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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年12月20日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    高速道路で車が故障した時の対応

    年末年始は、車で帰省や旅行をお考えの方も多いかと思います。

    特に地方へ帰省する場合、高速道路を使うのは必須ですが、もしも高速道路を走行中に、車が故障した時、どうすればいいかご存知ですか?

    もしも運転中に車にトラブルが発生したら、まずはハザードランプを点灯させて、できるだけ車を路肩に寄せましょう。

    橋やトンネルなど、路肩が狭かったり、路肩がないような場合は、可能な限り広い所まで移動して車を停めましょう。

    車を停めたら、同乗者がいる場合はガードレールの外へ避難させてましょう。

    そして、車に積まれている、発炎筒と停止表示器材を車から50m以上後方に置きます。

    もしも見通しが悪い場所であれば、さらに後方に置きます。

    ただし、燃料漏れが確認された場合は、引火の危険があるので、発炎筒は使わないでください。
    ※故障や事故で高速道路上に車両を停止する場合は、停止表示板などの 停止表示器材を置くことが義務付けられています。(道路交通法 第75条の11第1項)

    停止表示器材の設置が終わったら、ガードレールの外側に避難しょう。

    橋や高架など外側に避難できない場合は、車から離れてガードレールに身を寄せましょう。

    また追突された際に巻き添えにならないように、車より後方に避難しましょう。

    避難が完了したら、1kmおきに設置してある非常電話で救援を依頼しましょう。

    もし近くに非常電話が無い場合は、携帯電話で警察やJAFに救援を求めましょう。

    その場合、場所が特定できるように、路肩にあるキロポストの数字を伝えてください。

    いざという時、パニックにならず冷静に対応できるよう、こうした知識をしっかりと身につけておいてくださいね。

     

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  • 2017年12月13日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    うっかりキーを閉じ込んでしまった時の対応

    車内にキーを残したまま外に出て、うっかりドアをロックしてしまう、いわゆる「キーの閉じ込み」は、最近では一番件数が多いトラブルです。

    トラブルが多い理由としては、リモコンで鍵を開けることが出来る「キーレスエントリー」の普及で、ドアノブでロックする習慣が減ったことがあげられます。

    もっとも最近は、ポケットに入れておくだけで、ドアの開錠からエンジンの始動まで可能な「スマートキー」が幅広く採用されているので、閉じ込みそうになってもドアロックしないような仕組みになっています。

    ただ、キーに内蔵されている電池が消耗してくると、作動しないこともあるので注意が必要です。

    もし、誤ってキーを閉じ込んでしまったら、自力で何とかしようとせずに、速やかにJAFなどに連絡して救援を求めましょう。

    最近の車は盗難防止構造になっているので、簡単には開けられません。

    また、ドアの内側にはパワーウインドウなどの電子部品が内蔵されているので、無理にこじ開けようとすると、別のトラブルを起こす恐れがあります。

    万が一、キーを閉じ込んだときに備えて、財布などにスペアキーを入れて、常に身に付けておくのも、一つの対策です。

     

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  • 2017年12月5日(火) 16時00分 一紀のツーと言えばカー!

    間違った燃料によるトラブルのお話

    もしも車に間違った燃料を入れると、どのようなトラブルが起きるのでしょうか?

    まず、ガソリン車に間違えてを入れた場合。

    軽油とガソリンが混ざったものがエンジンに供給されると、出力が下がって、加速が鈍くなります。 そして、アイドリングも不調になります。

    さらに、100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになって、最終的にはエンジンが止まってしまいます。

    では、軽油を燃料とするディーゼル車にガソリンを入れた場合は、どうなるか?

    最初の内はエンジンはかかりますが、すぐに力がなくなってきます。

    やがてエンジン音が高くなって、アイドリングも不安定になり、排気ガスは白くなります。

    こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります。

    軽油とガソリンの混合比によっては、エンジン始動が不可能になる場合もあります。

    このように、間違った燃料を入れてしまった場合、エンジン始動前にすみやかに燃料を入れ替えれば、大きな問題にならずにすみます。

     

    では「レギュラー車」と言われるタイプのガソリン車に、ハイオクタンのガソリン(いわゆるハイオクガソリン)を入れてしまったら、どうなるか?

