「災害時帰宅支援ステーション」皆さんご存知ですか?
東日本大震災では、震源地から遠く離れた首都圏でも、交通インフラがマヒしたために、学校や職場から帰宅することが困難になる「帰宅困難者」が、約515万人も発生しました。(内閣府 2011年調査)
こうした帰宅困難者のために、水道水やトイレ、通行可能な道路などの情報を提供するのが「災害時帰宅支援ステーション」です。
現在、関西で事業を展開している、コンビニ事業者7社、外食事業者13社、その他のサービス事業者4社の協力のもと、約11,000箇所のお店が、支援ステーションになっています。
「災害時帰宅支援ステーション」の目印としては、お店の入り口などにこのようなステッカーが貼られています。
最寄りのコンビニやファミリーレストランなどをチェックしてみて下さい。
このようなサービスを利用するのはもちろんですが、帰宅困難者になってしまった場合に備えて、個人でも準備しておくことが大切です。
長い距離を通勤・通学している人は、スニーカーや栄養食、携帯ラジオや懐中電灯など「帰宅グッズ」を職場などに準備しておくと、いざという時に役立ちます。
また家族との安否確認の手段として、このコーナーでもご紹介しました「災害伝言ダイヤル『171』」の利用方法なども確認しておきましょう。
正しい情報としっかりとした準備で、帰宅困難を乗り越えましょう。
コーナー提供:
- まごころ歳時記(2月22日)
- 災害時帰宅支援ステーションを知ってますか?
- スタッドレスタイヤについて