CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年6月15日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月12日)

    6月12日のお題は紫陽花」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「白々と額紫陽花の幼なかり」
    「紫陽花のまだみどり色して染めず」
    「夏マスクつけて平常心となる」 

    妙音新聞からは
    「自粛してぼんやり眺む額の花」(福岡市 永野久美子さん
    「通路だけ残し満開紫陽花寺」(志摩市 仲谷陽子さん
    「むらさきは執着ふかき紫陽花哉」(藤井寺市 竹村智巳さん
    「紫陽花の終息願ふ朝日さす」(柏原市 永味啓子さん

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「額淡し紫陽花濃くと見て歩き

    「薔薇くだち紫陽花日々に色保つ」
    「大床の瓶のゆたかに濃紫陽花」
     
    「緑陰へかけて飛石十二三」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「校庭の紫陽花嬉しげ子らの声」
    「ザアザアとコロナも流せ梅雨の入り

    あっきんの句は、
    「ハート型 紫陽花見つけ三室戸寺」
    「梅雨入りでマスクの中は蒸し風呂に」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「あじさいに梅雨の滴が潤う日」(神戸市北区 たけしさん)
    「雨に濡れ紫陽花の色 七変化」(堺市 堺の河内さん)
    「あじさいも てるてる坊主も笑ってる」(大阪市西城区 三児の母さん)
    「嵐電の裾を彩る手毬咲き」(草津市 草津市のグリーゼ581さん)
    「梅雨映えし紫陽花見蕩れ蛇出現」(西宮市 みえこさん)
    「紫陽花につゆ玉光る朝の庭」(赤穂市 みるくガールさん)
    「遮断機降りこころ和ます紫陽花かな」(川西市 心はいつも青春さん)
    「紫陽花や雨と涙が歌になり」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ピアニカの音色に揺れる濃紫陽花」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「紫陽花の開花と共に梅雨入りに」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「さりげなく路傍にきらり額の花」(三田市 インコ・ママさん)
    「あじさいの下に隠したガラス玉」(大阪府泉南郡 団魂の世代さん)
    「やってみた紫陽花さし木花芽付く」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「紫陽花に孫初めてのかたつむり」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「蛙より雨を待ってる紫陽花が」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「紫陽花の葉に雨蛙 目を凝らし」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「窓際に紫陽花飾りティタイム」(天王寺区 コンソメスープさん)
    「パパ寝てる濡れる紫陽花洗濯と」(福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「アジサイでジメジメ感がいやされる」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「特急の素通りホームに咲く紫陽花」(姫路市 みよこさん)
    「紫陽花が私の鼻歌 聞いている」(大阪市泉南郡 クリスマスローズさん)
    「あじさいの色がうつろう つゆの空」(高槻市 ひろよしさん)
    「紫陽花の日日変わり行く花模様」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「あぢさゐのよろにはなれぬ七変化」(東住吉区 ラビットさん)
    「小雨降るこみちに顔出すあじさいかな」(東住吉区 スバルさん)
    「キラキラのあじさい和菓子おみやげに」(神戸市北区 マーブルさん)
    「紫陽花の花をみてたら癒される」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「あじさいの片麟生けて微笑んだ」(加西市 えつこさん)
    「橋の下くぐればそこにあじさいが」(徳島市 豊中の元住人さん)
    「井戸水で紫陽花潤ふあじき路地」(守口市 守口のタヌキさん)

    「カタツムリ雨を背負って葉を滑る」(赤穂市 みるくガールさん)
    「雨音に少し睡魔の梅雨の朝」(淡路市 お散歩おじさん)
    「炎昼や鋸引くテンポ乱れたる」(三田市 キロマルさん)
    「そこかしこ湧き出づピンク皐月映ゆ」(三田市 インコ・ママさん)
    「青空に糸ひき伝えたありがとう」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「梅の果のコロコロコロりあまんじゃく」(高槻市 ひろりんさん)
    「マスクより先に白旗届きそう」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「早起きの睡蓮たれがいの一番」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「鱧祭りこんちきちんが消えてもた」」(茨木市 蒼龍さん)
    「入梅しコロナ流して収束を」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「入梅や里山の木木 青青と」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「センバツや感謝と涙 甲子園」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「菅笠に粋な半被の金魚売り」(守口市 守口のタヌキさん)

