前回の「ツーと言えばカー!」では、夕暮れ時の事故防止対策についてお話をしました。
その中で、ご紹介しました「ヘッドライトを点灯させる」、今回はこのタイミングについて考えてみたいと思います。
夜間走行時にヘッドライトを点灯しない車はいませんが、ヘッドライトは夜間にだけ点灯すれば良いというものではありません。
ヘッドライトは「暗い場所を見る」ための安全装置ですが、「他者に自分を見てもらう」という役割もあります。
この「見てもらうためのライト点灯」は、交通事故を減らす効果があることが確認されていますが、意外と使っていないドライバーが多いようです。
夕暮れ時の早期のライト点灯や、トンネル内やアンダーパス等の暗い道路でのライト点灯は、そんなに難しいことではありませんから、ぜひ実践していただきたいですね。
車によっては、オートに設定しておけばトンネル内や夜間は自動的に点灯して、エンジンのオフと同時に消灯してくれる「オートライト機能」という便利な機能があります。
ただ、この機能は、車によってセンサーの感度がまちまちです。
JAFの調査では、欧州車や一部の国産車を除くと、かなり暗くならないとオートライト機能が働かないクルマが多いそうです。
なので、自分のクルマがオートライト機能を備えているのか?備えている場合、ライトが点灯するタイミングを把握しておくことが大事です。
もし、薄暮時から点灯しないようであれば、任意で点灯させないといけません。
少しでも事故のリスクを減らすためにも、意識してライトを点灯させる習慣をつけておきましょう。
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