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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2025年3月9日(日) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「全国山火事予防運動」について

    今年1月にアメリカ・ロサンゼルスで、大規模な山火事が発生して大きな被害をもたらしましたが、日本でも先月の後半から、岩手県の大船渡市などで、大規模な山火事が発生して、大きな被害が出ています。

    山火事は、その約7割が、冬から春(1月から5月)にかけて集中して発生しています。

    そこで消防庁では、毎年31日から7日まで「全国山火事予防運動」を実施しています。

    今年は

    ふるさとの 山を守ろう 火の手から

    という標語を掲げて、様々な啓発活動を実施します。

    ところで、なぜ、春に山火事が発生しやすいのか?

    山火事の原因で、もっとも多いのが

    「たき火の不始末」(全体の約3割)

    その仕組みは、行楽などで山に入る人が増える。→ 火の不始末が起こるという図式です。

    また、農作業などに伴う「枯れ草焼き」が、山林に飛び火するのも原因の一つとなっています。

    山火事を予防するため、次のことに注意しましょう。

    ・枯れ草など、燃えやすいものの近くで、たき火をしない。

    ・たき火から離れる時は、しっかりと火を消す。

    ・強風・乾燥時に、たき火や火入れをしない。

    ・火入れを行う際は、許可を必ず受ける。

    ・タバコの吸い殻を投げ捨てない。

    ・火遊びはしない。

    これからの季節、火の取り扱いには十分注意しましょう。