    コメンテーター大田さんが選んだ句は、
    「紫陽花の葉の裏二匹かくれんぼ」(奈良市 法隆寺の鐘さん)

    ゲストの大山さんが選んだ句は、
    「飲み会の相手は自宅で紫陽花と」(赤穂市 風ちゃんさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「雨強し紫陽花淡く耐えて咲く」(神戸市 みさきさん)
    「雨脚を上手く捌くや濃紫陽花」(三田市 キロマルさん)
    「紫陽花が日々色深め梅雨近し」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「紫陽花の千変万化なにしおう」(茨木市 蒼龍さん)
    「紫陽花が見渡す限り宇治の寺」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「玄関に紫陽花並べ友を待つ」(天王寺区 レトルトカレーさん)
    「紫陽花や色とりどりの傘も揺れ」(大阪市池田市 うさこさん)
    「あじさいの海の色して孫生まる」(姫路市 れいこさん)
    「あじさいに雨滴が光る見事すぎ」(西宮市 さくらさん)
    「紫陽花に脇役映えるかたつむり」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「あじさいやどの色買うかまよいけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    「水溜まり触れずに落ちて柿の花」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「咆哮の虎と言う名の菖蒲咲き」(大阪市池田市 うさこさん)
    「青梅の転がり落ちて祠前」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「ウイルスに負けずに夢をプロ野球」(神戸市北区 たけしさん)
    「カタツムリいつのまにやらこんなとこ」(豊岡市 ブタのブーさん)

    次回のお題は梅雨」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年6月8日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月5日)

    6月5日のお題は新樹」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「ワクチンに命あづけて新樹かな」
    「新樹光に少し日焼けてマスク顔」
    「マスクはづせば顔半分の日焼け」 

    妙音新聞からは
    「弘法の水湧く里の新樹光」(八尾市 浅井祥多さん)
    「散歩道空と水辺と新樹光」(富山市 國見由利子さん)
    「つちふるやコロナ自粛のつづきをり」(八尾市 向垣朝加さん)
    「月を待つ寺の若葉の新樹かな」(綾部市 森本信太郎さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「水に描く明暗新樹かがやきて

    「早苗饗の西洋料理よろこばれ」
    「飯炊いて寺に果つる身時鳥」
     
    「縁あっていま坊守やほととぎす」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「獅子の里 新樹の香る旨し酒」
    「びわの実の茶菓にお抹茶 滝の水

    あっきんの句は、
    「異空間 新樹囲まれ和菓子かな」
    「酒米を食べて応援 夏コロナ」

    アルミカンの高橋さんの句は、
    「新樹より真珠が欲しいお年頃」

    アルミカンの赤阪さんの句は、
    「肌に触れ鏡見る吾も新樹かな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「峡の駅いともはんなり新樹光」(三田市 キロマルさん)
    「ローカル線 新樹の風が駆けて行き」(淡路市 お散歩おじさん)
    「お日さまが新樹を照らす奥の院」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「新樹光 登山口発つ杖と鈴」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「トトロかな新樹囲まれ いびきかく」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「窓の外新樹眺める籠の鳥」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「新樹やでスパスパ切れた良いはさみ」(加古川市 ゲゲさん)
    「陽が落ちて春が一気に緑運ぶ」(神戸市長田区 匿名さん)
    「瑞々し新樹すっくと空へ伸び」(池田市 うさこさん)
    「散歩道 若葉眺めて勇気出る」(西宮市 さくらさん)
    「新樹にて若葉の香り心地良く」(神戸市 たけしさん)
    「生い茂る青々伸びる新樹かな」(茨木市 蒼龍さん)
    「足を止め新樹眺める高齢者」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「新樹風 光かがやく青葉かな」(大阪市東住吉区 スバルさん)
    「ひとやすみ大きくなった新樹影」(神戸市北区 マーブルさん)
    「この時期 土手を歩けば新樹光」(徳島市 豊中の元住人さん)

    「音羽山 懸崖造りの新樹林」(守口市 守口のタヌキさん)

