CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年8月16日(木) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    乗り物酔いを防ぐ方法について

    お盆も終わり、長いお休みを取られている方は、この週末に帰省されるかと思います。

    長~い渋滞には、ウンザリさせられますが、一つ心配なのが「乗り物酔い」。

    これは、もう酔う人は酔ってしまいますので、何か対策が必要です。

    「乗り物酔い」は、耳の奥にある「三半規管」というバランスをつかさどる器官の変調で引き起こされます。

    三半規管の中にはリンパ液があります。これが体の傾きを察知して、脳に信号を送り身体のバランスを保っています。

    歩いている時などは、歩く速さと同じスピードで周りの景色も動くので、三半規管で察知しているバランス感覚と、体が感じる知覚とのバランスがとれています。

    しかし、車などに乗ると、絶えずリンパ液が揺さぶられる上、「自分は車の座席でじっとしている」のに「景色がどんどん変わるし体も上下左右に揺れている」という感覚のズレも加わって、体が変調をきたし乗り物酔いがおきてしまうのです。

    さらに、

    ・睡眠不足や疲労、空腹または満腹、

    ・カーブや揺れの多い道を通過する、ガソリンや車内の匂いが気になる

    ・「自分は乗り物酔いする」と思い込んでいる、

    などの要因が重なることで、「乗り物酔い」が引き起こされます。

    では、どうすれば「乗り物酔い」を防げるか?

    要は、先に言いました要因を、取り除けばいいわけです。

    まずは、普段から体に負担をかけない健康的な生活を送りましょう。

    また安全でスムーズな運転を心がけるだけで車の揺れは解消しますし、車内の匂いは、日頃の清掃や車の窓を開けて走るなどすれば解決します。

    「乗り物酔いするという思い込み」への対応は、酔いやすい人は事前に「酔い止め」の薬を飲んでおけば、それだけで安心感に繋がります。

    ちょっとした心がけで、「乗り物酔い」は解消出来ますので、ぜひ試してみて下さいね。

  • 2018年8月8日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    炎天下の車内温度を素早く下げる方法

    夏場の車内は、太陽光で加熱されてますから、まさに「炎熱地獄!」
    JAF(日本自動車連盟)の調査では、日中に窓を閉めきった車内は50~60℃にまで達するそうです。

    計器盤の周辺(いわゆるインパネ)に至っては80近くになることもあるそうです。

    特にボディが濃い色の場合、淡い色に比べて、さらに車内温度が+5℃ 程度上昇するそうです。

    そんな車内の温度を下げるには、どうすればいいか?

    JAFがいろんなテストをした結果、最も早く温度を下げるには、

    • 窓を全開にする。
    • エアコンを「外気導入」にして走り出す。
    • 車内の熱気を放出したら窓を閉め、「内気循環」にして冷やす

    ことが最も効率的だそうです。

    JAFの実験では、この方法で55だった車内温度が、2分以内に約29℃まで急減したそうです。

    ちなみに、窓を閉めた状態でエアコンをかけただけでは、同じ程度の温度にまで下げるのに10分ほどかかるそうです。

    窓を開けることで車内の熱気が排出され、さらに走行することでクルマの後部にある換気口部から、熱気が一気に吸い出されます。

    またエアコンを一旦、外気モードにすることで、車外の空気を吸いながら冷気を車内に吹き出すため、冷却が促進されるというわけです。

    皆さんも、ぜひお試しあれ。

  • 2018年7月24日(火) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車に乗っているときの熱中症対策

    先日の西日本豪雨災害の後、打って変わっての猛暑日が続いて、全国的に熱中症のニュースが毎日のように報道されていますね。
    こんな暑い日は、クーラーをガンガンに効かせた車で移動しようと思うものですが、実は車の中は、意外に熱中症が起こりやすい環境だということをご存知ですか?

    熱中症の怖いところは、たとえ室内でジッとしていても、熱中症になることがあるということです。
    そして、それは車内にいても同じこと。 むしろ部屋の中よりも車内のほうが、熱中症を簡単に引き起こしやすい条件を備えているんです。

    中でも、特に熱中症を引き起こしやすいのが運転手です。

    その理由は、
    ・熱いダッシュボードに近い
    ・サイドガラスやフロントガラスから直射日光を浴びやすい
    ・運転中はハンドルから手が離せないので、すぐ飲み物を手に取れない
    ・車の運転に神経を集中しているために、脱水や熱中症のサインに気付かない
    ・長時間の運転による疲労や睡眠不足

    そこで車を運転する人は、熱中症対策をしておくことが大事です。
    ・必ず飲み物を持参して、こまめに給水しながら運転しましょう。
    ・体調不良、睡眠不足、疲労感がある時の運転は、控えましょう。

