう、こうした知識をしっかりと身につけておいてくださいね。