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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年3月2日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月28日)

    2月28日のお題は春寒」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「春寒を遠ざけていて百度踏む」
    「春寒や卵一個と一人鍋
    「春寒や居眠りぐせがいつのまに

    妙音新聞からは
    「淋しさと春の寒さとあるばかり」(綾部市 森本信太郎さん)
    「春寒の迷路渋谷で月仰ぐ」(世田谷区 伊東 良平さん)
    「春寒の寺院に法要響きけり」(志摩市 仲谷 陽子さん)
    「春寒し家族揃ふはリビングに」
    (奈良県 廣瀬 洋子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「残る火燵まだ山里はこゝろかな」
    「あけぼのや麦の葉末の春の霜」
    「冷終し袖に雨雲衣配」
    「芽柳の遊ぶ鳥まだ寒げなり」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「おちおちとクシャミも出来ぬ春寒し」
    「春寒に心ぬくもる朗読会

    あっきんの句は、
    「春寒し酒打ち合わせ足早に」
    「ゴルフ場紅梅背にし香り立つ

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「春寒や五輪危ぶむ声のして」(交野市 星のブランコさん)
    「春寒と一緒にさらばウイルスさん」(滋賀県 滋賀のまー君さん)
    「春寒に負けじ作家の あじき路地」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春寒し懐だけは冬のまま」(徳島市 豊中の元住人さん)
    「春寒の底冷えする日あられ舞う」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「春寒も芽吹きし花に活力を」(西宮市 みえこさん)
    「押入れの湯たんぽ戻す春寒に・・・」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「春寒し風の音聞く寝床かな」(淡路市 お散歩おじさん)
    「春寒や車内の温度3度上げ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春寒し陽だまりの中バス旅行」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「手放せぬ厚手のコート春寒し」(池田市 うさこさん)
    「散歩犬上着纏いて春寒し」(姫路市 みよこさん)
    「春寒や開花の草木一休み」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「春寒に冬の終わりを告げる花」(神戸市北区 たけしさん)
    「春の道 客なしでも駆ける馬」(三田市 ひろちゃんさん)
    「紅梅を さきがけ白梅一番乗り」(高槻市 ひろりんさん)
    「入学にレッスンバッグ手作りで」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「如月やアカペラ歌か猫の声」(淡路市 お散歩おじさん)
    「山の端の里山撫でる春霞」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「水仙の香りに自然と目をとじる」(東住吉区 ラビットさん)
    「春一番コロナも花粉も もういらん」(豊岡市 あきひめさん)
    「春浅し河津サクラもあと少し」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「冬の空冷たい中に灯をともす」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「海苔網の香りさわやか須磨の海」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「小春に春一番を待ちわびて」(神戸市北区 たけしさん)

    ゲストの阪上さんが選んだ句は、
    「ぼんやりと遥かハルカス春霞」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)

    ゲストの井上さんが選んだ句は、
    「新型のコロナウィルスで仕事なし」(滋賀県 滋賀のまー君さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「きさらぎの らしさ消えゆく温暖化」(川西市 心はいつも青春さん)
    「春寒にミシンをふんでクラフトす」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「春寒し蕾をほどく日の光」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)大森先生が校正されています
    「春寒や深夜も励む受験生」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「春寒しゴミに群がるカラスの目」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「花粉症よりもコロナの脅威かな」(池田市 うさこさん)
    「瀬戸内の網に鰆の銀鱗色」(守口市 守口のタヌキさん)
    「ジョギングや春の誘惑そこかしこ」(三田市 キロマルさん)
    「お水取り椿にかける願いかな」(茨木市 蒼龍さん)
    「初孫に就職祝いのロレックス」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「天と地が存う御代の天長祭」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、
    「感染症日本今こそワンチーム」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ウイルスに揺るぐ世界や春寒し」(三田市 キロマルさん)
    「春寒もカイロ昼には邪魔になり」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)

    です。

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年2月24日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月21日)

    2月21日のお題は梅の花」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「盆梅の座敷にあれば散りいそぐ」
    「探梅やその奥深き山の山
    「梅一樹他にさきがけて存在し
    「おくいぞめ白梅開花するを見つ」

