一年で、一番、山火事が多い時期は、いつか? ご存知ですか?
実は山火事の約7割が、冬から春先(1月から5月)にかけて集中して発生しています。
平成19年から平成28年までの10年間で、兵庫県で発生した林野火災の発生件数は、768件と全国的にも多い状況です。
そこで消防庁では、毎年3月1日から7日まで「全国山火事予防運動」を実施しています。
今年は「小さな火 大きな森を 破壊する」という標語を掲げて、様々な啓発活動を実施します。
ところで、なぜ、春に山火事が発生しやすいのか?
山火事の原因で、もっとも多いのが「たき火の不始末」(全体の約3割)
その仕組みは、行楽などで、山に入る人が増える。→ 火の不始末が起こる という図式です。
また、農作業などに伴う「枯れ草焼き」が、山林に飛び火するのも原因の一つとなっています。
山火事を予防するため、次のことに注意しましょう。
・枯れ草など、燃えやすいものの近くで、たき火をしない。
・強風・乾燥時に、たき火や火入れをしない。
・たき火から離れる時は、しっかりと火を消す。
・タバコの吸い殻を投げ捨てない。
・火遊びはしない。
これからの季節、火の取り扱いには十分注意しましょう。
コーナー提供:
- まごころ歳時記(3月2日)
- 全国山火事予防運動について
- 「あおり運転」への対処法