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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年1月27日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月24日)

    1月24日のお題は氷柱」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「あの年の三月三日の大氷柱」
    「滝水のなべて氷柱となりとまる
    「流氷の重なるところ氷柱かな

    妙音新聞からは
    「里山を映つす氷柱に朝日さす」(小松市 片岩きくさん)
    「日光に氷柱輝く如意寺かな(日高郡 伊藤秀一さん)
    「氷柱より朝陽一閃射し込めり」(練馬区 北星関子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「井のもとの草葉に重き氷柱かな」
    「何故に長みじかある氷柱ぞや」
    「朝日影さすや氷柱の水車」
    「水よりも氷の月はうるみけり」
    「かけはしに猿の折たる氷柱かな」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「川凍りつららも太きソウルかな」
    「初釜で一番くじの家宝の書

    あっきんの句は、
    「鼻水も氷柱のごとく凍る朝」
    「冬ぬくし酒の啓蒙力入れ」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「軒先に氷柱は出来ぬ孫が出来」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「氷柱を桴で奏でてみたくなり」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「氷柱も暖冬異変をもろに受け」(淡路市 お散歩おじさん)
    「見に行かん吾里山の初氷柱」(交野市 星のブランコさん)
    「嫁つなぐ愛の架け橋に氷柱たれ」(福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「樋底の氷柱の大小 逆さ波」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「幼き手氷柱をあるきゆく」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「華厳の滝氷柱となりて現われし」(姫路市 みよこさん)
    「垂れ下がる氷柱をよけて覗く子ら」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)大森先生が校正されています
    「突き刺さる氷の刃軒氷柱」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「厳寒や氷柱絵になる登山道」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「のき下につららが垂れる雪国で」(神戸市北区 たけしさん)
    「主なし水仙香る荒れた庭」(池田市 うさこさん)
    「冬タイヤ一度は雪道行きたいや」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「指呼の間も重なりおうて山眠る」(交野市 星のブランコさん)
    「甦る前の紅なり南天葉」(阪南市 枯れ紅葉さん)
    「東北の雪合戦や懐かしき」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「雪不足スキー場が頭打ち」(神戸市北区 たけしさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「登るほどつららが目立つ山歩き」(生野区 オムライスさん)
    「大寒のジムに溢れる熱気かな」(兵庫県三田市 キロマルさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「氷柱かな冷たく刺さる嫁の愚痴」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「史上初営業出来ぬスキー場」(赤穂市 風ちゃんさん)

    コメンテーターの安田さんが選んだ句は、
    「お日さまがつららに光るキラキラと」(天王寺区 レトルトカレーさん)
    「落ち椿箒の先に転がりし」(姫路市 みよこさん)

    ゲストの前田さんが選んだ句は、
    「輝けるツララは自然のサンキャッチャー」(大阪市西区 ちひろさん)
    「鉄人の ふるまい鍋で温まる」(三田市 ひろちゃんさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「夜行バス着くや異次元 大氷柱」(兵庫県三田市 キロマルさん)
    「つららとりチャンバラしてた子供の頃」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「月光を浴びて氷柱のイルミネーション」(池田市 うさこさん)
    「無人駅光る氷柱とディーゼル車」(守口市 守口のタヌキさん)
    「軒下のつららの向こうに荒れた海」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「氷柱落つその瞬間に真っ二つ」(茨木市 蒼龍さん)
    「花粉飛ぶ季節は既にフライング」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ひつじたの かんじる空気は遠い春」(大阪市住吉区 ラビットさん)
    「選抜やすでに気持ちは甲子園」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「暖冬に札幌の街は大わらわ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「参道を抜けて北野の梅花祭」(守口市 守口のタヌキさん)
    「寒稽古一人欠けては二人欠け」(茨木市 蒼龍さん)

    今週の特選句は、
    選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は寒梅・風花雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年1月20日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月17日)

    1月17日のお題は左義長・歯がため」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「明けてはほ大左義長の火守人」
    「歯固や現状維持をよろこばな
    「震災におびえし子等も皆母に
    「震災の見舞し頃も今は老ひ」