    妙音新聞からは
    「国宝の寺苑に紅き梅蕾」(和歌山市 木下榮子さん)
    「ハモニカの音に惹かれつゝ探梅行」(吹田市 土山能孝さん)
    「飛梅や結ぶみくじは三分咲き」(柏原市 永味啓子さん)
    「夕月の丸くのぼりて梅白し」
    (御所市 田岡眞知子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「山里や井戸のはたなる梅の花」
    「雨雲の梅を星とも昼ながら」
    「ものしつか梅なら匂ふ鳥も来る」
    「雁鳴て夜の釣瓶に梅の花」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「梅の香も鼻炎マスクで臭いゼロ」
    「あけぼのに下弦の月の神戸港

    あっきんの句は、
    「床の間に師匠めでたき梅の花」
    「花粉症 鼻水するりマスクなし

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「お花見の気分で見入る梅の花(神戸市北区 たけしさん)
    「受験生 梅花に祈りて桜咲け」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「梅の花努力が実れと願をかけ」(高槻市 とよこさん)
    「梅の花二人で香り持ち帰る」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「路地裏を曲がれば見える梅の花」(淡路市 お散おじさん)
    「梅の花香りはかぐもくしゃみでる」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「紅梅に見とれて足を踏みはずし」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「梅愛でるならばチーズと白ワイン」(交野市 星のブランコさん)
    「梅の花今年も桜と共演か?」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「早咲きの梅を偵察ペアめじろ」(三田市 キロマルさん)
    「境内の梅の花見て耳澄まし」(守口市 しんきいってんさん)
    「月ケ瀬の眼下みごとな梅千本」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「細き雨梅の香しずめ杜の朝」(姫路市 みよこさん)
    「母うえし今日は満開梅の花」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ふきよかな梅の香りや盆梅展」(池田市 うさこさん)
    「梅の花一輪挿しが春告げる」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「とりあえずスマホに残す梅の花」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「梅の花見上げつつ青い空」(多可郡 北はりまのムーミン・ジィーさん)
    「いつものこと夏までの夢スケットか」(西宮市 やえこさん)
    「若鮎や波立つ川面生き生きと」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「ウイルスよ花見の日まで終息を」(神戸市北区 たけしさん)
    「猫の日をタマは知らずにご馳走食べ」(守口市 しんきいってんさん)
    「冴え返る夜景目映き掬星台」(三田市 キロマルさん)
    「春近し夕暮れ時の散歩道」(淡路市 お散おじさん)
    「みずみずの発表会で卒園へ」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「雪とけて光る朝日の雨水かな」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「卒業す仲間と演技祖母なみだ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「早春に旅立ち母は三回忌」(赤穂市 風ちゃんさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「かもすきや留学生が作りけり」(吉野郡 吉野の茶つみさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「梅の花マスク外してにおいかぐ」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「帰れとは書かず子供へ梅便り」(神戸市 さくら草さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「梅の花 春の香りを連れてくる」(大阪市西区 ちひろさん)
    「打ち上げの花火散るよな枝垂れ梅」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「よちよちの孫の後追い梅の花」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「梅咲いた木々が知らせる春の朝」(三田市 ひろちゃんさん)
    「八つ団子紅殻壁と梅の花」(守口市 守口のタヌキさん)
    「守口市 守口のタヌキさん」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「梅の花月の光によく似合う」(大阪市生野区 オムライスさん)
    「梅の花詠みし万葉令和かな」(茨木市 蒼龍さん)
    「下心隠して配るチョコレート」(大阪市生野区 オムライスさん)
    「水草の小さき気泡水温む」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「春霞時代を経てもいくさ跡」(茨木市 蒼龍さん)

    今週の特選句は、
    「打ち上げの花火散るよな枝垂れ梅」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「白魚とイカナゴ釘煮地方発」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「酒蔵と菜の花香る十石舟」(守口市 守口のタヌキさん)
    「菜種梅雨 季節くるわす二月かな」(姫路市 みよこさん)

    です。

    次回のお題は春寒雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年2月17日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月14日)

    2月14日のお題は白魚」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「白魚の姿笊にとどめえず」
    箸にすべる小鉢の中の白魚を」
    「箸に一筋白魚の瞳かな

    妙音新聞からは
    「白魚の魚網いまなほ古代漁」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「白魚に釘付になる嬰児の眼」(練馬区 北星関子さん)
    「白魚飯炊き待ちくるる母在し」(藤井寺市 竹村智巳さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「白魚や目までしら魚目は黒魚」
    「きさらぎの日和もよしや十五日」
    「春草の姿待たる裾野かな」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「椀種に白魚スラリ京の夜」
    「盆梅の一鉢ポツリ線路ばた

