涼しさを求めて登山を楽しむのに絶好の季節がやってきましたね。しかし、夏山だからと油断は禁物です!
実は毎年、中高年登山者を中心に転落・滑落や道迷い、転倒などの遭難事故が多発しています。
そこで、登山にお出かけの方は、次のような準備をしておきましょう。
①事故に遭わないよう入念な登山計画を立てましょう
目的地までの情報を確認して、しっかりした登山計画を立てましょう。
登山計画を立てたら、家庭や職場・学校、入山地の所轄警察署などに「登山計画書」を提出しておけば、いざという時の救助活動に役立ちます。
そして、山岳保険や傷害保険等に加入しましょう。
②経験豊富な人と一緒に登りましょう。
単独登山は、万が一遭難した時に、救援を求めるのが難しくなります。
必ず経験豊富な人と一緒に、計画を立てて出かけましょう。
③天気予報は、十分に確認しましょう。
注意報や警報などの気象情報が出ているときは、無理をせずに登山を中止する勇気を持ちましょう。
登山中も定期的に気象情報を確認するために、ラジオや携帯電話、スマホなどを持参しましょう。
④登山目的にあった装備を持参しましょう。
地図やガイドブック、コンパスやGPSなどの用具を積極的に活用してください。また熱中症などに備えて、水分も十分に摂取しておきましょう。
さらに今の時期、注意が必要なのが新型コロナウイルス対策です。
現地までの移動で公共交通機関を使う場合は、適切なマスクの着用を心がけましょう。
またアルコール消毒用品も持参しましょう。
登山中のマスクについては、熱中症予防のため、人との距離を保っていれば、常時着用する必要はありません。
登山道が混雑しているなど、その時の状況に応じてマスクを着用してください。
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