    また長時間運転になりそうな時は、車内に十分な熱中症対策をしておきましょう。
    ・クーラーボックス(飲み物や冷却材を保冷する)
    ・首に巻くタイプの冷却剤
    ・車内で使えるミニ扇風機
    ・座席を涼しく保つパッドや座席カバー
    ・遮熱カーフィルム

    そして、とにかく油断と無理は禁物! 体調が万全でない時は、運転を控えましょう。
    また仕事柄、長距離運転には慣れているという人も、決して油断せずに、しっかりと対策をしてください。

    また、子どもを車に乗せたまま親が車を離れてしまい、その間に車内の子どもが熱中症になって、命を落とすという事故も後を絶ちません。

    クーラーをかけているから大丈夫、などと考えず、お子さんだけを車に残すことが無いように注意してくださいね。

  • 2018年7月19日(木) 13時36分 一紀のツーと言えばカー!

    夏場の追突予防対策について

    連日、猛暑の日が続いていますが、こういう陽ざしの強い日に運転していると、トンネルから出た瞬間や、薄暗い地下駐車場から地上へ出る時に「まぶしい!」という体験をした方も多いのではないでしょうか?

    特に白い車や荷台が銀色のトラックが前を走っていると、突然「前の車が消えた」ように感じることがあります。

    なぜ、このような現象が起こるのでしょうか?

    例えば白や銀色などの明るい色の車が強い太陽光に照らされると、全体が光に包まれたように見えて、車が見えにくくなります。

    これを「蒸発現象」といいます。

    その逆で、空はまだ明るいのに路面近くが薄暗い夕暮れ時や、日中に照明のないトンネルに入った直後などは、色の濃い車が周囲の暗さと同化してしまうことがあります。

    これを「溶け込み現象」といいます。

    これらの現象が起こりやすい条件下では、自分だけではなく、他の車のドライバーも同じような感覚になると考えてください。

    もしも自分の車が、思い切り明るい色または暗い色をしているなら、後方からの追突されないように、

    ・昼間はトンネルを出た直後、テールランプを少し長く点灯させておく。

    ・夕暮れ時は早めにテールランプを点灯させる。

    といった対策が大事です。

    また、トンネルの出口付近で起こる「逆光現象」も危険です。

    夕暮れ時には太陽光が、正面からトンネルの出口付近に差し込むことがあります。

    この時、前の車が光に包まれて見づらくなって、後続車のドライバーがとっさにブレーキを踏んでしまいがちです。

    ですから、トンネルの走行する時は、時間帯や周囲の状況、車間距離などに注意を払い、安全に走行することが肝心です。

  • 2018年7月11日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車が冠水・浸水した時の対応策

    先週末は、西日本各地で記録的な豪雨となって大きな被害が出ました。

    こうした時に、車の運転で気を付けないといけないのが、車の水没事故です。

    車はある程度の冠水や浸水に耐えられるように設計されています。

    豪雨などで発生した深い水たまりでも、ある程度走行できるのはそのためです。

    しかし、一般的に走行可能とされる水深は、一部のオフロードタイプの4輪駆動車を除けば、ドアの下端、つまり車の床面が浸からない程度となります。

    ですから、集中豪雨などで発生する冠水した道路の走行には注意が必要です。

    アンダーパス(立体交差道路のひとつ)や、道路がえぐられている電車ガード下の道路といった、スリバチ状の道路に水たまりが発生している場合は、絶対に入らず引き返しましょう。

    水たまりは、見た目だけでは水深を測ることができないので、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。

    ところが車の床面以上の水深であっても、ただちに浸水はしません。

    そのため、危険を察知するころには、車が浮いて前後に動かなくなり、エンジンの吸気口が水を吸ってしまったり、排気管が水圧で塞がれてエンジンが停止してしまいそのまま立ち往生という最悪の結果にもつながりかねません。万が一、車が冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐに車を止めて、慌てずにエンジンを停止させましょう。

    その上で、いきなり車の外に出て水たまりに入るのではなく、水深を測りながら、ゆっくりと足をついて、進んできた方向とは逆の、元来た道に歩いて避難しましょう。

    水たまりが濁っている場合は道路の状況がわからないため、マンホールのふたが外れていたりすることもありますので、一歩一歩、確かめながら歩くことが大切です。車両は水が引くまで放置するしかありませんので、その旨をJAFなどに連絡してください。

    また水が引いたからといって、車に乗り込んでエンジンを掛けると破損や感電の危険がありますので、絶対にやめてください。