    妙音新聞からは
    「左義長や揚がれあがれと子ら囃す」(鹿島郡 清水好子さん)
    「左義長の田んぼは今や道の駅(奈良県 廣瀬洋子さん)
    「左義長の御神火移しお餅焼く」(柏原市 永味啓子さん)
    「門松や護符が燃えたつ大左義長」(堺市 河内紀雄さん)

    今週は、向井去来の句をご紹介します
    「歯がために二人の翁喰いにけり」
    「小雨降るとんども例の火影かな」
    「我宿の春は来にけり具足餅」
    「木の葉まで音新しき寝覚めかな」
    「幾春の文の齢や鶴が岡」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「忘れまじ折る人々息白く」
    「とんどいつ?しめ縄下げて右往左往
    「歯固めに干納豆でビールのみ」

    あっきんの句は、
    「次こそは間近で見たいとんど焼き」
    「歯固めに頬ばる餅を数えけり」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「左義長や食す焼き餅 笑顔満つ」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「氏神の鳥居燻る どんど焼き」(守口市 守口のタヌキさん)
    「どんと焼き平穏無事の願い込め」(淡路市 お散歩おじさん)
    「思い出と断捨離供に とんど焼き」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「とんど火を来る方々へ譲り合い」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「とんど焼き囲む笑顔も頬赤き」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「左義長や半紙舞い飛び子ら歓声」(茨木市 蒼龍さん)
    「さぎちょうの竹が弾ける胸おどる」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「とんど焼き書き初め天に届くなり」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「立て込んで なかなか見ないトンド焼き」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「少年期トンドで焼いたサツマイモ」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「狛ネズミ拝んで年始の餅かじる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「歯固めや雑煮大根 餅食らう」(池田市 うさこさん)
    「はがためが俺の差し歯をジャッカルし」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「はがためや餅を噛んだら差し歯折れ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「病室に淡路訛りの春の宴」(淡路市 お散歩おじさん)
    「神社坂怯む目先に初雀」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「木の花の芽吹きの寒さ明けの月」(高槻市 ひろりんさん)
    「厳寒の兄弟舩はマグロ追う」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「阪神忌それぞれの道 二十五年」(三田市 キロマルさん)
    「孫去って財布寂しい松の内」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「おかがみに黴が生えたよ削ろうか」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「震災や命について考える」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「青い目の人も眺める冬の城」(姫路市 みよこさん)
    「新成人感謝の心を忘れずに」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「通し矢や娘キリリと たすき掛け」(交野市 星のブランコさん)
    「どんど焼き邪気を払って燃えあがれ」(豊岡市 ブタのブーさん)

    ゲストの伊東さんが選んだ句は、
    「歯がために挑みし我が歯今は無し」(茨木市 蒼龍さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「どんど焼 自ずと開く たなごころ」(三田市 キロマルさん)
    「左義長の火を寄せ熾し餅を焼く」(姫路市 みよこさん)
    「酉の市 熊手の「おかめ」に福願う」(守口市 守口のタヌキさん)
    「横綱を欠けど初場所 盛り上がり」(池田市 うさこさん)
    「乗り越えてまた乗り越える阪神忌」(三田市 キロマルさん)

    今週の特選句は、
    「天焦がす青竹はぜる どんどの火」(池田市 うさこさん)
    「左義長や無病息災願う祖母」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「年寄の奥歯弱し歯固めか」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「歯がためや1.17カンパン食」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「鉢中の芽ふくらむや福寿草」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「読み聞かせやっと寝息の冬の夜」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「松もとれさあこれかれからと気合い入れ」(茨木市 蒼龍さん)

    です。

    次回のお題は氷柱雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年1月13日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月10日)

    1月10日のお題は若菜・七草」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「七草の粥五条流茨木流」
    「七草の名を自慢気に言ふてみる
    「佛の座この若菜とは別らしい

    妙音新聞からは
    「また賜ふ命なりけり七種粥」(道明寺市 竹村 智巳さん)
    「若菜摘むここらは宮址囲ひなく(橿原市 鬼勢 芳子さん)
    「朝摘みの若菜の椀や掌に温くし」(橋本市 植山 朝子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「六日八日中に七日のなづな哉」
    「あけぼのや麦の葉末の春の霜」
    「一鍬や折敷にのせし菫草」
    「蔵にいて人には見えず白鼠」
    「春の野の蹲踊にいてわかなつむ」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「七草の塩がゆ旨し鍋のあと」
    「千人の中を泳ぐや年始会