    「マスクして夏空ながめビール飲む」(三田市 ひろちゃんさん)
    「節制をしてきたつもりが不摂生」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「雨蛙 此処にいるよと雨を告げ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「最近は馴染んで見える黒マスク」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「夏空に編隊感謝 医師たちへ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「酢ではダメおやつ黒蜜トコロテン」(交野市 星のブランコさん)
    「紫陽花や色とりどりに雨上がり」(池田市 うさこさん)
    「百合が咲く夏に備えと香りたつ」(匿名希望さん)
    「梅雨入りの災害備え溝掃除」(垂水区 ますきさん)
    「頭たれ重たいほどの あじさい花」(赤穂市 みるくさん)
    「新緑にコロナの気配 消える日よ」(神戸市 たけしさん)
    「卯の花や雨に打たれて崩れ散り」(姫路市 みよこさん)
    「田植えすみカエルの合唱ここちよい」(豊岡市 あきひめさん)
    「貴船川 冷や酒一献ハモ落とし」(守口市 守口のタヌキさん)
    「衣がえ子らのTシャツ皆チビT」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    ゲストの中西さんが選んだ句は、
    「久し振り駅そば食べる朝が来た」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「世の騒ぎ知らぬがごとく新樹萌え」(箕面市 箕面のとしジィさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「キラキラの新樹眺めて初デート」(大阪市長野区 気楽な隠居さん)
    「新樹もて森の奏でるシンフォニー」(三田市 インコ・ママさん)
    「コロナにも負けず新樹は鮮やかに」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「怒りなど新樹の蔭で消しなさい」(交野市 星のブランコさん)
    「間引きたい柿の新樹を そっと折る」(匿名希望さん)
    「六甲の新樹の風やハイキング」(垂水区 ますきさん)
    「むくむくと新樹ゆたかに山の朝」(赤穂市 みるくさん)
    「思うまま伸びる新樹や暗き杜」(姫路市 みよこさん)
    「新樹雨あたる葉の音心地良し」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「教室の子らは新樹の風をあび」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「和むるや編隊飛行と遠花火」(三田市 キロマルさん)
    「万緑や白の浮き立つ姫路城」(三田市 インコ・ママさん)
    「万緑に一族の墓 並びおり」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「集まりし つばめのお宿 数千羽」(茨木市 蒼龍さん)
    「校庭に歓声踊るランドセル」(川西市 心はいつも青春さん)
    「やっと来たアベノマスクは仕事用」(草津市 滋賀のまー君さん)

    今週の特選句は、

    選ばれた方全員を特選句とさせて頂きました

    次回のお題は紫陽花(あじさい)」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年6月1日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月29日)

    5月29日のお題は袋掛」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「袋掛蛙寄りきし葡萄棚」
    「白き袋掛けて清しき梨畠」
    「村落をあげてバナナの袋掛」 

    妙音新聞からは
    「懐かしや幼き手伝ひ袋掛」奈良市 廣瀬洋子さん
    「距離を取りただ黙々と袋掛」四日市市 北山紀美さん
    「袋掛みんな笑って妣もゐて」藤井寺市 竹村智巳さん

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「山裾は妹背のながれ袋掛

    「あやまちし袋ひらひら袋かけ」
    「荘守に夏鶯の惜しみなく」
     
    「柿の花散り放題の其後かな」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「袋がけなぜか都会の庭先に」
    「びわの実の無造作に成る線路脇