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「太陽に煌めく遡上の白魚よ(守口市 守口のタヌキさん)
    「白魚も歳を重ねて今くま手」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「白魚や素魚を知り博識に」(三田市 キロマルさん)
    「白魚の透明感や春を呼ぶ」(池田市 うさこさん)
    「白魚を酢に浸しては踊り食い」(茨木市 蒼龍さん)
    「四つ手網白魚ねらい今日も漁」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「白魚を焼いて楽しむ独り酒」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「白魚を弁当に入れ受験生」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「白魚に梅干し置くと嫁の顔」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「川のぼる白魚捕獲踊り食い」(神戸市西区 はるさのおじいちゃんさん)
    「白魚や春がおどる口の中」(多可郡 北はりまのムーミン・ジィーさん)
    「鬼は外ママが鬼なのどっかいけ」(三田市 なぎささん)
    「幼な孫 初の「ジージ」や春日和」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「静々と足跡消し去る牡丹雪」(守口市 守口のタヌキさん)
    「探梅にしばしば忘れる痛む足」(交野市 星のブランコさん)
    「手をかざし朝日にはえる梅の花」(東住吉区 ラビットさん)
    「バレンタイン夫へ友へ感謝チョコ」(池田市 うさこさん)
    「だいりさま夜這いでたべるチョコレート」(加古川市 ゲゲさん)
    「水仙の潮風香る黒岩郷」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「インフルで閑散とする渡月橋」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「本命のチョコがもらえずガッカリす」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「もてない君 見栄で買ってるチョコレート」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    寺谷さんが選んだ句は、
    「もどかしく白魚食べたリポーター」(大阪市生野区 オムライスさん)
    「ウィルス花粉も襲う春の乱」(淡路市 お散歩おじさん)

    コメンテーターの佐藤さんが選んだ句は、
    「孫の手は透き通る白 白魚だ」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「義理チョコは断るつもりが貰えず」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    ゲストの大山さんが選んだ句は、
    「白魚のおどり喰いに飲みこめず」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「卒業や後輩球児に夢たくす」(吉野郡 吉野の茶つみさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「白魚や透けて真白き華の舞」(淡路市 お散歩おじさん)
    「白魚を桶に泳がす軒の先」(大阪市淀川区 淀川ペンギンさん)
    「白魚の川側賑わう踊り食い」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「白魚舟行きかう舟に雪しぐれ」(姫路市 みよこさん)
    「白魚が知らせてくれるクラス会」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「白魚や念仏となへ食いにけり」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「立春の明けの二日の粉雪」(高槻市 ひろさん)
    「強東風やひねもす揺れる豪華船」(三田市 キロマルさん)
    「絹衣 纏う宮司や紀元祭」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、
    選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は梅の花雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年2月10日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月7日)

    2月7日のお題は節分」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「節分会裃揃ふ干支頭」
    「豆を撒く桝にいくつか籤の豆
    「節分会変わらず甘酒お接待

    妙音新聞からは
    「節分の鬼の面付け遊ぶ子ら」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「節分祭楽しみに待つ奉納芸」(堺市 大津武美さん)
    「柊や鰯刺す枝残し置く」(橋本市 森岡順子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「豆の番今宵の月に棒つく事」
    「豆食ふて豆の花とも詠ばや」
    「雪路かな薪に狸折添て」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「節分に 民話の鬼の 勢ぞろい」
    「恵方巻 高級品も 黙り食い