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「雪の日に春待ちわびる若葉の芽」(神戸市北区 たけしさん)
    「若菜摘む赤き指先 息を掛け」(姫路市 みよこさん)
    「里帰り家族揃って若菜摘む」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「老夫婦と若菜摘み行く若夫婦」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「冬枯れに芽吹く若菜と空の鷹」(守口市 守口のタヌキさん)
    「触れ合える手を隔てたる若菜かな」(交野市 星のブランコさん)
    「土避けて根を残しつつ若菜摘み」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「若菜摘む高速道は静かなり」(淡路市 お散歩おじさん)
    「若菜萌え摘んで遊んだ幼き日」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「この冬は若菜堤で揃えるぞ」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「若菜摘む今年の目標 再確認」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「胃に優しほっと一息 七草がゆ」(池田市 うさこさん)
    「ひだまりの齋の鈴なりにけり」(阪南市 くすこさん)
    「七草粥 塩控えて そっと出す」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「七草に無病息災 縁起良し」(神戸市北区 たけしさん)
    「七草の素朴な味に癒される(大阪市西区 ちひろさん)
    「七草の摘みとる姿母思う」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「年金者うちは毎日七草がゆ」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「寒い朝下戸には分からぬ粥の味」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「七草粥おちょこで食す七杯目」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「七草を摘みたいけれど思うだけ」(たつの市 Dパパさん)
    「野草でも店に並んで滋養かな」(茨木市 阿修羅さん)
    「二十歳過ぎ七草がゆは大人味」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「七草の粥を食べたら胃も元気」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「七草よ五臓六腑へ春を呼び」(淡路市 お散歩おじさん)
    「七草や図鑑片手に昼餉なる」(鳥取県三田市 キロマルさん)
    「七草はセリ ナズナ カブ後は何」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「七草を七つ言い切りドヤ顔す」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「食品ロス思い七草粥すする」(交野市 星のブランコさん)
    「好まずも七草がゆがテーブルに」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「七草や町のスーパーにつみにいく(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「かぶら蒸し手間をかけてもこの味か」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「牡蠣がらの みるみる山にバーベキュー」(姫路市 みよこさん)
    「出初式一斉放水晴れやかに」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「おとし玉 喜ぶ顔が目に浮かぶ」(豊岡市 あい子さん)
    「おもち焼きプックリふくれてころげてる」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「恵比寿への賽銭奮発たのんまっせ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「初釜や和服の娘大慌て」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「閏年急がず座る狛ネズミ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「元朝に願いを込める初日の出」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「熱い餡無い尻尾からたい焼きは」(交野市 星のブランコさん)
    「見上げれば星が輝く寒の入り」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「足軽く福を授かりえべっさん」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「葉牡丹の渦重なりて丸々と」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「「今年もか」後出して来る年賀状」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「柔らかい空気と共に花開く(茨木市 阿修羅さん)
    「段々と寒さがしみる外仕事」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「春嵐しうなりを上げて暴れ去り」(淡路市 お散歩おじさん)
    「寒入りて列島揺らぐこと多し」(三田市 キロマルさん)
    「福男 神に健脚見せにけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「若菜見て私も欲しい この熱量」(たつの市 Dパパさん)
    「七草粥 横で孫らはケンタッキー」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「ペイペイで賽銭納める初詣」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)

    コメンテーターの大田さんが選んだ句は、
    「若菜摘み旬の命を かいでみる」(茨木市 阿修羅さん)
    「旅の宿 七草香る あさげ膳」(守口市 守口のタヌキさん)
    「えべっさん皆を笑顔にしておくれ」(池田市 うさこさん)

    ゲストの津田さんが選んだ句は、
    「グーグルで若菜の地名 探したよ」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「酔っぱらい七草粥が身にしみる」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「去年今年除夜の鐘よりゴーンさん」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)

    今週の特選句は、
     選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は左義長・歯がため雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年1月6日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月4日)

    1月4日のお題は正月」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「日本のオリンピックの初春や」
    「食積や迷箸しつ健啖に
    「お年玉曾孫九人の名を書かな