    あっきんの句は、
    「袋掛丹精込めて熟す桃」
    「マスク蒸れ化粧崩れの夏日かな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「袋掛けしていくうちに思い出す」(姫路市 さくら草さん)
    「袋掛け甘くなれよと桃に言う」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「老いふたり肩揉みおうて袋掛け」(交野市 星のブランコさん)
    「袋掛けショッピングカートに忘れがち」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「甘くなれ老木の枇杷袋掛け(池田市 うさこさん)
    「吹き抜ける風爽やかに袋掛け」(淡路市 お散歩おじさん
    「嫁の毒ふくろかけして甘くする」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「袋かけ五十肩には辛いころ」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「美味しさを提供したいと袋掛け」(川西市 心はいつも青春さん)
    「袋かけ私の口はマスクかけ」(徳島市 豊中の元住人さん)
    「袋かけ甘いブドウをたのしみに」(豊岡市 あきひめさん)
    「袋掛「あまくなりや」と梨包む」(姫路市 みよこさん)
    「虫たちに味見させまい袋掛け」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「ふくろかけ中は見えねど匂い佳し」(茨木市 蒼龍さん)
    「熟し味願いを込めて袋掛け」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「甘くなれ家族総出の袋掛け」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「未熟実の成熟願う袋掛け」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「たわわなる房の耀き袋掛け」(加西市 えつこさん)
    「袋掛鳥さんごめんね食べちゃいや」(神戸市北区 マーブルさん)
    「ビワの実や大きくなれよと袋掛」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ふくろかけしようと思えどもう落果」(加古川市 ゲゲさん

    「溝さらえ手袋なぜかでてきたり」(姫路市 さくら草さん)
    「水鏡に弾け咲きたるハスの花」(守口市 守口のタヌキさん)
    「梅酒漬け祖母の解禁日の通り」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「給付金申請したけど早く来い」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「チュンチュンとツバメ我が家に居候」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「つるバラのフェンス伝うや花盛り」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「浴衣着てそぞろ歩きもほほ撫でる」(茨木市 蒼龍さん)
    「久しぶりランチ同期と冷麦に」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「もう一度鉢に戻すや大ミミズ」(交野市 星のブランコさん)
    「栽園の空豆初に会うビール」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「ランナーに元気をくれた青時雨」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    「マスクして夏空ながめビール飲む」(三田市 ひろちゃんさん)

    コメンテーター宮倉さんが選んだ句は、
    「袋掛け出荷する頃平穏に」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「田植えする笑顔の園児泥パック」(たつの市 悪魔の囁きさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「袋かけ実りの秋に思いはせ」(神戸市西区 かずひささん)
    「子守歌聴かせて包む袋掛け」(守口市 守口のタヌキさん)
    「袋掛見えぬ敵をり新コロナ」(三田市 インコ・ママさん)
    「りんご園摘果と併せ袋掛」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「梯子など使わず続けた袋掛け」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    「黒南風やあらすじ描けぬ今年夏」(三田市 インコ・ママさん)
    「丁寧に入れし新茶の香り立ち」(池田市 うさこさん)
    「庭のバラそっと浮かべて朝の風呂」(淡路市 お散歩おじさん)
    「ガクアジサイ児童迎えて嬉しそう」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「田植えあとコウノトリもやってきて」(豊岡市 あきひめさん)
    「雨戸あけ身震いひとつ苗代風」(姫路市 みよこさん)
    「葉桜や やっと入学1年生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    選ばれた方全員を特選句とさせて頂きました

    次回のお題は新樹」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年5月25日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月22日)

    5月22日のお題は鯖・螢」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「鯖酢のなどころ魚屋に酢じめ鯖」
    「関鯖の刺身といふを待つばかり」
    「ノルウェーの魚うましこの焼鯖も」 

    妙音新聞からは
    「焼きたての鯖は美味しや旬はなほ」(御所市 田岡眞知子さん)
    「螢狩ふわり掌の中点滅す」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「今以て生家に残る螢籠」(枚方市 上西晴子さん)
    「螢火か川瀬の草にあかりさす」(橋本市 平出恭子さん)
    「しめ鯖の一品つくり夜の厨」(御坊市 松本裕子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「沖すこし荒れたをるさまの鯖火かな

    「主婦若く大皿白く鯖青く」
    「撫で肩のさらりとすべり夏暖簾」
     
    「百枚の柿の葉摘まれまつり酢」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「コロナごもりのテイクアウトに鯖の寿司」
    「千里山ホタルブクロの散歩道

