2025年最後のゲストは、大島椿株式会社の岡田一郎さんにお越しいただきました。
今回、寺谷さんたちは、東京・竹芝桟橋から夜に出航し、朝には伊豆大島へ到着する大型客船「さるびあ丸」に乗って伊豆大島に向かいました。船内でゆっくり休めるため、宿泊費を抑えつつ、到着した朝から一日を有効に使えるんですよ。
実際に乗船してみると、最新設備が整った船内は快適でした。
早朝に伊豆大島へ到着すると、まず向かったのは温泉施設。大型船の到着時刻に合わせて早朝営業しており、旅の疲れを温泉で癒やしてから一日をスタートできます。湯上がり後には施設内の喫茶でモーニングを楽しみ、心身ともに整った状態で観光へ出発しました。
続いて訪れたのが、元町港にある「元町テラス」。大島椿が手がけたこの施設は、カフェや食事スペースに加え、バリアフリー対応の最新トイレを備えた、島の玄関口にふさわしい場所です。
特にお茶漬けやフィナンシェ、大島バターを使ったスイーツは、絶品!お茶の老舗による監修やスタッフの研修など、「また来たい」と思わせる工夫が随所に感じられます。
旅のハイライトの一つが、日本で唯一「砂漠」として認められている伊豆大島の裏砂漠です。三原山の噴火によって堆積した火山灰とスコリアが、風向きの影響で北東部に広がり、降水量の条件を満たすことで「砂漠」と定義されています。
黒い大地が広がる独特の風景は圧巻で、しかも車で近くまで行けるため、バリアフリー車両を利用すれば足の不自由な方でも楽しめるんです。
この三原山の存在は、単なる観光資源だけでなく、島の人々にとっては神聖な存在でもあるんです。
約30~40年周期で噴火を繰り返す活火山ということもあって、自然と共に生きる島の歴史や信仰にも思いを馳せることができます。
旅の終盤には、椿油の製油所や椿花ガーデン、そして海岸清掃の現場も訪れました。ウミガメの産卵環境を守るため、大島椿の社員のみなさんが継続的に清掃活動を行っているんですよ。
夜行船から始まり、温泉、食、自然、文化、環境保全まで体験できる伊豆大島の旅。こちらの動画からご覧いただけますよ。