    妙音新聞からは
    「朝日さす目出度き対の松飾」(八尾市 淺井祥多さん)
    「初暦令和の二文字輝けり(富山市 國見由利子さん)
    「屠蘇注ぎて小さき幸せあふれけり」(和歌山市 木下榮子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「いただくや大和正月三笠山」
    「初日影まづ出たりないこまやま」
    「門松やうしろに笑ふ武庫の山」
    「ほんのりとほのや元日なりにけり」
    「盃や屠蘇の海辺に跡の菊

     

    今週の寺谷さんの句は、
    「正月もジムに通いて決意見せ」
    「三が日しめて五万歩 歩きをり

    アルミカンの高橋さんの句は、
    「お正月おいしいクッキー上機嫌」

    アルミカンの赤阪さんの句は、
    「正月は初詣をいくどくり返す」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「お正月 全てオニューの服を着る」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「青空に凧が飛び交う お正月」(神戸市北区 たけしさん)
    「正月の食う寝る遊ぶ支えまひょ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「一月は ぜんぶ正月二度寝する」(守口市 守口のタヌキさん)
    「お正月帰省せぬ子に会いにゆく」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「お正月 孫達喜ぶ黄粉餅」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「お正月数え年では六十才」(大阪市住吉区 ラビットさん)
    「元旦に子どもの笑顔のお年玉」(神戸市北区 たけしさん)
    「お正月苦く感じるワンカップ」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「正月や暗き夜明けに登る書写」(姫路市 みよこさん)
    「会う度の行き交う言葉 初詣」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「ストーブが参道照らす初詣で」(守口市 守口のタヌキさん)
    「去年今年一句整ひ投句なり」(三田市 キロマルさん)
    「日本食店の味かなお節まで」(茨木市 蒼龍さん)
    「注連縄を付けた車はアルバムに」(姫路市 姫路の夢太朗さん)
    「さまがわり年末年始受け入れる(姫路市 令和の女さん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「お正月 約束場所に友が居ず」(奈良県大和群 けんちゃんさん)
    「初売りで いらん物買い後悔す」(三田市 ひろちゃんさん)

    アルミカンの高橋さんが選んだ句は、
    「お正月揚げる凧より食べるタコ」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)

    アルミカンの赤阪さんが選んだ句は、
    「気が楽で仕事に逃げる お正月」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「新年のお寺へ挨拶 和尚がツー」(豊岡市 出石町の彦べぇさん)

    コメンテーターの大田さんが選んだ句は、
    「門松や神社仏閣 飾るだけ」(兵庫県多可郡 北はりまのムーミンパパさん)

    ゲストの檜山さんが選んだ句は、
    「食べて寝てズボン苦しき お正月」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「お年玉 配る前まで人気者」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「お正月 彼女をつれて孫我家」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「溜め込んだ録画眺めて寝正月」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「元日に塵出している人も居る」(茨木市 蒼龍さん)
    「四世代 集いほのぼのお正月」(池田市 うさこさん)
    「正月や1日2日と弁天様」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「お正月 親戚つなぐお年玉」(兵庫県たつの市 Dパパさん)
    「正月や賑やかなる食卓おせちだけ」(兵庫県多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「厳寒の穂高朝焼け谷間より」(交野市 星のブランコさん)
    「初日の出スマホで眺め手をあわす」(大阪市生田区 オムライスさん)
    「味のある友の賀状が また届く」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「便利ゆえ雑煮も軽くパック餅」(交野市 星のブランコさん)
    「年始での挨拶いま時Tik Tok(赤穂市 風ちゃんさん)
    「しめ縄の稲穂雀が食べにけり」(池田市 うさこさん)

    今週の特選句は、
     「お年玉 孫が顔出す お正月」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)

    「驚いた僕よりイケメン福笑い」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)

    です。

    次回のお題は若菜・七草雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2019年12月30日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月27日)

    12月27日のお題は年の暮」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「大嘗祭もて令和元年暮るゝ」
    「家族会二世三世の顔年の暮
    「去来学びて鬼貫へ年の暮