    あっきんの句は、
    「節分に 赤鬼パクリ 和菓子かな」
    「節分に 鰻と酒の ペアリング」

    アルミカンの赤阪さんの句は、
    「節分に 豆を投げられ 顔真っ赤」

    アルミカンの高橋さんの句は、
    「節分に 太巻き食べるも 向き間違えた」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「節分の鬼よりこわい我女房」(大阪市西区 ちひろさん)
    「ピーナッツならばと鬼の酒のあて」(交野市 星のブランコさん)
    「節分を巻き寿司の日と孫は言う」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「節分の福豆嬉し春の数」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「豆撒きを嫌ってパパは朝帰り」(生野区 オムライスさん)
    「節分が終わればすぐにバレンタイン」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「松明の火の粉が散らす鬼遣らい」(守口市 守口のタヌキさん)
    「節分の風に感じるあすの春」(大阪市住吉区 ラビットさん)
    「節分や恵方まき食べし福招く」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「アルミカンひろう老人福は内」(加古川市 ゲゲさん)
    「節分や渡る世間は詐欺ばかり」(池田市 タンポポさん)
    「節分の鬼にびっくり園児泣き」(池田市 うさこさん)
    「節分がカリフォルニアロールで南国に」(大阪市 恋するサボテンちゃんさん)
    「豆まきに鬼も内よと叫んでる」(茨木市 蒼龍さん)
    「パパだけが怖い思いの鬼遣らい」(天王寺区 レトルトカレーさん)
    「節分の赤鬼いつもジジの役」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「豆を煎る香りに鬼が寄って来た」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「氷柱なめ舌くっつき泣く幼少期」(守口市 しんきいってんさん)
    「紅花や白菜樽に唐辛子」(交野市 星のブランコさん)
    「立春も過ぎて寒さの厳しかな」(淡路市 お散歩おじさん)
    「流氷が遅れて届く雪の国」(生野区 オムライスさん)
    「老夫婦雪掻きなくて安堵する」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「春告げる孟宗竹の丈くらべ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「雪まつり雪が降りだし何時もの世」(茨木市 蒼龍さん)
    「立春や三色すみれ生き生きと」(神戸市垂水区 ますきさん)

    アルミカンの赤阪さんが選んだ句は、
    「私留守鬼の居ぬまと言われそう」(神戸市 ミントグリーンさん)
    「将軍の置き土産かな大寒波」(三田市 キロマルさん)

    アルミカンの高橋さんが選んだ句は、
    「鬼は内妻は年中角生やす」(守口市 しんきいってんさん)
    「巻きずしにカステラ端っこ福があり」(神戸市 ミントグリーンさん)

    ゲストの本郷さんが選んだ句は、
    「鬼は外今年はついでにコロナ外」(徳島市 豊中の元住人さん)大森先生が校正されています
    「マスクして外人観光冬の城」(姫路市 みよこさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「節分や豆と戯るランドセル」(淡路市 お散歩おじさん)
    「節分で赤鬼と孫写真とる」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「壬生寺の炮烙割れて春近し」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「恵方巻き黙って喰えぬ関西人」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「面取れば好々爺なり追儺鬼」(神戸市西区 はるさのおじいちゃんさん)
    「節分の鬼役呼ばれ退治され」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「節分に絵馬に託した受験生」(天王寺区 コンソメスープさん)
    「節分や金夆山寺は鬼も内」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「節分の賑わう京やおばけ結い」(姫路市 みよこさん)
    「寒波来てようやく冬を感じけり」(池田市 うさこさん)
    「膨らんだ梅の蕾に霰積み」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「立春や筒井筒を読みにけり」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「雪の日は家族の帰りまちどおしい」(豊岡市 ブタのブーさん)

    今週の特選句は、
    選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は白魚雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年2月3日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月31日)

    1月31日のお題は寒梅・風花」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「まぎれなく一輪染めて寒の梅」
    「憂れひ気に瞳み風花追ふてをり
    「風花をみているようで心そと
    「年女寒梅笑ふめでたき日」
    (芦屋市 安田さやかさん)

    妙音新聞からは
    「寒梅の剪定ふかき空の青」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「合格祈願確と受けた冬の梅」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「朝晴れて今日を一人の探梅行」(四日市市 北山紀美さん)
    「風花に包まれしねこ電車くる」(柏原市 永味啓子さん)
    「風花や笑みし地蔵を包み込む」(志摩市 仲谷陽子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「嘉儀候よやをら初日の梅ごころ」
    「風が吹く梅のつぼみのしっかりと」
    「風花に月の輪きをふ紫野」
    「ひうくと風は空ゆく冬ぼたん」
    「梅や紅人の気のはつ鏡」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「寒梅の花より多きマスクかな」
    「風花もウイルスに見ゆ子年

