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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2025年11月30日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    SDG’s & 完全地元産のお土産はいかが?

    11月28日のゲストは、株式会社リンガーハット 京都工場の工場長である柴田一史さんにお越しいただきました。

    リンガーハットと言えば、長崎ちゃんぽんが有名ですが、実はもう一つ、ユニークな商品を手掛けているんです。

    それが餃子の皮を活用して作られたオリジナルかりんとうです。

    実はリンガーハットの京都工場では、餃子の皮が1日15キロも廃棄されてしまう課題がありました。そこで昨今のSDGsの視点から「何とか活用できないか」と試行錯誤した末に誕生したのが、この“餃子の皮かりんとう”です。

    当初はうどんにしてみるなど様々な挑戦をしたものの、硬すぎて断念。しかしかりんとうにしたことで一気にまとまり、商品化につながりました。サクサクと軽く、優しい甘さが特徴で、試食した出演者からも「お茶うけに最高」「甘ったるくない上品な味」と好評でした。

    さらに魅力的なのは、この商品が“オール京田辺”で制作されている点です。工場のある京田辺市は高級玉露の産地で、その玉露を使用。

    地元の「舞妓の茶本舗」が茶葉を選別し、パッケージ制作はご存じ!寺谷さんが社長を務める特集印刷のトービが担当。

    さらにパッケージデザインは同志社女子大学の学生が手がけ、地域の伝統舞である「彩と舞」や一休さんをモチーフにしたイラストが施されています。

    また、ふるさと納税の返礼品として採用されることが決定しており、京田辺市のホームページに12月中旬頃から掲載予定です。

    1万円の寄付で受け取れるとのことで、地域の新名物として注目が集まりそうです。加えて、リンガーハット京都工場の直売所でも販売予定で、週末にはキッチンカーでちゃんぽんを楽しむこともできるそうですよ。

    地域と企業、学生、伝統文化がひとつになって生まれた“オール京田辺”のかりんとう。SDGsの取り組みとしても、地域活性の新しい形としても、とても魅力ある商品だと感じました。発売開始が楽しみです。

  • 2025年11月29日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    和楽器の音色に合わせて東海道の旅を

    11月28日の「いろいろ万華鏡」では、三味線奏者の菊若啓州さん(前列右側)と、朗読ボランティアとして演奏を支える田原達夫さん(前列左側)にお越しいただきました。

    お二人は地域の教会などで童話や童謡などを和楽器と融合させた独自のの朗読会を続けています。

    菊若さんは全盲ですが、幼い頃から琴や三味線に触れ、長年にわたって独自の世界観を持つ奏者として活躍してきました。

    番組では、三味線の生演奏も披露いただきましたが、スタジオが一気に乙な雰囲気に包まれました。

    さらに番組では、菊若さんが取り組む大きな企画として、「東海道五十三次」をテーマにした全53曲の組曲を紹介しました。これは菊若さんの兄弟子である中村陽一さんが半世紀かけて作曲した大作で、亡き中村さんの思いを後世に届けるために、菊若さんが中心となって全曲演奏を実現させるという試みです。

    番組内では「日本橋」「京都」の2曲が紹介されましたが、伝統音楽でありながら現代的なアレンジが施された独特の響きが流れました。和楽器の響きに合わせて、版画家・安藤広重の宿場町の絵も投影されるとのことで、まさに江戸時代の旅を五感で体験するようなコンサートになりそうですね。

    この特別公演は、12月6日に兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホールで開催されます。当日券も用意されており、和楽器ファンはもちろん、歴史や美術に興味がある方にもおすすめですよ。

    和楽器に触れたことがない方でも、三味線の生音と旅情あふれる音楽世界に魅了されること間違いありません。ぜひ、会場でその迫力と温かさを体感してみてはいかがでしょうか。

  • 2025年11月28日(金) 06時46分 メッセージテーマ

    人類は麺類!

    本日のメッセージテーマは「好きな麺類」です。

    寺谷さんの好きな麵類は、さすが「カレーうどんアンバサダー」だけに、カレーうどん!

    で、あっきんは・・・〇ヤングの大盛!?

    みなさんのお好きな麺類を教えてください!

    メール:maido@jocr.jp

    番組 Instagramは、こちらです!

    寺谷一紀のまいど!まいど! 公式Instagram

  • 2025年11月23日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    映画「道草キッチン」をご紹介しました

    11月21日のゲストは、番組久々のご登場!映画監督の白羽弥仁さんにお越しいただきました。

    今回は最新作となる映画「道草キッチン」について、お話を伺いました。

    映画のタイトル「道草キッチン」には、人生の折り返し地点に立つ主人公が、少し立ち止まって生き方を見つめ直すという意味が込められているそうです。

    主人公は50歳で、奇しくも26年ぶりの主演となる女優の中江有里さんも、この映画のお話を頂いた時、ちょうど50歳だったそうです。

    物語は、そんな主人公が仕事も家庭もひと区切りつき、これまでの歩みを抱えながら、土地を変え、生活を変え、“道草”するように新たな日々に踏み出していくというもの。

    舞台は徳島県西部、吉野川市や板野町周辺など、観光地として名高いエリアではなく、どちらかといえば山間の静かな地域です。

    白羽監督がこの地を選んだ背景には、移住者の存在と、地域に根付くベトナム人コミュニティへの驚きがあったことだそうです。

    徳島県では近年ベトナム人の在住者が増え、その文化や料理が自然に暮らしの中に溶け込んでいるそうです。映画にもベトナム料理が重要なモチーフとして登場しているんですね。

    主演の中江さんが、劇中では歌声も披露している他、エンディングでは徳島出身のピアニスト石井卓さんがドビュッシーの「月の光」を奏でます。

    監督によると、地元の人々が何気なく見過ごしてきた風景が、スクリーンに映し出されることで「こんなに美しい場所だったのか」と気づいてくれることが大きな喜びなんだとか。

    ロケでは山道の険しさに苦労し、照明車が上がれない場所では監督自らカメラを担いで撮影したエピソードも話していただきました。

    監督曰く、この作品のテーマは二つ。「効率とスピードに追われる時代だからこそ、立ち止まっていい」「隣り合う文化と共に穏やかに生きる」。

    映画の公開は徳島をはじめ、京都・神戸・大阪、さらに東京・名古屋へと広がりつつあり、上映回によっては完売も続いているそうです。

    今回この映画「道草キッチン」の全国共通ペア鑑賞券プレゼントを2組分も頂きました!

    こちらも、どんどんご応募くださいね!

    映画「道草キッチン」公式サイト