    妙音新聞からは
    「年の暮一世管長御法要」(富山市 國見由利子さん)
    「あてにせぬ息子の手伝い年の暮(堺市 河内紀雄さん)
    「亡き姑の忘備録手に冬支度」(橋本市 植山朝子さん)
    「年の暮二度確かめる孫の数」(練馬区 北星関子さん)

    今週は、向井去来の句をご紹介します
    「行年に疊の跡や尻の形」
    「うす壁の一重は何かとしの宿」
    「としもはや牛の尾ほどのたより哉」
    「としの夜の鰤や鰯や三の膳」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「同窓の白髪増えたり年の暮」
    「片付けの抜き打ち検査 年の暮

    あっきんの句は、
    「オススメの酒を選んで年の暮」
    「下半身シェイプアップの年の暮」

     

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「年の瀬はバタバタ友者ゆとりなし」(豊岡市 あきひめさん)
    「大掃除 済ませて孫待つ年の暮」(池田市 うさこさん)
    「飾り付け年の瀬和風に衣替え」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「年の暮 用事一つは忘れんぼ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「パソコンも またごみ箱溢る年の暮」(三田市 キロマルさん)
    「歳の暮れスマイル笑顔で締め括り」(淡路市 お散歩おじさん)
    「お歳暮に感謝を示す年の暮れ」(神戸市北区 たけしさん)
    「年のくれ時間が2倍早くなる」(東住吉区 ラビットさん)
    「し残した物が一杯年の暮れ」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「年の暮 御筋はまもなく宅配で」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「年の暮れ「良いお年を」と声かける」(兵庫県多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「銭湯で親子はしゃぐ年の暮れ」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「来年の暦で夢見る年の暮」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「プリンタの機嫌を取りつつ年賀状」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「やれやれと蕎麦すすりつつ除夜の鐘」(池田市 うさこさん)
    「水仙を上皇被災地そっと置く」(赤穂市 アンちゃんさん
    「サンタ去り新年の準備 忙しい」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「歳晩の時間を止めて有馬の湯」(三田市 キロマルさん)
    「大晦日丸くなりおるカレンダー」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「年越しは寝てしまって初日の出」(三田市 ひろちゃんさん)
    「炭の火の暖かき光お茶の会」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「一年の世相示す一文字よ」(神戸市北区 たけしさん)
    「人が来ておしゃべり止めた冬木立」(交野市 星のブランコさん)
    「賑わいの終い弘法 東寺餅」(守口市 守口のタヌキさん)
    「除夜の鐘くる年平和皆願う」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「帰省ブルー スカイプおきて解決す」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「真夜中に凛と響くや除夜の鐘」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「大木の年輪重ね大けやき今日切られし根株の歴史」(神戸市垂水区 かずこさん)
    「朝夕に雀の集い賑やかに切られし後の今はいずこに」(神戸市垂水区 かずこさん)

    コメンテーターの大橋が選んだ句は、
    「年の暮れリストラされて仕事くれ!」(大阪市西区 ちひろさん)
    「断捨離に妻と目が合う夫婦仲」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    ゲストの畑山さんが選んだ句は、
    「年の暮れボーナス出ないお金くれ」(豊岡市 出石町の彦べぇさん)
    「温暖化 雪の便りを待ち侘びて」(淡路市 お散歩おじさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「年の暮 慌てず騒がず ゆったりと」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「カラオケで持ち唄尽きた年の暮れ」(交野市 星のブランコさん)
    「いのししの護王神社に子年絵馬」(守口市 守口のタヌキさん)
    「子等燥ぎ杵搗く音や年の暮」(姫路市 みよこさん)
    「教え子の母の訃報や年の暮」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「年の暮れ家族揃って大掃除」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「年の暮れ捨てるか迷う日記帳」(大阪市生野区 コーンスープさん)
    「年の暮れ新札集め孫を待つ」(天王寺区 コンソメスープさん)
    「年の暮これが最後と叫ぶ店」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「年の暮れ鷲の嘴 魚の腹」(阪南市 枯れ紅葉さん)
    「骨壺につい声かける冬の朝」(姫路市 みよこさん)
    「年賀状ことしはみんな書きました」(姫路市 みよこさん)
    「今年もか…除夜の鐘聞く大掃除」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)

    今週の特選句は、
     選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は正月雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。