    運転慣れしていない人が、ガソリンスタンドで給油するときに、一番やってしまう失敗の一つですが、結論から言うと、ガソリンと軽油を間違えた時のようなトラブルになることはありません。

    もともとハイオクガソリンは、レースカーのような高性能エンジンを積んだ車のために開発された燃料で、普通のガソリンより高品質です。

    その成分には、高性能の清浄剤が配合されているので、レギュラー車で使えば、むしろエンジン内部をきれいにするという効果があります。

    ただし、俗説で言われている「燃費が良くなる」効果はありません。

    逆に、ハイオク仕様のエンジンを積んだ車にレギュラーガソリンを給油すると、これは確実に、エンジン出力や燃費が悪くなるなど、問題が発生します。

    車の燃料の入れ間違いには、十分注意してくださいね。

     

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  • 2017年11月21日(火) 17時12分 一紀のツーと言えばカー!

    ウォッシャー液について

    最近、朝夕は、だんだんと寒くなってきましたね。

    これから冬を迎えるにあたって対策をしておかないと大変なことになるのが、ウィンドウ・ウオッシャー液です。 皆さん意外と、おろそかにしていませんか?

    よくガソリンスタンドで給油するとき、併せて車内清掃などもお願いすると、時々店員さんが

    「ウオッシャー液が減ってますから、足しときますね」

    とか言われますよね。

    だいたいの人は、そういう形でウオッシャー液を補充してもらっていると思いますが、中には、自分で水道の水を足しているという「強者」もいらっしゃるかもしれませんね。

    でも、そんなことをしても大丈夫なのは、あくまでも、あまり寒くない場所のお話。

    冬の寒さが厳しい地方でそんなことをしようものなら・・・

    ウオッシャー液のタンクはもちろん、途中のポンプや噴射ノズルまで凍ってしまい、最悪の場合、壊れて使い物にならなくなってしまいます!

    純正のウオッシャー液を使っている場合でも、あまりに寒ければ同じようなトラブルに見舞われる可能性はあります。

    では、どうすればいいか?

     

    実は、ウオッシャー液用の「不凍液」というのが、ホームセンターやカー用品ショップで売られています。

    表示を見ると

    「原液で-○○℃までOK!」 とか 「2倍希釈で-○○℃までOK!」

    といった使い方が、記載されています。

    冬場は、降ってくる雪だけでなく、先行車が巻き上げる雪がフロントガラスに飛び散るのでウオッシャー液の消費は、普段以上に多くなります。

    普段あまり気に掛けないかもしれませんが、安全運転のためにも、しっかり確認しておきましょう。

     

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  • 2017年11月15日(水) 12時02分 一紀のツーと言えばカー!

    冬用ワイパーについて

    今年は、なんだか秋を吹っ飛ばして、いきなり冬が来るような感じですが、その前に準備をしておきたいのが「冬用ワイパー」。

    タイヤに「冬用タイヤ」があるように、実はワイパーにも「冬用ワイパー」があるんです。

    では、この「冬用ワイパー」、通常のワイパーと何が違うんでしょうか?

    通常のワイパーでは、フロントガラスを拭き取る部分(これを『ワイパーブレード』と言います)がラバー、つまりゴムで出来ています。

    一方の冬用ワイパーですが、こちらはブレード部分だけでなく、「レバー」と呼ばれる金属製の可動部分までも「フード」と呼ばれるゴム皮膜でスッポリと覆われています。

    いったいどうして、こんなことをしているのかというと・・・

    「冬用ワイパー」と言うくらいですから、察しの良い方なら気づいたかもしれませんが、雪の付着や凍結で、ワイパーの可動部分が動かなくなってしまうのを避けるためなんです。

    またフロントガラスを拭き取るブレード部分のラバーも、通常のワイパーとは材質がちょっと違います。

    通常のワイパーだと天然ゴムを使用していますが、冬用ワイパーでは、低温でも硬くなりにくい、特別に柔らかいラバー素材を使用しています。

    都市部に住んでいる方には、あまりピンと来ないかもしれませんが、雪国などの寒冷地に住んでいる場合、タイヤだけでなくワイパーも交換しないといけません。

    もし、冬用ワイパーへの交換を怠るとどうなるか・・・?

    先にも言いましたが、雪の付着や凍結で、いざワイパーを動かそうとすると、全く動かない恐れがあります。

    最悪の場合、ワイパーが破損して、運転どころではなくなってしまう可能性もあります。

    寒冷地では、こうした対応も重要になってきますので、寒冷地へのお出かけの際は、冬用ワイパーへの交換も、お忘れなく!

     

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