お盆も終わり、長いお休みを取られている方は、この週末に帰省されるかと思います。
長~い渋滞には、ウンザリさせられますが、一つ心配なのが「乗り物酔い」。
これは、もう酔う人は酔ってしまいますので、何か対策が必要です。
「乗り物酔い」は、耳の奥にある「三半規管」というバランスをつかさどる器官の変調で引き起こされます。
三半規管の中にはリンパ液があります。これが体の傾きを察知して、脳に信号を送り身体のバランスを保っています。
歩いている時などは、歩く速さと同じスピードで周りの景色も動くので、三半規管で察知しているバランス感覚と、体が感じる知覚とのバランスがとれています。
しかし、車などに乗ると、絶えずリンパ液が揺さぶられる上、「自分は車の座席でじっとしている」のに「景色がどんどん変わるし体も上下左右に揺れている」という感覚のズレも加わって、体が変調をきたし乗り物酔いがおきてしまうのです。
さらに、
・睡眠不足や疲労、空腹または満腹、
・カーブや揺れの多い道を通過する、ガソリンや車内の匂いが気になる
・「自分は乗り物酔いする」と思い込んでいる、
などの要因が重なることで、「乗り物酔い」が引き起こされます。
では、どうすれば「乗り物酔い」を防げるか?
要は、先に言いました要因を、取り除けばいいわけです。
まずは、普段から体に負担をかけない健康的な生活を送りましょう。
また安全でスムーズな運転を心がけるだけで車の揺れは解消しますし、車内の匂いは、日頃の清掃や車の窓を開けて走るなどすれば解決します。
「乗り物酔いするという思い込み」への対応は、酔いやすい人は事前に「酔い止め」の薬を飲んでおけば、それだけで安心感に繋がります。
ちょっとした心がけで、「乗り物酔い」は解消出来ますので、ぜひ試してみて下さいね。