    あっきんの句は、
    「食べたいな生姜の効いた鯖きずし」
    「リズム良く箕面の蛍 動いてる」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「サバ読むも一つ二つで慎ましく」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「夕食の鯖の味噌煮や酒の友」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「鯖生ずしあてに呑む夫偲びつつ」(姫路市 みよこさん)
    「サバの日は早く帰宅のお父さん」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「釣りたての関サバさしみ芋焼酎」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「鯖寿司の誘惑に負け背中痒く」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「嘘少し足して仕上げる鯖みそ煮」(神戸市 みさきさん)
    「バスツアー鯖街道 友と行く」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「焼き鯖と ご飯があれば何杯も」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「いにしえの苦労偲んで鯖街道」(川西市 心はいつも青春さん)
    「懐かしい脂ののった鯖の味」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「ダイエットこんなに痩せたと鯖を読み」(淡路市 お散歩おじさん)
    「鯖の目は僕を見つめる嫁の目か」(大阪市 恋するサボテンちゃんさん)
    「羽田発つ焼き鯖すしを空弁に」(三田市 キロマルさん)

    「雨上がり空澄み渡り山笑う」(池田市 うさこさん)
    「バラ園の色もとりどり撮影会」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「薔薇アーチくぐる心は女王となり」(姫路市 みよこさん)
    「五月晴れ さえずり歩く小学生」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「薫風の気配を感じ深呼吸」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「夏場所もコロナに押され黒星に」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「緊急の事態も終わっても気をつける」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「代掻きやトラクター音 野に響き」(淡路市 お散歩おじさん)

    「二つ三つ蛍ふわりと草の陰」(池田市 うさこさん)
    「蛍狩り人工飼育 甦える」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「溝川に蛍が舞って子等騒ぐ」(姫路市 みよこさん)
    「月明り蛍飛び交う田んぼ道」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「追憶や暮れの清流 蛍狩り」(守口市 守口のタヌキさん)
    「ユニホーム出番が無くて淋しそう」(神戸市 みさきさん)
    「夜空舞う螢を見れば和やかに」(滋賀県草津市 滋賀のまー君さん)
    「歓声が はじけた空の甲子園」(川西市 心はいつも青春さん)
    「巣ごもりや火垂るの墓で涙して」(淡路市 お散歩おじさん)
    「蛍火は小惑星の変身か」(三田市 インコ・ママさん)
    「なにもない夏を照らすか螢籠」(大阪市 伝書鳩さん)
    「蛍火や われの心も てらすなり」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「ランチョンも蛍ぶくろに なりにけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「都会の子 歓声挙げるホタル狩り」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)

    ゲストの小笠原さんが選んだ句は、
    「シメ鯖で母の味付け思い出す」(茨木市 蒼龍さん)
    「蛍来いコロナの出口示してよ」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん) 
    「布マスク忘れた頃に来るのかな」(箕面市 箕面のとしジィさん)

    ゲストの中川さんが選んだ句は、
    「鯖寿司や ふるさと想い取り寄せる」(池田市 うさこさん)
    「蚊帳の中ホタル放した少年期」(平野区 気楽な隠居さん) 
    「雷でコロナ脅かし退散を」(茨木市 蒼龍さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「若狭より鯖街道の夏めいて」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「自粛中 鯖缶開けて食いつなぐ」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「抗体は有っても鯖のジンマシン」(交野市 星のブランコさん)
    「竹皮を剥ぐや肉厚 鯖の鮨」(三田市 インコ・ママさん)

    「蛍火や三密避けて点滅す」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「ホタル狩りコロナ収束 村おこし」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「乱舞する蛍にいるや下戸の友」(交野市 星のブランコさん)

    「生けようか切らずにおくか庭のバラ」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「断崖を削る瀑布に架かる虹」(守口市 守口のタヌキさん)
    「衣替え生徒のそばの立ち葵」(交野市 星のブランコさん)
    「初夏近しマスク素材も夏使用」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「潮風が川風となり鯖街道」(守口市 守口のタヌキさん) 
    「鯖ずしや味のきめては竹の皮」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「おみやげと そっとひらいた手にホタル」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「蛍火の闇を操る点と線」(三田市 キロマルさん)
    「久々に理髪終へたり初夏の風」(三田市 キロマルさん)

    でした。

    次回のお題は袋掛」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年5月18日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(5月15日)

    5月15日のお題は若葉」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「若葉風祈り続けることなほも」
    「若葉風メタセコイヤを痛ましく」
    「こんなとき句集に親しも若葉風」 