    あっきんの句は、
    「あしらいに ほのかに香る寒梅よ」
    「子年 酒チャンネルの開設だ」
    「風花も新型コロナ脅威かな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「縁側で寒梅楽しむ老夫婦」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「寒梅や冬陽あつめて背伸びする」(明石市 アキオさん)
    「寒梅の枝にうぐいす気が早く」(神戸市北区 たけしさん)
    「乾杯!と寒梅見ながら打ち上げだ」(岸和田市 ポテちんさん)
    「寒梅を愛でる夫婦は肩寄せて」(交野さん 星のブランコさん)
    「寒梅の一輪風に負けぬかな」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「寒梅が好きな母へのお供えに」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「しゅみわたる「越乃寒梅」指温し」(住吉区 伝書鳩さん)
    「寒梅も季節疑い咲き乱れ」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「観梅の通知が届く寒い朝」(生野区 オムライスさん)
    「遠来の友人誘って梅見かな」(天王寺区 レトルトカレーさん)
    「寒梅を捜していたらろうばいだ」(加古川町 しげおさん)
    「寒梅やほころびかける暖かさ」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「寒梅と言うより今年は暖梅だ」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「寒梅の上枝一輪ほのしろく」(阪南市 枯れ紅葉さん)
    「寒梅やこの気温ではまだ咲けぬ」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「寒梅と水仙の旅淡路島」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「風花や潮風香る須磨の海」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「舞い散った かぜはな見ゆる春を知る」(茨木市 蒼龍さん)
    「風花に白く輝く雪の粉」(神戸市北区 たけしさん)
    「恋風の雪片刺さる14日」(守口市 守口のタヌキさん)
    「風花や舞い降り刹那消す」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「寒空を見上げた頬に風花が」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「風花や舞って踊って散りしかな」(淡路島市 お散歩おじさん)
    「風花を纏ひリフトはちと揺れぬ」(三田市 キロマルさん)
    「曇り空 風花舞った通勤路」(生野区 オムライスさん)
    「風花は相合い傘がよく似合う」(天王寺区 レトルトカレーさん)
    「風花や京の軒先曲がりける」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「風花や村の杉の木ゆらしつつ」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「風花に明石海峡霞けり」(姫路市 みよこさん)
    「父母ねむるふる里めぐれ梅の風花」(東灘区 タエコさん)大森さん校正 「風花す父母ねむる星空に」
    「風花を取らんとかざす幼き手」(池田市 うさこさん)
    「風花がくれた元気で担ぐ板」(姫路市 姫路の夢太郎)
    「あの人に もらえぬチョコ蜃気楼」(守口市 守口のタヌキさん)
    「長話しおなご笑いて日脚伸ぶ」(交野さん 星のブランコさん)
    「六甲に穴場ありけり初スキー」(三田市 キロマルさん)
    「紅梅を食べたくなるよな紅を引く」(福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「初場所や肩書き要らぬ面白さ」(淡路島市 お散歩おじさん)
    「八朔の実りて枝重し」(高槻市 ひろりんさん)
    「千姫の おもい虚しや寒椿」(姫路市 みよこさん)
    「菜種梅雨三月なのに一月に」(茨木市 蒼龍さん)
    「梅の香を聞いて一枚 毛糸脱ぐ」(姫路市 姫路の夢太郎)

    コメンテーターの宮倉さんが選んだ句は、
    「寒梅や波静かなる瀬戸の海」(淡路島市 お散歩おじさん)
    「風花を眺めて励む受験生」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「恵方飲みワイングラスで日本酒を」(赤穂市 風ちゃんさん)

    ゲストの笹原さんが選んだ句は、
    「寒梅か少し荒れてる嫁の口」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃん)
    「凛として孫の春待つランドセル」(住吉区 伝書鳩さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「寒梅の一輪咲くや床の上」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「上七軒五つ団子と寒紅梅」(守口市 守口のタヌキさん)
    「寒梅や天変地異の忍びより」(三田市 キロマルさん)
    「澄み渡り寒梅がある荒れ畑」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「特急の去りて風花より迷う」(交野さん 星のブランコさん)
    「風花にどこからきたのきいてみた」(東住吉区 ラビットさん)
    「風花のシャッターチャンス待ち二日」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「風花を眺めて励む受験生」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「大根の底値農家は悲鳴上げ」(池田市 うさこさん)
    「ママ似だね先生笑う鬼の面」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    今週の特選句は、
    選ばれた方全員が特選句

    です。

    次回のお題は節分雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。