    妙音新聞からは
    「お写経の疲れ目癒やす庭若葉」(八尾市 淺井祥多さん)
    「世界中マスク捨てる日若葉風」(宇治市 古川正子さん)
    「薫風を入れて自粛の日々続く」(富山市 國見由利子さん)
    「地球丸ごと神にご加護を若葉雨」(練馬区 北星関子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「霧雨の菩提樹若葉沙羅若葉

    「心あての朴の果して咲くにあふ」
    「ほととぎす啼くと女人耳ざとく」
     
    「山どまりもてなしとしての罠の雉子」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「ロナ減り通天閣も若葉色」
    「はや夏日 汗とマスクの出前たち

    あっきんの句は、
    「チュンチュンと若葉で踊る小鳥たち」
    「給付金いつもらえるの水無月か」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「少し風 季節うつろう若葉かな」(川西市 心はいつも青春さん)
    「巣ごもりで若葉・お花に癒される」(豊岡市 あきひめさん)
    「若葉から柴雲の如く伸びる藤」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「キラキラと若葉にしずく写る顔」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「コロナばて若葉の色に癒されて」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「山の辺や光る若葉のもみじ揺れ(淡路市 お散歩おじさん)
    「リモートの実家の庭の若葉揺れ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「キラキラと若葉が光る遠い山」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「爽やかに風薫る初夏 若葉映え」(寝屋川市 苦楽健人さん)
    「草案に日覆いの新茶 香気たつ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「小鳥鳴く若草光るやハイキング」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「車のうしろ むかしはわかば今かれは」(尼崎市 よしかずさん)
    「コロナ去り若葉ともに新学期」(福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「若葉伸び葉陰の下で昼寝かな」(茨木市 蒼龍さん)
    「若葉萌え母は呟く大嫌い」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「自宅よる山の若葉に癒されし」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「早起きし若葉眺めて山歩き」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「動画にて若葉視ながらハイキング」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「一時のコーヒータイムや窓若葉」(姫路市 みよこさん)
    「若葉にはもえぎいろとかにぎやかだ」(大阪市東住吉区 ラビットさん)

    「さぁ始動じいちゃんはりきる田んぼ仕事」(豊岡市 あきひめさん)
    「藤棚の下でおにぎり老夫婦(池田市 うさこさん)
    「賑々し鳥が鳥呼ぶバードデー」(三田市 インコ・ママさん)
    「田を渡り小波起こす夏燕」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「バラ園の赤白ピンク目の保養」」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「自粛より日銭が欲しいパチンコ屋」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「コロナ渦 滅する孤高の夏の月」(守口市 守口のタヌキさん)
    「マンションの五階の角に鯉のぼり」(姫路市 みよこさん)
    「青柳 昼よる夜が似合ってる」(茨木市 蒼龍さん)
    「五月晴コロナ蔓延パットせず」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「遅霜に やられた薔薇に はさみ入れ」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    コメンテーターの小玉さんが選んだ句は、
    「りがとう言っても足りない母の愛」(大阪市平野区 気楽な隠居さん) 

    大森先生が選んだ句は、
    「コロナウィルスわざわい癒やす若葉かな」(大阪市西区 ちひろさん)
    「新しき命の鼓動 若葉映え」(池田市 うさこさん)
    「海風も山風もいま若葉風」(三田市 インコ・ママさん)
    「縦走の須磨アルプスや谷若葉」(三田市 キロマルさん)
    「早苗月 山は若葉に移ろいて」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「若葉寒 電気ストーブ出して来る」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「この時期は山の若葉を車窓から(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)

    「ようやくの初登校なり五月晴れ」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)
    「青空と雲をバックに山笑う」(淡路市 お散歩おじさん)
    「夕凪や一段落のコロナ戦」(三田市 キロマルさん)
    「貸し農園高さを競う豆の花」(交野市 星のブランコさん)
    「風吹けば大川泳ぐ鯉幟」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「母の日はラインで済ますどら息子」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「子らのため今年のサツキ押し花に」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「頬に風 若葉眺めて露天風呂」(大阪市平野区 気楽な隠居さん) 

    でした。

    次回のお題は鯖・螢」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。